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セミコンポータルによる分析

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世界を駆け巡ったNXPとFreescaleの合併劇、ルネサスに大きな脅威

世界を駆け巡ったNXPとFreescaleの合併劇、ルネサスに大きな脅威

米国時間3月2日、世界の半導体業界は、オランダのNXP Semiconductorsが米国のFreescale Semiconductorを吸収・合併すると発表したことに驚いた。日本では新聞よりも早く、EE Times Japanが同日そのニュースを翻訳・掲載した。新聞では日本経済新聞が3日夕刊に短く「オランダ半導体NXP、米同業を2兆円で買収」と掲載したのが最も早かった。 [→続きを読む]

キーサイトの新型1/fノイズ測定器、IoTのセンサ、ジッタの評価にも

キーサイトの新型1/fノイズ測定器、IoTのセンサ、ジッタの評価にも

「1/fノイズを測りたい」と思うエンジニアに福音。Agilent Technologiesから測定器部門が独立したKeysight Technologiesの日本法人、キーサイト・テクノロジーは、低周波雑音が極めて低い1/f測定器を開発した。1/fノイズの観測できる周波数が20Hz以下と低く、ホワイトノイズが占めるノイズフロアも従来の-177dB2/Hzから-183dB2/Hzと下がった。 [→続きを読む]

2月に最もよく読まれた記事はNANDフラッシュの勢力図変化

2月に最もよく読まれた記事はNANDフラッシュの勢力図変化

2015年2月に最もよく読まれた記事は、「NANDフラッシュ、大手トップ3社を下位3社が追いかける」であった。NANDフラッシュは長年、1位Samsung、2位東芝、3位San Disk、4位Micron、5位SK Hynix、6位Intelという順位であった。上位3社は前年比ややマイナス成長だが、下位3社は2桁成長という勢いである。 [→続きを読む]

EUVリソが量産に向け進歩、TSMCが1000枚/日、ギガフォトン140W

EUVリソが量産に向け進歩、TSMCが1000枚/日、ギガフォトン140W

EUVが着実に進歩している。台湾のTSMCがASMLのNXE:3300B EUVリソグラフィ装置を使って、1日に1000枚以上、露光できたことを、オランダのASMLが発表した。また日本のギガフォトン(小松製作所の100%子会社)は半導体量産レベルに近い140W、デューティ比50%で連続運転を達成したと発表した。 [→続きを読む]

まさか、クロストークで結合させる無線通信技術で6Gbpsを実証

まさか、クロストークで結合させる無線通信技術で6Gbpsを実証

電磁界結合、磁界共鳴、キャパシタンス結合などでチップ同士やワイヤレス給電などの技術がこれまであったが、まさかと思えるクロストーク結合によるワイヤレス技術が登場した(図1)。慶應大学の黒田忠広教授が提案、ISSCC(International Solid-State Circuits Conference)2015でその有効性を明らかにした。 [→続きを読む]

16nm FinFETプロセスのFPGAを量産へ

16nm FinFETプロセスのFPGAを量産へ

16nm FinFETプロセスがいよいよFPGAを手始めに量産が始まる。昨年出荷されたIntelの新しいプロセッサ「Broadwell」にも14nm FinFETプロセスが使われたが、生産工場がパイロット生産工場であり、量産工場ではなかった。このほどXilinxが出荷する16nm FinFETプロセスのUltraScale+ファミリ(図1)が量産チップといえそうだ。 [→続きを読む]

2017年、半導体の年間出荷量は1兆個へ

2017年、半導体の年間出荷量は1兆個へ

半導体デバイスの出荷量が2017年には1兆個を超えそうだ。このような予測をIC Insightsが発表した。1978年の326億個が2017年には1兆245億個に増加すると予測している。この39年間での平均出荷数量は9.2%で成長していることになる。 [→続きを読む]

日本製半導体製造装置は好調を維持

日本製半導体製造装置は好調を維持

日本製半導体製造装置が相変わらず好調だ。日本半導体製造装置協会(SEAJ)によると、2015年1月における受注額は3ヵ月の移動平均で1205億9000万円、販売額は同956億9000万円、B/Bレシオは同1.26となった。このところ半導体製造装置は安定に推移している(図1)。 [→続きを読む]

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