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長見晃の海外トピックス

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技術の優位性を世界に出て訴えるモチベーション醸成が急務

技術の優位性を世界に出て訴えるモチベーション醸成が急務

アジアはじめ新興経済圏の熱気が、世界的な市場の鈍化基調が増すなか依然続いており、その覇権を競う闘いの様相が最近富に伝えられている感じ方がある。一方、最近、モバイル技術、先端リソ技術を巡る知的所有権の係争が、最大手プレーヤーが入り混じる格好で激しさを増してきている。我々、我が国もこのような競争に打ち勝つよう、主として国内大手プレーヤーはじめ連携に成る技術の優位性を世界に働きかけていくことの重みがますます増してきている現状と思う。 [→続きを読む]

新たな雇用、経済基盤を作り出すのが最優先、半導体も然り

新たな雇用、経済基盤を作り出すのが最優先、半導体も然り

G20、APECと世界の首脳が集まる場、伴なって各国間の会談が連日のように報じられている。政治と経済、ビジネスがますます密接で切り離せない現状が映し出されており、各国国内では雇用を増やして経済基盤を安定させることがいずこも喫緊の課題である。半導体業界も、最先端を切り開いて新しい市場分野そして伴なうjobを各国で増やしていく、という"協調と競争"のフェーズを感じている。 [→続きを読む]

$300B突破の2010年半導体販売高見通し、はてさて2011年は?

$300B突破の2010年半導体販売高見通し、はてさて2011年は?

米SIAからグローバル半導体販売高について、恒例の月次発表に続いてこれも恒例の年次予測が発表されている。本年、2010年は$300.5Bと、史上最高を更新するとともに、$300Bの大台突破という節目達成となりそうである。 もっと何年か早くやってくるという予測が10年くらい前から出回っていた感じがあるが、経済危機の後の新興経済圏の急激な盛り返しを受けた今回は本物か、そしてその大台を超えた後の来年、2011年は如何?、早くもいくつかの見方が出回っている。 [→続きを読む]

世界最高速、半導体fab、・・、事欠かない中国関係の話題

世界最高速、半導体fab、・・、事欠かない中国関係の話題

中国との政治的関係あれこれ、連日の報道を賑わせているが、政治に限ったことではなく、経済面は勿論、半導体関係においても中国をとりまく話題に事欠かない日々となっている。政治では、会談では取りつく島がなく懇談というコンタクトになっているが、様々なパワー、民族の13億人を指揮する大変さが伝わってくる。半導体関係でも、中国関係の話題、実態をさらに把握して、相互交流・理解につなげるべき新たな段階を感じるところがある。 [→続きを読む]

科学技術の土台強化の一方、材料資源確保に向けた攻防

科学技術の土台強化の一方、材料資源確保に向けた攻防

ここ数年、新興経済圏が急速に伸びる一方で、先進経済圏の国・地域では産業競争力の一層の基盤強化が求められ、そのために今後に向けて最先端および新分野を切り開く科学技術力を高めようというイニシアティブ活動が米国をはじめとして展開されている。ここにきて、レアアース、生物資源など将来を支える材料資源を巡って、グローバルな話し合い、攻防が相次いでおり、半導体・デバイス業界を見る目から関連する動きを追ってみる。 [→続きを読む]

consumer electronics市場に向けてあの手この手

consumer electronics市場に向けてあの手この手

幕張でのCEATECに続いてこの時期、韓国はじめ各地での趣向を凝らした展示会風景および情報が伝えられてくる。半導体・デバイス市場で見ても、個人消費者市場の比率が一段と高まっていくなか、consumer electronics分野に向けた対応一色の雰囲気を幕張にてこの目で感じたが、今や現地に出かけなくてもその気分に十分になれるインターネット情報が満載であり、グローバルにもその雰囲気を確認できる風情となっている。 [→続きを読む]

6ヶ月連続増の一方の先行き下方修正、見極め要する市場

6ヶ月連続増の一方の先行き下方修正、見極め要する市場

米SIAから発表された8月の世界半導体販売高は、6ヶ月連続の前月比増加となり、1-8月の累計販売高が$194.6 billionと$200 billionに迫っている。 昨年は$220 billion台の年間販売高であったから、今年は30%前後の伸び率が予想されているのも肯ける話ではある。一方、PC市場など先行き懸念があるとともに、世界の政治、経済情勢が一段と波乱要素を高めてきており、警戒感度を上げるべき様相の継続を受け止めている。 [→続きを読む]

頂上の気配が見える半導体市場、今後のお天気模様に敏感に

頂上の気配が見える半導体市場、今後のお天気模様に敏感に

上昇基調一途できていた半導体市場の一服感が広がっているなか、今が頂上という見方のデータが現れている。先行きの低下を示す兆候もいくつか表わされているが、たとえそうなっても不況と呼ぶほどの落ち込みにはならず、すぐさま上向きになるという見方が多いようである。来年、2011年は一桁の低めのプラスの伸びというのが現時点の大勢となっているが、なにしろグローバルな経済情勢に引き続き注目である。 [→続きを読む]

劇的な回復の流れから、クールダウン、小康状態の市場

劇的な回復の流れから、クールダウン、小康状態の市場

昨年第一四半期、1-3月の底の底との比較数値に見慣れてしまうのは致し方ないが、今年前半の半導体、デバイス市場の伸びは、予測の節目ごとに上方修正されてきている。ここにきてやはり理性的な落ち着きを取り戻してきているということかもしれないが、一服感のある市場の空気、見方が支配的になっている。現下の政治問題に振り回される影響を合わせて、それこそさらに理性的に考えていく必要があると思う。 [→続きを読む]

市場警戒、コスト懸念が渦巻くなか、融合、拡大を図る動き

市場警戒、コスト懸念が渦巻くなか、融合、拡大を図る動き

半導体市場の鈍化の兆しが鮮明になってきており、特に台湾における後工程業界での動きにその様相が表われてきている。このようなときこそということか、分野の融合による、具体的には買収、連携による市場拡大を図る動きが随所に見られ、今後の展開に注目している。Abu Dhabiでの半導体fab建設という見出しも出てきて、グローバルなエレクトロニクス市場の拡大の方向性にも大いに注目するところである。 [→続きを読む]

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