Semiconductor Portal

セミコンポータルによる分析

» セミコンポータルによる分析

多様化するセミコンJ(II)〜MEMSプローブ、樹脂フレーム、簡易クリーンルーム

多様化するセミコンJ(II)〜MEMSプローブ、樹脂フレーム、簡易クリーンルーム

セミコンジャパン2010においても、半導体の高集積化や高機能化によってシステムのコストダウンを図るというチップユーザーの視点は変わらない。半導体メーカーが常に意識していることはコストダウンである。コストアップを避けるため、テスター分野でもスループットを上げるプローブカードや、450mmの薄いウェーハを支持する軽いフレーム、手軽に実験できるクリーンルームなどもデモされた。 [→続きを読む]

ダブルパターニング用エッチャー、高速テスターなど多様化するセミコンJ(I)

ダブルパターニング用エッチャー、高速テスターなど多様化するセミコンJ(I)

12月はじめ幕張で開かれたセミコンジャパン2010では、これまでの微細化一本槍からスループットの改善や新型クリーンルームなど、多様化する半導体プロセスを象徴するような展示品に大きな関心が集まった。出展社は昨年よりも減少し回復が遅れてはいるものの、微細化、大口径といったこれまでとの違いがはっきり見える。 [→続きを読む]

イマジネーション、2〜3年後のスマートフォンの姿を描くIPを続々発表

イマジネーション、2〜3年後のスマートフォンの姿を描くIPを続々発表

「組み込みシステムを差別化できる技術は、CPUではなくグラフィックスになる」。このように言い切るのは、英国のIPベンダー、イマジネーションテクノロジーズの社長兼CEOであるホセイン・ヤサイ氏。システムを差別化する技術はCPUやOSではなく、周辺回路でありソフトウエアであることは間違いないが、ここまで言い切るには将来の機器のイメージを持っているからだ。 [→続きを読む]

PoPこそベストソリューション、TSVの時代は当分来ない、テセラのPoP戦略

PoPこそベストソリューション、TSVの時代は当分来ない、テセラのPoP戦略

米テクノロジーライセンス会社のテセラは、今後もPoP(パッケージオンパッケージ)が携帯機器向けアプリケーションプロセサとメモリーの3次元実装パッケージの主流になるとし、そのための薄型化技術とフリップチップがしばらくは続くと見ている。TSVを使う3D実装は低コスト化のメドがいまだに見えず、主流にはなりえないだろうとし、PoPビジネスに注力している。 [→続きを読む]

2010年の半導体製造装置・材料市場は大きくリバウンド、11年は4%の伸び

2010年の半導体製造装置・材料市場は大きくリバウンド、11年は4%の伸び

2010年の半導体製造装置市場は大きくリバウンドしてきている。SEMIは、1年前は製造装置市場を53%増と見ていたが、今回は130%増と大幅に上方修正した。同様に半導体関連材料も1年前の15%増から24%増へと修正した。大きく伸ばした地域は、韓国の231%増、中国の248%増、台湾の130%増と2倍以上の伸びを示したこところである(図1)。 [→続きを読む]

WSTSの2010年半導体売り上げ見込みは32.7%成長の3004億ドル、11年もプラス

WSTSの2010年半導体売り上げ見込みは32.7%成長の3004億ドル、11年もプラス

WSTS(世界半導体市場統計)が2012年までの半導体売上高の予測を発表した。それによると、2010年は対前年比32.7%増の3004億ドルに達する見込みである。2011年は4.5%成長、2012年はさらに5.6%成長と緩やかな成長を継続するとみている。2012年には3315億ドルになると予測する。 [→続きを読む]

持続可能な社会の成長分野に向け、LSIを試作し問題点を把握するIMEC

持続可能な社会の成長分野に向け、LSIを試作し問題点を把握するIMEC

Luc van den Hove氏、ベルギーIMECのCEO ベルギーの研究開発機関IMECの将来に向けたメッセージは、「持続可能な社会を目指す」ことであり、それを実現する大きなテーマがスマートグリッドである。「この30年間、年率2%の割合でCO2排出量が増え続けてきている。持続可能な地球を実現するためにスマートグリッドは欠かせない」。CEOのリュック・バンデンホッフ氏はこう語った。 [→続きを読む]

アルバック、TSVコストを削減するターンキーソリューション装置を発売

アルバック、TSVコストを削減するターンキーソリューション装置を発売

アルバックが3次元実装技術であるTSV(through silicon via)プロセスを穴あけからメタル埋め込みまでターンキーで行う製造装置を開発、セミコンジャパンで発表する。ターンキーソリューションの最大のメリットは、リソグラフィとウェーハ薄型加工を除く工程の装置コストが4割も減ること。スループットも高くなるとしている。 [→続きを読む]

ザイリンクスがハイエンドのFPGA、Virtex-7HTで28Gbpsの伝送実験に成功

ザイリンクスがハイエンドのFPGA、Virtex-7HTで28Gbpsの伝送実験に成功

米ザイリンクスは、ハイエンドのFPGAであるVirtex-7 HTを使い、28Gbpsという、超高速のシリアルトランシーバの性能を実証した。1チップでこのような高速のシリアルトランシーバは、これからのインターネットのトラフィック増大に対応した、100〜400Gbpsのバックボーン通信システムを実現するために必要となる。 [→続きを読む]

<<前のページ 277 | 278 | 279 | 280 | 281 | 282 | 283 | 284 | 285 | 286 次のページ »