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津田建二の取材手帳

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海外の視点で日本の半導体産業を見ると、見えてくる日本の特殊性

海外の視点で日本の半導体産業を見ると、見えてくる日本の特殊性

グローバル化の必要性は今や誰もが口にするようになった。だが、グローバル化はなかなか進まない。かつて海外に進出したこともあるし、海外企業とコラボを組んでもうまくいかなかったことがトラウマになっている例もあるようだ。今、日本半導体のグローバル化は嫌が応にも迫り来ている。好き嫌いを言っていられない。まず、海外企業の気持ちをつかむことが第一歩ではないだろうか。 [→続きを読む]

新規事業やベンチャー企業を興す人たちへ贈る「熱い」本

新規事業やベンチャー企業を興す人たちへ贈る「熱い」本

最近懐かしい人に出会った。新規事業開発やベンチャーを支援するコンサルティング会社アセット・ウィッツを経営している南部修太郎さんだ。彼はかつて松下電子工業(現在パナソニックのセミコンダクター社)でGaAs半導体を開発していたエンジニアだ。南部さんが2年前に「ベンチャー経営心得帳」という本を出版したことを最近知った。 [→続きを読む]

セミコンポータル非公式パネル:世界の賢者も心配するニッポン半導体の行方

セミコンポータル非公式パネル:世界の賢者も心配するニッポン半導体の行方

GlobalPress主催のe-Summitにおいて、IBMで半導体コラボレーション事業を長年やってきた、イノベーション担当バイスプレジデントでフェローでもあるBernard Meyerson氏と夕食を同席した。同氏は、このe-Summitにおいてスマートプラネット(賢い地球を作るには)と題した講演を行った。 [→続きを読む]

アップルがARMを買収するという噂の真相はやはり米西海岸で確認できた

アップルがARMを買収するという噂の真相はやはり米西海岸で確認できた

今年も米PR会社のGlobalPressが主催するe-Summitにやってきた。この会議では、日本で名前の全く知らない新しいベンチャーの話を聴ける。主催者にどの企業に興味があるのかを聞かれたので、無名の企業を紹介してくれ、無名であればそれだけで日本では特ダネになるから、と伝えた。 [→続きを読む]

iPadのアプリケーションプロセッサA4を巡るさまざまな憶測から真実を探る

iPadのアプリケーションプロセッサA4を巡るさまざまな憶測から真実を探る

日本経済新聞と関連会社のテレビ東京(旧12チャンネル)のWorld Business Satelliteにおいて、iPadのアプリケーションプロセッサA4はP.A.セミ製だと書かれていたが、これは単なるうわさの域を出ないようだ。Intrinsity(イントリンシティ)だという説も浮上しており、どの説が正しいのかまだ不明だが情報を集めて考察すると真実はわずかに見えてきた。 [→続きを読む]

電子制御システムへの間違った認識をエンジニアみんなで解消しよう

電子制御システムへの間違った認識をエンジニアみんなで解消しよう

「トヨタ事件」をきっかけに自動車の電子制御システムが悪い、という風潮が出ている。先日、テレビ朝日の古舘一郎氏がキャスターを務める報道番組で、「自動車は電子制御システムにしたから、今回のトヨタのような事件を引き起こした」、というような暴言を吐いていた。全く無知もはなはだしい。 [→続きを読む]

トヨタの対応と品質管理について思うこと

トヨタの対応と品質管理について思うこと

今回の一連のトヨタの対応は、半導体分野から見ていて、とても違和感を持った。おそらくこの違和感こそが、海外のメディアが「トヨタたたき」として日本人の眼に映っているものではないだろうか。もちろん、同じ日本人としてトヨタにもっと頑張ってもらいたいと思う気持ちは同じなのだが。 [→続きを読む]

2010年英国への旅、伝統とハイテクの融合

2010年英国への旅、伝統とハイテクの融合

今回はプリンテッドエレクトロニクスというテーマで英国を回り、最後にやはりデバイスの主流であるシリコン半導体開発拠点のブリストルを訪れた。まず日曜日にロンドンに到着、官公庁取材の後、ウェールズ州にあるスワンジー(白鳥の海Swanseaの意味)を訪れた。駅名や空港名が二つの言葉で書かれてあり、英国のビジネス・イノベーション・技能省 (日本の経産省相当)傘下のKTN(Knowledge Transfer Network)のニック(Nick)さんに聞いてみるとウェールズ語だという。 [→続きを読む]

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