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セミコンポータルによる分析

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ルネサス、企業買収も視野に入れた攻めのギアチェンジへ

ルネサス、企業買収も視野に入れた攻めのギアチェンジへ

ルネサスエレクトロニクスは、9四半期連続営業利益を挙げており、直近では4四半期連続2桁の営業利益率(売上額に対する営業利益の割合)を確保、さらに2015年3月末時点でのフリーキャッシュフローは901億円の過去最高となった。2015年度通期の純利益も824億円となり、リストラは一段落したという結果を示した。 [→続きを読む]

Infineon、使いやすさ重視でIGBTモジュール事業を強化

Infineon、使いやすさ重視でIGBTモジュール事業を強化

Infineon TechnologiesがIGBTパワーモジュールビジネスに力を入れている。産業機械や鉄道車両、風力発電など大電力向けのモジュール(図1)を開発したことに加え、ハイブリッドカー(HEV)や電気自動車(EV)向けのHybridPACK Drive(図2)を開発中である。いずれも従来よりも大きな電力を扱え、寄生インダクタンスを下げたことで安定なスイッチングをサポートする。 [→続きを読む]

SanDisk、書込みレイテンシ15µsと高速のフラッシュストレージを出荷へ

SanDisk、書込みレイテンシ15µsと高速のフラッシュストレージを出荷へ

書込みレイテンシが15µs、とストレージ装置としては3ケタ高速のフラッシュストレージ製品(図1)をSanDiskが6月1日から出荷する。これまでの10〜20msというSSDと100nsというDRAMメモリとの間(メモリギャップ)を埋めることができる上、ストレージそのものの速度を底上げすることになりそうだ。 [→続きを読む]

第1四半期の世界半導体は6%成長、今後を占う

第1四半期の世界半導体は6%成長、今後を占う

2015年第1四半期における世界半導体市場は前年同期比6%増の831億ドルに達したと米SIA(半導体工業会)が発表した。この数字はもちろん、史上最高値になる。前年同期の半導体市場は、史上最高だったから、今年も成長していることになる。今後はどうか。 [→続きを読む]

半導体商社マクニカ、個人モノづくりビジネスに参入

半導体商社マクニカ、個人モノづくりビジネスに参入

3次元CADや3次元プリンタなどの普及が進み、個人がモノづくりで起業を支援し、趣味を追求できる環境が整いつつある。米国では、ガレージ起業を支援するMaker Faireなどの団体が現れている。国内でも同様のイベントが開催された。個人モノづくり市場を狙った支援システムを半導体商社のマクニカが立ち上げた。 [→続きを読む]

ASMLのEUV量産機、いよいよ始動へ

ASMLのEUV量産機、いよいよ始動へ

オランダASML社のEUV(Extreme Ultra-Violet)装置がいよいよ量産段階に入った。米国のある顧客に15台のEUV装置を納入すると発表した。加えて、2015年第1四半期決算報告において、EUVの短期的な計画について発表している。ASMLの決算報告書からEUV計画を読み取る。 [→続きを読む]

東京エレクトロンとAppliedの統合解消でもしぶとい株価

東京エレクトロンとAppliedの統合解消でもしぶとい株価

4月末の週のビッグニュースは、東京エレクトロンとApplied Materialsとの統合が解消されることだった。本ウェブでは、「AppliedとTELとの統合計画ご破算を分析する」と、「『TELの社員は素晴らしい、今後も共同可能』Applied MaterialsのCEO」の2本を掲載したが、皮肉にも4月に最もよく読まれた記事は、TEL東会長の統合の意義に関するものだった。 [→続きを読む]

4月に最もよく読まれた記事はTEL東会長の統合の意義

4月に最もよく読まれた記事はTEL東会長の統合の意義

2015年4月1〜30日で最もよく読まれた記事は、「東京エレクトロンの東会長、統合の意義を語る」であった。これは、フラットパネルの展示会ファインテックジャパンでの同氏の講演をもとに記事を起こしたもの。残念ながら破談になったが、Applied Materialsとの統合に向けて東会長の熱意が感じられた。 [→続きを読む]

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