2014年3月 6日
|技術分析(製造・検査装置)
測定器の世界でも半導体ICと同様、多機能化が進んでいる。オシロスコープとスペクトラムアナライザを搭載した測定器はこれまでもあるが、Tektronixはこれらに加えロジックアナライザと任意波形のファンクションジェネレータ、プロトコルアナライザ、DVM(デジタル電圧計)の機能を搭載した測定器MDO3000シリーズを発売した。Agilent Technologiesはジッター印加、ディエンファシス、妨害信号源、クロック逓倍器、CDR、イコライザなどを搭載したビット誤り率測定器M8000シリーズを発売した。
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2014年3月 4日
|産業分析
国内ファブレス半導体ベンチャーの草分けであるザインエレクトロニクスが、Qualcomm Inc.の子会社であるQualcomm Technologies, Inc.に対して、V-by-One®HS技術をライセンスした、というニュースリリースが3月3日に流れた。その途端、ザインの株価は大きく上昇、すぐにストップ高で取引停止となった。
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2014年3月 3日
|各月のトップ5
2月にもっともよく読まれた記事は、「パナソニック、半導体事業を完全子会社化」であった。この話は、2月4日の夕方、パナソニックが2013年度第3四半期の決算報告会を開いた折に半導体事業についてプレスリリースと共に発表したもの。新聞はこの話題を取り上げなかったが、半導体事業が中心のセミコンポータルだけが取り上げた形になった。
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2014年3月 3日
|週間ニュース分析
先週は、モバイル通信業者(キャリヤあるいはオペレータとも呼ぶ)のための展示・講演会であるMWC(Mobile World Congress)(図1)が開かれ、相変わらずスマートフォンなどのモバイル端末の報道ばかりが目についた。一方で、日本のモデム半導体開発共同会社アクセスネットワークテクノロジ(ANT)が解散するというニュースが対照的だった。
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2014年2月28日
|市場分析
半導体メーカーの中で、どこが最も研究開発費を使っているか、というトップテンランキングを、調査会社のIC Insightsが発表した。これによると、1位はやはりIntelだが、日本も大手2社が入っている。
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2014年2月27日
|産業分析
「医療機器技術、加速器、半導体デバイス、とヘルスケア事業に必要なすべての技術を持っているのが東芝の強み」。東芝の代表執行役社長の田中久雄氏はこう述べ、ヘルスケア事業の中期計画を発表した。 (1)診断・治療、(2)予後・介護、(3)予防、(4)健康増進の分野からなるヘルスケア事業を2015年度に6000億円、2020年度1兆円に成長させると述べた。
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2014年2月25日
|産業分析
TSMCの試作ロットを流している時に、ASMLのEUVリソグラフィ装置が故障するというトラブルが発生した。この装置は、最初の量産機であるEUVスキャナーNXE:3300B。提携メディアのSemiconductor Engineeringがレポートする。
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2014年2月25日
|市場分析
2014年1月における日本製半導体製造装置の受注額は1004億1800万円、その販売額が916億7500万円となり、販売額に対する受注額の比であるB/Bレシオは1.10となった。ただ、B/Bレシオが2013年10月をピークに下降線を辿っていることは要注意であろう。
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2014年2月24日
|週間ニュース分析
2013年の半導体市場はDRAMやフラッシュなどのメモリがけん引したが、メモリの需給が緩み始めている。また、クルマ向けのカーエレクトロニクスは依然として活発であり、ルネサスが28nmのフラッシュメモリIPを開発した。欧州での超小型EV(電気自動車)の実験にはトヨタが参加し、ホンダが参加を目指す。
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2014年2月21日
|技術分析(半導体製品)
Spansionが最大333MB/sと高速のデータレートで読み出せる新しいメモリインタフェースバスHyperBusを提案、このインタフェースを組み込んだ高速のNORフラッシュ製品HyperFlashの第1弾をリリースした。ピン数はわずか12ピンで読み出せるため、省スペースのクルマなどに向く。
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