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津田建二の取材手帳

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私でも開発できるソフトウエアを作って欲しい

私でも開発できるソフトウエアを作って欲しい

ソフトウエア危機がまたもや叫ばれている。今度は携帯電話機に搭載するミドルウエアなどのソフトウエアだ。プログラム行数は多いものでは数百万行にも達するという。自動車用半導体やECU(電子制御ユニット)のソフトウエアでも、その規模が膨大になり、自社だけでは開発できにくくなってきている。 [→続きを読む]

ムーアの法則はもはや時代遅れ(続)

ムーアの法則はもはや時代遅れ(続)

−半導体産業は腕力から知力の時代へ 東京・品川で先週、開催されたARM Forum 2007に出席した。このコンファレンスからもムーアの法則はもはや意味がないことがはっきり見えてきた。半導体LSIはトランジスタ数の多さを競い合っているのではない。機能の多さ、消費電力の少なさ、性能の高さ、ソフトウエアの軽さ、これらの総合性能を争っている。数十億トランジスタ/チップのレベルまで来ると、もはや腕力から知力の時代へと移っているのではなかろうか。 [→続きを読む]

オープンなコラボレーションは半導体だけではない

オープンなコラボレーションは半導体だけではない

半導体に限らず、これからのエレクトロニクス産業ではコラボレーションがキーワードになりそうだ。IBMのマイクロエレクトロニクス部門がコラボレーションを進めるのに加え、オランダのフィリップス社もオープンイノベーションを標ぼうしている。いずれも一言で言い表すとすれば、一つのシステムを開発するのに必要な知恵を出し合える仕組みを作ることオープンなコラボレーションである。 [→続きを読む]

機会損失を経営指標に織り込め

機会損失を経営指標に織り込め

先日、ある外国系の半導体IPプロバイダの日本法人社長と話をしていたら、大手半導体企業に自社のIPを売り込みに行くと、「このIPなら自分で開発できます」と技術部長は上司の役員に言うそうだ。つまり、IPを外部から買うよりも自分で開発した方が安くつくと考えているのだという。 [→続きを読む]

地震や災害対策もセミコン台湾の話題に

地震や災害対策もセミコン台湾の話題に

セミコン台湾ではユニークなトピックスがあった。450mmか300mmプライムかという問題はすでにセミコンウェストで議論されたが、セミコン台湾では台湾らしさがでていた。まずは記事に書いたように最先端のICパッケージ技術は台湾らしく、3次元ICパッケージング技術としての次世代SiPの話題がメインだった。 [→続きを読む]

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