2012年9月 4日
|津田建二の取材手帳
ISSCC(International Solid-State Circuits Conference)のアジア版というべき、A-SSCC(Asian Solid-State Circuits Conference)が11月12〜14日、神戸国際会議場で開かれる。総合テーマ「スマート社会に向けたICテクノロジー」に沿った基調講演が4件あり、採択された論文にもこのテーマを具現化した研究成果が続出しそうだ。
[→続きを読む]
2012年8月31日
|津田建二の取材手帳
半導体デバイスと材料を中心とする国際会議SSDM(International Conference on Solid State Devices and Materials)が今回、京都で初めて開かれることになった。VLSI Technologyと同様、企業からの論文発表件数は減少気味だ。だからといって、中身をよく分析してみると、技術開発までが衰退している訳ではなさそうだ。
[→続きを読む]
2012年8月20日
|津田建二の取材手帳
最近、半導体やその関連企業の業績がまだら模様になっている。製造装置が全く伸びていない企業から、好調な企業まである。この先は、落ちていくのか、成長するのか、予断を許さない。こういった環境の中で、今年の後半から1年くらい間の半導体産業の動向を占ってみた。半年に一度、セミコンポータルが発行する「エグゼクティブサマリーレポート」誌において、今夏も「2012年後半の半導体市場展望」を特集企画した。
[→続きを読む]
2012年7月18日
|津田建二の取材手帳
最近、海外企業から、原稿を寄稿したいのですが、という問い合わせをいただくことが多くなってきた。セミコンポータルの会員に役に立つ原稿であるなら、おおいに書いていただこうという思いを伝えている。ただ、海外企業からの寄稿だけでは偏ってしまうため、国内の半導体企業や製造装置・材料企業からの原稿も欲しい。これからは寄稿を強化したい。
[→続きを読む]
2012年5月25日
|津田建二の取材手帳
カーエレクトロニクスは、昔からノイズとの戦いである。エンジンを回転させ、火花を飛ばすというクルマの構造上、電磁波は絶えず出てゆく。電気自動車になってもモータの回転は磁石のN極とS極を変えていく訳だから、やはりノイズは出る。半導体チップ側でも微細化技術が進むにつれ、電圧の減少と共に外来ノイズに弱くなる。
[→続きを読む]
2012年5月23日
|津田建二の取材手帳
2012 Symposium on VLSI Technology および Circuitsが6月12〜15日、米国ハワイ州ホノルルで開催される。先日、この通称「VLSI Symposium」に関する記者会見が開かれた。学術発表会への記者会見が最近は珍しくなくなってきた。
[→続きを読む]
2012年5月 9日
|津田建二の取材手帳
つくばの産業技術総合研究所で開かれているINC8に出席した。初日はTIA(つくばイノベーションアリーナ)の紹介や、産総研の研究開発状況などを聞いた。東芝を除く日本の半導体企業が45nmプロセス以降の開発を止めている状況の下で、産総研による化合物半導体オンシリコンやトンネリングFET、3次元メモリなどの発表を見ていて考えてしまった。
[→続きを読む]
2012年4月24日
|津田建二の取材手帳
GlobalPress Connections社主催のe-Summit 2012に出席するため米西海岸に来た。ここで世界中の記者やメーカーの人たちとディスカッションしていると、真実が見えてくることが多いが、今回もやはり一つの大きな流れ(トレンド)を知ることができた。今回はTSMCが28nmラインを止めている、という欧米メディアの真偽についてディスカッションした。
[→続きを読む]
2012年4月19日
|津田建二の取材手帳
今、日本市場はどんどん縮小している。18日の日本経済新聞1面トップに2011年10月1日時点での日本の推計人口は1億2779万9000人で前年よりも25万9000人減ったという記事が載った。人口が減るのであるから市場が縮小することも当然である。企業にとって日本市場向けにモノを生産するよりも海外市場へ向けて出ていかなければ成長できないことは当たり前になって来た。ではどうすべきか。
[→続きを読む]
2012年3月30日
|津田建二の取材手帳
半導体産業人協会(SSIS)の方たちが日本の半導体の歴史をきちんとした形で残しておこうと考え、日本半導体歴史館というホームページを開設した。この協会は半導体に情熱を持っている人が集まった一般社団法人である。セミナーや人材支援、提言などの活動を行っている。
[→続きを読む]