2026年4月27日
|長見晃の海外トピックス
AI最高潮が引き続き、株式市場もAI一点集中の様相、半導体市場予測も大幅に引き上げが見られるなど、日々激動の感じ方である。そのような中、2点に注目、まずは、イーロン・マスク氏のTeraFab構想が打ち上げられているが、当面は最先端微細化をリードするTSMCの動きへの注目である。恒例の同社技術シンポジウムにて、AI向けチップ技術ロードマップおよび1.3-nmの取り組みが盛り込まれている。次に、AppleのCEOの9月交代の発表である。サプライチェーンの天才、ティム・クック氏から、自社開発シリコンを製品に導入する先駆者として知られるジョン・ターナス氏へ、などあらわされているが、AIブームの中での飛躍のあり様への注目である。
[→続きを読む]
2026年4月20日
|長見晃の海外トピックス
かつてのMooreの法則の進展からPost Mooreと言われるようになった半導体の世界の最先端の展開が、AI(人工知能)インパクトでさらに煽られそうな様相を感じるこの頃である。現下の取り組みからの注目、まずは2-nm市場も制覇を目指して先行するTSMCに対して、追い込みを図っているSamsungの現状の対比があらわされている。次に、イーロン・マスク氏のTeraFabであるが、AI5ハードウェアの初期サンプルが公開されるとともに、サプライヤに対し、"光の速度"の対応をと発破をかけるマスク氏。それに対して、近道はないとTSMCトップの反応が見られている。そして、三次元&重ね合わせの展開を図る先端実装および後工程関連の内容を取り出している。
[→続きを読む]
2026年4月13日
|長見晃の海外トピックス
インテルの取り組み3点に注目の今週である。まずは、電気自動車、宇宙を手がけるElon Musk氏のAI半導体製造プロジェクト、TeraFabへの参加であり、Austin, Texasに製造工場を建設し、インテルのプロセス技術を活用し、2-nmチップ製造も計画されているとのこと。次に、インテルの先端実装技術&製造の供給であり、GoogleおよびAmazonとの契約交渉が進められている。EMIBおよびFoveros技術を拡張して、売上げ拡大を図ろうとしている。
そして、インテルの長年にわたる新技術&新製品の打ち上げの最新版の受け止めである。Nova LakeおよびSerpent Lakeと今後のCPUsの片鱗があらわされるとともに、世界最薄のGaNチップレット技術が打ち上げられている。
[→続きを読む]
2026年4月 6日
|長見晃の海外トピックス
米国半導体工業会(SIA)より2月の世界半導体販売高が今週末の締めに発表され、$88.8 billionで、前年比61.8%増、前月比7.6%増と大幅な増加である。ここ5ヶ月で$70 billion台に入っての駆け上がりであり、今回は$90 billionに迫っている。AIブームが引っ張る増勢を、引き続き感じさせている。もう1つ、我が国における半導体業界関連のいろいろ相次ぐ動きである。国内のパワー半導体再編の動き、富士通が純国産の先端AI半導体を開発し生産はラピダスに委託する取り組み、更にTower Semiconductorが富山県の魚津工場を完全子会社化、TSMCが熊本第2工場で2028年までに3-nmの量産を開始する計画、とそれぞれに今後の展開&推移に注目させられている。
[→続きを読む]
2026年3月30日
|長見晃の海外トピックス
AIインパクトに覆われる中、半導体業界でもAI半導体がもたらす大きな変わり目が見られている。電気自動車、宇宙開発などで知られるElon Musk氏がAI半導体の巨大工場を米国テキサス州に計画、ロボットや宇宙に向けていくとしている。具体的な計画の中身には触れていないが、「米国版TSMC」とのあらわし方も見える最先端半導体の今後に賭ける取り組みである。もう1つ、半導体設計IPライセンス事業を展開してきたArmが、初めて自社開発したAIデータセンターチップ「Arm AGI CPU」を発表している。MetaやOpenAIなどと共同で開発とされているが、これまでの顧客と競合するシリコン販売に乗り出す動きとなっている。それぞれ今後の進展に注目である。
[→続きを読む]
2026年3月23日
|長見晃の海外トピックス
AI半導体を牽引しているNvidiaのイベント、GTC 2026(3月16〜19日:San Jose)が開催され、これまでのトレーニング中心のチップ戦略が競争に直面して、AIプラットフォームの優位性が前面となる様相の変化があらわれている。88-core Vera CPUsはじめ新製品が発表されるとともに、BlackwellとVera Rubinの受注額が2027年までに最大1兆ドルに達するとの見通しがあらわされ、半導体サプライヤランキングの圧倒的首位の座を固めていく勢いである。中国向け仕様「H200」の輸出許可を米国政府が改めて認めて、出荷が再開となる模様である。さらに、Nvidiaの各社との提携や戦略的な取り組みが見られて、以下業界各紙記事より取り出している。
[→続きを読む]
2026年3月16日
|長見晃の海外トピックス
今月に入って早々、米国とイスラエルがイランを攻撃、イランも反撃して、新たな紛争の火種が加わっている。米国トランプ政権の動きに伴う半導体関連のインパクトにも見直しということで、現時点の状況に以下注目している。AI(人工知能)半導体を巡る板挟みについては、応酬の経緯がいろいろある米中間であるが、Nvidiaは中国向け生産を停止と伝えられている。米国政府とAIの軍事利用を巡って対立しているAnthropicは、AI倫理の捉え方で政府を提訴する事態となっている。そして、ホルムズ海峡が焦点となっているイランにおける紛争であるが、半導体の製造に欠かせないヘリウムのQatarにおける生産が停止の事態があらわされている。今後の推移に注目である。
[→続きを読む]
2026年3月 9日
|長見晃の海外トピックス
米国半導体工業会(SIA)の月次世界半導体販売高が、週末締めに発表され、本年1月について$82.5 billion、前年比46.1%増、前月比3.7%増と、AI市況ならではの増勢が続いている。昨年、2025年も$800 billionが見えてくる年間販売高で市場最高を前年に続いて更新したが、本年、2026年は$1 trillion(1兆ドル)に達する予測が見られるという、従来とは伸長幅が格段に高まっている。AIブームはいつまで続くか、慎重&懐疑論が併存する現状のなか、モバイル関連見本市「MWC 2026」(3月2日〜5日:スペイン・バルセロナ)での発表&動き、そしてメモリの不足&高騰に見舞われている現下の市場の状況関連にも注目して、以下今回の所感である。
[→続きを読む]
2026年3月 2日
|長見晃の海外トピックス
AI(人工知能)ブームがなお冷めやらず、どこまでいくのか、一方過剰に膨らんだ投資の先行きはどうなるのか。そんな市場気分に覆われ続ける中、AI半導体を巡る動きも目が離せない推移&展開となっている。注目のNvidiaの直近四半期業績が発表され、売上高が前年比73%増、利益はほぼ倍増であり、ともに過去最高を更新している。発表されたばかりのサプライヤランキングでも、2位に倍を超える差をつけ、AI突出の様変わりが続いている。一方では、米中摩擦の狭間で、懸案の「H200」の中国への販売はまだ進まない状況が伝えられている。Nvidiaとに続いて、メタがAMDとAI半導体の大型提携を発表、目まぐるしい展開のそれぞれの、AIブームの中の進捗に注目である。
[→続きを読む]
2026年2月24日
|長見晃の海外トピックス
AI(人工知能)戦略を巡る世界、米中そして各社の取り組みが流動的で、半導体の視点でも目が離せないこのところである。現時点の情勢の注目として、まずAI半導体を引っ張るNvidiaがあり、Metaとの大型チップ契約が締結される一方、OpenAIへの巨額投資の計画の雲行き不調が伝えられている。次に中国であり、半導体およびAI分野の自給自足、自立化に向けた活発な動きが目立ってきており、米国に一層の警戒感を引き起こす可能性である。そしてインドのAI戦略関連の国を挙げた取り組みのプレゼンが、今週New Delhiで開催のAI Impact Summitにてあらわされている。先行きの見定めに難題含みのAIブームの中のそれぞれの関連する動き&内容を以下取り出している。
[→続きを読む]