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津田建二の取材手帳

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気持ちを明るく持つことから成長できる明るい未来がある、2011年から始めよう

気持ちを明るく持つことから成長できる明るい未来がある、2011年から始めよう

明けましておめでとうございます。2010年の半導体市場は2009年からの急速なリバウンドによって大きな成長率を遂げましたが、2011年はどうでしょうか?半導体産業が飛躍できるようにできるだけ多くのアイデアをセミコンポータルの記事、テクノロジーやマーケット、インダストリー、エグゼクティブ、ニュース解説に盛り込んでいくつもりです。今年もセミコンポータルをよろしくお願いいたします。 [→続きを読む]

2010年は今後の成長につながるエポックメイキングな年だった

2010年は今後の成長につながるエポックメイキングな年だった

2010年がまもなく暮れようとしている。今年は電子産業にとってある意味ではエポックメイキングな年だったといえる。iPadが登場し、スマートフォンという言葉が新聞紙上にも載るようになった。iPadの登場によってタブレットPCあるいはタブレットコンピュータという言葉が生まれた。経済的には2009年の落ち込みから急速に回復した。 [→続きを読む]

営業利益率を30%以下には落とさない、技術経営の神髄に触れた

営業利益率を30%以下には落とさない、技術経営の神髄に触れた

先日、3年ぶりに米国リニアテクノロジーの創業者兼取締役会会長のロバート・スワンソン氏にお会いした。スワンソン氏に初めて会ったのが1990年代前半だった。当時、日本法人ができていたそうだが、なぜかホテルで会見した。それも朝7時半から朝食をとりながらの会見だった。日本人記者で彼に取材したのはおそらく私が初めてだっただろう。当時関わっていたNikkei Electronics Asiaにその時のインタビューを記事化した。 [→続きを読む]

EDNもEE Timesもそれぞれ出版し続けることが決定

EDNもEE Timesもそれぞれ出版し続けることが決定

半導体産業界で大きな話題(参考資料1)となっていた、EDNとEE Timesを同一会社の下に置くことになった「その後」についてだが、二つのブランドを独立に発行し続けることが決まったというニュースを海外メディア関係者から今日、聞いた。電子業界誌がこれ以上失われてほしくない。どちらも独立して従来通りにメディア活動できることが保証されたという訳だ。 [→続きを読む]

一刻も早く日本はファウンドリを設立すべき

一刻も早く日本はファウンドリを設立すべき

先週、ISSM(国際半導体生産技術シンポジウム)2010に出席し、半導体プロセスエンジニアと話をしているうちに、会社がファブライトという言い方をしていることに対して、モチベーション(やる気)を落としていることに気がついた。日本の半導体メーカーは軒並みファブライトを口にするが、何のためにファブライトへ移行するのか、理由が納得いかない。後ろ向きの理由しか聞かされない。 [→続きを読む]

検察とジャーナリズムと実験計画法

検察とジャーナリズムと実験計画法

郵便不正事件で厚生労働省の村木厚子元局長の無罪が決まり、一転して大阪地検特捜部のでっち上げ説が有力になり、前部長、副部長が逮捕された事件は何か後味が悪い。検察の手法について、ややもすれば自分たちもすれすれのことをやっているのではないかと思い当たる話ではないだろうか。 [→続きを読む]

何を新興国で売るべきか、ヒントとなったシリコンラボの新製品

何を新興国で売るべきか、ヒントとなったシリコンラボの新製品

中国やインドなど新興国に向けて、日本のメーカーは低コスト・低機能の製品を出せばよいと思っていないだろうか。こんな考えで韓国や台湾のメーカーに勝てるのだろうか。低機能だと誰でも容易に参入できる。米国の半導体メーカーが教えてくれたのは、高機能・高集積にして1チップソリューションにすることこそ、低コスト市場に向くという考えだ。 [→続きを読む]

競合誌同士のEDNとEE Timesが同じ出版社から発行、日本版の運命はいかに

競合誌同士のEDNとEE Timesが同じ出版社から発行、日本版の運命はいかに

アメリカのメディアは簡単には死なないようだ。われわれのような半導体やエレクトロニクスの業界情報を提供するB2Bメディアとして、米国ではSemiconductor International, Solid-State Technology, Small Times、EDN, EE Times, Electronic Designなどがあるが、Semiconductor Internationalは今年の春、閉じた。しかし、別な形で復活するという噂もある。 [→続きを読む]

半導体物理に基づくデバイスを研究してきた賢人が語る固体素子コンファレンス

半導体物理に基づくデバイスを研究してきた賢人が語る固体素子コンファレンス

大学が主体となってきた国際固体素子コンファレンス。10年前の2000年には学術機関からの発表論文の採択数が173件に対して企業からのそれは107件だった。9月22日〜24日に開かれる今年の固体素子コンは、学術機関の701件に対して企業からは80件とその差は開く一方だ。これを象徴するかのように今年は東京大学の本郷キャンパスで開催するが、大学で固体素子コンを開催するのは長い歴史の中で初めてだという。 [→続きを読む]

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