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長見晃の海外トピックス

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米国・Semiconductor Industry Association(SIA)より月次世界半導体販売高が発表され、2月が$39.7 billionと2年ぶりに$40 billionを下回り、前月比4.0%減、前年同月比20.7%減とともにマイナスが6ヶ月連続である。Samsungの第一四半期業績が非常に大幅な減益となり、メモリ半導体の生産量を減らしている。市場の需要は堅調で、中長期的な見通しは明るいとして、持ち直しを注視するスタンスが大方でもある。米国の半導体輸出規制に対して中国側の反発があらわれるとともに、Huaweiからは中国の業界は"生まれ変わる"として14-nm以降に改めて取り組む動きが示されている。韓国そしてEUから、CHIPS Act推進の動きが見られて、米国を軸に世界情勢を受けながらの各国・地域の半導体の取り組みが進んでいく現状である。 [→続きを読む]
昨年夏にBiden米国大統領が署名して成立したCHIPS Actについて、資金提供の機会や申請手続きに関する詳細が発表されている。中国、ロシアなどでのプロジェクトに資金使用を禁じ、中国における拠点拡張を妨げる恐れがあり、そして台湾からも容認できないとの反応が、該法の制限内容に対して見られている。米国の対中国輸出規制措置についても、オランダに続いて我が国が半導体製造装置について米国に追随する表明を行っている。技術先端度合いに対応する対象品目の線引き如何であるが、いずれにしてもビジネスに甚大な影響を孕むということで、関係各国から戸惑い、そして反発の声が高まる見え方となっている。米中の深まりゆく分断の中で、今後どう揺れ動くか、予断を許さない状況、情勢が引き続く現時点である。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜25日午前10時半時点、世界全体で6億7879万人に達し、1週間前に対し約79万人増である。データ追跡ソースの停止が目立ち、本欄記載も今回までとすることに。高度なAI技術により人間のように自然な会話ができるAIチャットサービスとされるChat GPTが、このところ注目を集め、関連する動きが相次いでいる。高性能GPU(Graphics Processing Unit)の最新動向が発表されるNvidiaのGPU Technology Conference(GTC)でも、Chat GPTの取り上げが見られている。Googleは、ChatGPTに対抗するBardを公開、米国と英国でのテストから開始する予定としている。Bill Gates氏は、OpenAIのGPTを1980年以降で最も重要な技術の進展と評している。半導体にも絡む内容として以下の注目である。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜18日午前10時半時点、世界全体で6億7800万人に達し、1週間前の金曜10日午後2時に対し約143万人増である。刻刻のデータ追跡ソースも減ってきている模様であるが、なお注視を要するところではある。 習近平政権でかつてない3期目に入った中国、最悪の関係打開を図って日韓首脳会談に漕ぎ着けた韓国、とそれぞれの現時点で半導体関連の注目の動き&内容が相次いで見られている。中国では、ここぞと半導体強国への号令がかかる一方、米国の半導体輸出規制への様々な対処、振る舞いが続いている。韓国は、米中の狭間に置かれる中、我が国の半導体材料など輸出規制が解かれ、米国の規制&呼びかけへの対応が注目される一方、Samsungがソウル近郊の世界最大拠点計画を打ち上げている。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜10日午後2時時点、世界全体で6億7657万人に達し、ほぼ1週間前から約84万人増、前週比11万人減である。我が国では、この3月13日からマスクの着用を個人の判断に委ねる政府方針である。米国が主導する動きが相次いでいるなか、圧力を受ける関係国において奔走する、あるいは翻弄される事態が見られている。半導体輸出はじめ中国に対する規制への同調を求められるオランダ、韓国、そして我が国。申請対応を始めたばかりで、具体的な要件をめぐって確認のやりとりが見られる米国Chips Act。そして、米国がEntity Listの対象企業を拡大、米国企業の一大中国顧客が追加ということで、落ち着かない事態に。いずれも関係各社のビジネス、事業への非常に大きな影響が予想される内容である。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜4日午前10時時点、世界全体で6億7573万人に達し、1週間前から約95万人増、前週比16万人減である。減少速度は遅く、依然注視を要する状況である。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から、月次世界半導体販売高が週末遅く発表され、本年の出だし1月について、$41.3 billion、前月比5.2%減、前年同月比18.5%減と、現下の市況を反映、減少幅を拡げている。このような中、米国が主導する動きが相次ぎ、米国内半導体製造強化に向けたChips Actによる補助金の申請プロセスの開示、少し遡るが日本、韓国、台湾および米国のFab4 meeting開催、そして度重なって厳しさを増す一途の対中国半導体関連輸出規制に絡む動きに注目している。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜25日午前10時時点、世界全体で6億7478万人に達し、1週間前から約111万人増、前週比2万人減である。依然用心注視を要する状況である。米国の半導体製造強化を図る$53 billionのChips Actプログラムの実施について、商務省から発表が行われている。 具体的な資金の申請方法が追ってあらわされる運びとのことである。米国の対中国半導体輸出規制について、米国および中国ともに受ける打撃、影響について一層入り込んだ深刻な反応が見え始めている。市場低迷を受けて、各社で計画の遅延、人員&コスト削減の動きが続く一方、今四半期底打ちの見方もあらわされている。推移に目が離せないそれぞれを以下追っている。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜18日午前10時時点、世界全体で6億7367万人に達し、1週間前から約113万人増、前週比14万人減である。 いろいろな場面での個人の判断でのマスク着用要否の議論がなお見られている。景況低迷、そして米中摩擦が引き続く中の半導体関連の現下の動きとして注目、まずは、新たな半導体サプライチェーンの構築に向けてインドそして東南アジアの国々への進出、働きかけが相次いでいる。次に、米国および中国で計画された半導体工場の建設の遅れが伝えられる一方、新たな取り組みの打ち上げが見られている。そして、英国では、何もなければ米国あるいはEUに移ると、政府の支援を求める半導体業界の切実な声である。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜11日午前0時時点、世界全体で6億7254万人に達し、1週間前の朝方から約127万人増と、前週比15万人減である。なお用心を要する中、我が国では来る3月13日から、屋内外問わず個人の判断でのマスク着用要否に向かう運びである。米国Biden大統領の恒例の一般教書演説が行われ、半導体関連の下りへの米国内の歓迎の反応が見られる一方、対中国の半導体輸出規制への関係各国の対応&対策がもろ手を挙げてとはいかない事情があるだけに、様々に引き続いている。昨年後半以降急激に悪化して、半導体バブル崩壊というあらわし方も見られるが、現下の市場状況、および今後の見方について以下注目している。 [→続きを読む]
新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜4日朝方時点、世界全体で6億7127万人に達し、前週金曜夕方から約142万人増と、前週比18万人減である。米政権がコロナ非常事態を3年ぶり5月解除としているのに対し、世界保健機関(WHO)はコロナ緊急事態を継続するとしている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)が世界半導体販売高の月次発表、今回は2022年の年間販売高の締めで、$573.5 billionと、これまで最高の昨年を3.2%上回って更新している。2022年後半から急激な景況悪化が続いている中の最高更新である。現下の引き続く市況低迷、および盛り返しに向けた各社それぞれの対策&対応の現時点を以下追っている。 [→続きを読む]
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