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長見晃の海外トピックス

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猛暑渦中の半導体市場/市場実態PickUp/グローバル雑学王−107

猛暑渦中の半導体市場/市場実態PickUp/グローバル雑学王−107

我が国で梅雨明けの猛暑日が続く中、世界各地でやはり記録的な猛暑が伝えられているが、煽り合いの相乗効果があるのか、半導体市場も非常に熱い活況を呈しており、"史上最高"の表現があちこち舞い踊っている感がある。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「異例に不確か」と発言しているように、新興経済圏の爆発的な需要が引っ張る現状は、"真夏の夜の夢"で通り過ぎないよう冷静な見方、対応が求められる情勢に映る。 [→続きを読む]

読みにくい市場現状/市場実態PickUp/グローバル雑学王−106

読みにくい市場現状/市場実態PickUp/グローバル雑学王−106

半導体市場の活況が、一般紙経済面を賑わせている。新興国の需要およびスマートフォン(多機能携帯電話)が大きく引っ張っている、としているが、その凄まじさを反映しているということか、市場関係者の予想がなかなか当たらない現状のようである。インテル社の直近四半期の業績発表、日産自動車の生産ラインが停止する事態が、それを特に感じさせている。 [→続きを読む]

5月の世界半導体販売高/Grove氏記事/グローバル雑学王−105

5月の世界半導体販売高/Grove氏記事/グローバル雑学王−105

米SIAから発表の5月世界半導体販売高は、このところの勢いを維持して単月の最高を更新し、今年年間で$300 billionの大台に近づいていくペースとなっている様相である。昨年後半より経済不況からだんだんと盛り返してきており、前年比の数値で見るとこれから先の伸びで回復の真骨頂が問われていく、ということと思う。今回のいつもの≪市場実態PickUp≫のコーナーは、前Intel chief、Andy Grove氏の記事に絞って注目している。 [→続きを読む]

中国の経済激動と論調/市場実態PickUp/グローバル雑学王−104

中国の経済激動と論調/市場実態PickUp/グローバル雑学王−104

先進圏から中国はじめ新興圏への経済シフトがどこまで進むのか、半導体はグローバルであり影響は軽微との声があるが、やはり気になるところである。中国を巡る経済の大きな動きと中国の中での論調に注目しているが、ここ半世紀以上にわたってアジア圏の経済を引っ張ってきている我が国が辿った足跡との照らし合わせを特に強く感じている。 [→続きを読む]

市場拡大および先行への備え/市場実態PickUp/グローバル雑学王−103

市場拡大および先行への備え/市場実態PickUp/グローバル雑学王−103

世界経済の成長拡大の維持に向けて、G8、G20という世界の国・地域の代表会合が頻度を増して開かれている感がある。先進国から新興国への経済シフトがますます度を増すなか、バランスをとり直す様々な課題、問題に即時立ち向かわなければならない現時点ということと思う。半導体・デバイスの世界でも呼応して、市場拡大が引き続くよう先手の対策が生産面、技術面で打たれてきているという受け止めである。 [→続きを読む]

世界方々見据える目/市場実態PickUp/グローバル雑学王−102

世界方々見据える目/市場実態PickUp/グローバル雑学王−102

米SIAの2010年中期予測が発表されたばかりであるが、引き続いて2014年までに米国からの半導体輸出を倍増するという、元気のよい意欲的なSIAから米国商務省宛てのレポートが公表されている。中国では、非常に活況の貿易輸出に対し今後に向けて内容の質の向上を図らなければ長続きしない、という問題提起がなされている。世界の動きを見つめて、半導体はじめ我が国の見遣る方如何を改めて確認する必要があると思う。 [→続きを読む]

2010年央中期予測/市場実態PickUp/グローバル雑学王−101

2010年央中期予測/市場実態PickUp/グローバル雑学王−101

前回の月次販売高に続いて、米SIAから世界半導体市場のmid-year予測(年央中期予測)が発表されている。調査会社からもいくつか来年以降にかけた予測データが同時に示されているが、新興市場が牽引する2010年の販売高は約30%戻して$300 Billionの大台に迫る史上最高を見込んでいる。今年の伸びを大幅に上方修正する一方で、来年、2011年については需給、価格動向などの懸念からぐっと抑えた見方となっている。 [→続きを読む]

4月の世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−100

4月の世界半導体販売高/市場実態PickUp/グローバル雑学王−100

新興市場の伸びが引っ張って、世界半導体市場の急激な戻し基調が続いている。米SIAから発表された4月の世界半導体販売高は、前月比2.2%増、前年同月比50.4%増となっており、前月、3月のそれぞれ4.6%増、58.3%増と比べると増加率は鈍化している。昨年の第一四半期が販売高の底であったということと、高い水準の回復基調が続いていることを物語っている。近々リリース予定の米SIAからのmid-year予測にも注目ということと思う。 [→続きを読む]

最近どこでも出る話題/市場実態PickUp/グローバル雑学王−99

最近どこでも出る話題/市場実態PickUp/グローバル雑学王−99

テレビの全国放送、一般番組で我々の業界、すなわち半導体、エレクトロニクス関係の話題を目にすることが増えてきている感じがある。半導体の応用範囲がほとんどの産業をカバーするとともに、個人消費者向け市場の規模、比率がグローバルに急拡大していることを、ここでも肌身に実感している。 我が国の技術の先進性、優位性というものを、もっと一般に幅広く浸透させて支持、共感を拡げることの重要性を感じている。 [→続きを読む]

新分野開拓への動き/市場実態PickUp/グローバル雑学王−98

新分野開拓への動き/市場実態PickUp/グローバル雑学王−98

自動車、電機大手各社の成長が見込める「新興国」と「環境」に重点投資する方針が伝えられている(5月22日付け 日経 電子版)。また、テレビとパソコンが融合する進化、新しいコンセプトのパソコン、小型端末と、新分野開拓に向けて、各社あるいは連携して取り組む動きが世界方々で見られる。それぞれの飽くなき挑戦に注目である。 [→続きを読む]

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