三次元IC & 実装に向けた新たな連携・スタンス・取り組み

技術面、性能面、投資面など様々な限界が取り沙汰される二次元、平面での微細化に対して、ここ数年、我が国はじめ各国・地域での三次元、縦方向での半導体微細化を図る取り組みが、業界・各社からコンソーシアム結成、学会発表、具体的な製品発表などいろいろな形で行われてきている。最先端半導体技術の粋を競う発表の機会が続くこの時期、タイミングということか、またぞろ関連する動きが集中して飛び交っている。 [→続きを読む]
技術面、性能面、投資面など様々な限界が取り沙汰される二次元、平面での微細化に対して、ここ数年、我が国はじめ各国・地域での三次元、縦方向での半導体微細化を図る取り組みが、業界・各社からコンソーシアム結成、学会発表、具体的な製品発表などいろいろな形で行われてきている。最先端半導体技術の粋を競う発表の機会が続くこの時期、タイミングということか、またぞろ関連する動きが集中して飛び交っている。 [→続きを読む]
7ヶ月連続の前月比増加を示していたグローバル半導体販売高が、10月は9月と横這いになった、と米国SIAから恒例の月次発表である。市場の鈍化気分は今年後半になって各方面から言われてきているが、なにしろ爆発的な拡大ポテンシャルを秘めた中国はじめ新興経済圏が牽引する現状であり、なかなか精度良く読めないところがある。注意深いデータ、市況模様眺めの必要性が引き続く状況を受け止めている。 [→続きを読む]
感謝祭(Thanksgiving Day)のリラックス気分を一挙に吹き飛ばしてしまう朝鮮半島での緊張の事態である。関係の国々それぞれ節目となる2012年に向けた動きが起こってくるかと思うが、半導体・デバイス業界については、健全な"グローバルな協調と競争"路線を揺るぎなく歩んでいかなければ、と余計に感じてくる。年末年始の恒例の関係国際会議の前触れが、一層豊かで便利な将来に貢献しそうな先端技術の新たな発案の数々を提示しているのは、尚更に救いを感じさせるところがある。 [→続きを読む]
アジアはじめ新興経済圏の熱気が、世界的な市場の鈍化基調が増すなか依然続いており、その覇権を競う闘いの様相が最近富に伝えられている感じ方がある。一方、最近、モバイル技術、先端リソ技術を巡る知的所有権の係争が、最大手プレーヤーが入り混じる格好で激しさを増してきている。我々、我が国もこのような競争に打ち勝つよう、主として国内大手プレーヤーはじめ連携に成る技術の優位性を世界に働きかけていくことの重みがますます増してきている現状と思う。 [→続きを読む]
G20、APECと世界の首脳が集まる場、伴なって各国間の会談が連日のように報じられている。政治と経済、ビジネスがますます密接で切り離せない現状が映し出されており、各国国内では雇用を増やして経済基盤を安定させることがいずこも喫緊の課題である。半導体業界も、最先端を切り開いて新しい市場分野そして伴なうjobを各国で増やしていく、という"協調と競争"のフェーズを感じている。 [→続きを読む]
米SIAからグローバル半導体販売高について、恒例の月次発表に続いてこれも恒例の年次予測が発表されている。本年、2010年は$300.5Bと、史上最高を更新するとともに、$300Bの大台突破という節目達成となりそうである。 もっと何年か早くやってくるという予測が10年くらい前から出回っていた感じがあるが、経済危機の後の新興経済圏の急激な盛り返しを受けた今回は本物か、そしてその大台を超えた後の来年、2011年は如何?、早くもいくつかの見方が出回っている。 [→続きを読む]
中国との政治的関係あれこれ、連日の報道を賑わせているが、政治に限ったことではなく、経済面は勿論、半導体関係においても中国をとりまく話題に事欠かない日々となっている。政治では、会談では取りつく島がなく懇談というコンタクトになっているが、様々なパワー、民族の13億人を指揮する大変さが伝わってくる。半導体関係でも、中国関係の話題、実態をさらに把握して、相互交流・理解につなげるべき新たな段階を感じるところがある。 [→続きを読む]
ここ数年、新興経済圏が急速に伸びる一方で、先進経済圏の国・地域では産業競争力の一層の基盤強化が求められ、そのために今後に向けて最先端および新分野を切り開く科学技術力を高めようというイニシアティブ活動が米国をはじめとして展開されている。ここにきて、レアアース、生物資源など将来を支える材料資源を巡って、グローバルな話し合い、攻防が相次いでおり、半導体・デバイス業界を見る目から関連する動きを追ってみる。 [→続きを読む]
幕張でのCEATECに続いてこの時期、韓国はじめ各地での趣向を凝らした展示会風景および情報が伝えられてくる。半導体・デバイス市場で見ても、個人消費者市場の比率が一段と高まっていくなか、consumer electronics分野に向けた対応一色の雰囲気を幕張にてこの目で感じたが、今や現地に出かけなくてもその気分に十分になれるインターネット情報が満載であり、グローバルにもその雰囲気を確認できる風情となっている。 [→続きを読む]
米SIAから発表された8月の世界半導体販売高は、6ヶ月連続の前月比増加となり、1-8月の累計販売高が$194.6 billionと$200 billionに迫っている。 昨年は$220 billion台の年間販売高であったから、今年は30%前後の伸び率が予想されているのも肯ける話ではある。一方、PC市場など先行き懸念があるとともに、世界の政治、経済情勢が一段と波乱要素を高めてきており、警戒感度を上げるべき様相の継続を受け止めている。 [→続きを読む]
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