今年のキーワードは3つ:ソフト、コラボ、材料
新年明けましておめでとうございます。今年のキーワードは何でしょうか。 先日、知り合いの半導体IPベンチャーの方から、今感じているキーワードとサプライズは何かと尋ねられ、3つのキーワードを上げた。簡単ソフトウエア、コラボレーション、そして材料・部材である。 [→続きを読む]
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新年明けましておめでとうございます。今年のキーワードは何でしょうか。 先日、知り合いの半導体IPベンチャーの方から、今感じているキーワードとサプライズは何かと尋ねられ、3つのキーワードを上げた。簡単ソフトウエア、コラボレーション、そして材料・部材である。 [→続きを読む]
この12月はトランジスタが発明されてから60年になる。60年は団塊の世代の定年と同じだが、半導体産業はまだまだ定年を迎えない。トランジスタの発明が今日の集積回路の発明につながったということで、高い評価を受け、発明者3名はノーベル賞の受賞へとつながった。同じ半導体なのにダイオードは評価されず、なぜトランジスタが高く評価されるのか、考察してみたい。 [→続きを読む]
ベンチャー企業という言葉の英語が見当たらない。アメリカ人にVenture companyあるいはVenture corporationというと、ベンチャーキャピタルのことか、と聞き返される。VCといえばもちろん、ベンチャーキャピタルを意味するが、単にベンチャー(venture)と言ってもベンチャーキャピタルを指すことが多い。 [→続きを読む]
11月28日米国滞在中にテレビ放送CNNを見ていたら、来年の大統領候補を選ぶ共和党の候補者同士のテレビ討論が始まった。今回の大きな特徴はテレビ局のCNNとインターネットの動画サイトであるYouTube(ユーチューブ)とが協力して、討論を形成していることだった。 [→続きを読む]
ブルース・ウィルス主演の「ダイハード4」を見た。映画は、サイバーテロに対する戦いという設定だ。この中で懐かしの音楽が流れていた。クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの曲である。映画の中で、共演の若い俳優が「カビくさい音楽」という表現で話していたが、私はどうしてもコンピュータ音楽は好きになれない。エレクトーンから始まり、いまやストリングスや管楽器まで表現できるコンピュータ音楽だが、高調波成分というか音質の豊かさ、人間らしさがどうしても伝わってこない。 [→続きを読む]
電子情報通信学会集積回路研究会が主催して、システムLSIワークショップが先週、北九州市で開催された。今回2日目夜のパネルディスカッションのモデレータを引き受けさせていただき、第11回になるこのワークショップに初めて参加させていただいた。総計で320名を超える参加者が一堂に集まり、若い学生の熱心な態度に感銘を受けた。 [→続きを読む]
最近気になっている言葉に「エコ」がある。Ecologyとは英和辞書では生態系あるいは生態学という訳が付いている。しかし、われわれ日本人がエコという言葉を使うときは、環境にやさしいという意味に使うことが多い。いつの間にか、エコは環境に関する言葉になっている。 [→続きを読む]
ソフトウエア危機がまたもや叫ばれている。今度は携帯電話機に搭載するミドルウエアなどのソフトウエアだ。プログラム行数は多いものでは数百万行にも達するという。自動車用半導体やECU(電子制御ユニット)のソフトウエアでも、その規模が膨大になり、自社だけでは開発できにくくなってきている。 [→続きを読む]
最近の新聞によると、NECエレクトロニクス、東芝、ソニーとの業務提携から一歩進んで合併という報道がみられるが、各社はいずれもその報道を否定している。 [→続きを読む]
−半導体産業は腕力から知力の時代へ 東京・品川で先週、開催されたARM Forum 2007に出席した。このコンファレンスからもムーアの法則はもはや意味がないことがはっきり見えてきた。半導体LSIはトランジスタ数の多さを競い合っているのではない。機能の多さ、消費電力の少なさ、性能の高さ、ソフトウエアの軽さ、これらの総合性能を争っている。数十億トランジスタ/チップのレベルまで来ると、もはや腕力から知力の時代へと移っているのではなかろうか。 [→続きを読む]
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