津田建二の取材手帳
3次元ICは、従来ならチップを重ね合わせて串刺しの電極配線を形成するもの、であった。しかし、プロセスがFinFETや3D-NANDフラッシュのようにモノリシックなシリコンに形成する技術が使われるようになると、二つの意味を持つようになってきた。プロセスの3次元化と、いわゆる従来からの3次元IC実装、である。
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ひび割れた画面のスマホを使っている人たち」は、検索などを通じて、いまだに上位に入る人気記事です。
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株式会社セミコンダクタポータルの前社長で、日本語ワードプロセッサの発明者でもある河田勉氏が永眠されました。Apple社のiPhoneの使い手でもあった同氏は、IT関係のブログをセミコンポータルに提供していただきました。なかでも「
赤崎勇名城大学終身教授と天野浩名古屋大学教授、中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の3名が2014年ノーベル物理学賞を受賞した。理由は青色LEDの発明である。赤崎氏が名古屋大学教授であった時代に天野氏と共に、光が見える程度の青色LEDを発明した。その後、徳島の日亜化学工業にいた中村修二氏が効率を上げ実用的なレベルに引き上げた。日亜化学は蛍光塗料の会社から、一躍LEDの先端企業となった。
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セミコンポータル唯一の紙媒体である「エグゼクティブサマリーレポート」をこの8月に発行した。例年、夏(8月)と冬(2月)の2回発行している。今回の特集は「2014年後半の半導体市場展望」である。今年後半の半導体市場はどうなるか。さまざまな市場調査会社の資料、アナリストへの取材などを通して、市場動向をレポートする。
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今年の半導体はどうなるか。恒例の「エグゼクティブサマリーレポート」2014年2月版において、特集「2014年の半導体市場展望」を組んだ。世界中のさまざまな調査会社やWSTSなどの予測を元に今年の半導体市場の伸びを整理・分析した。
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最近、日本の半導体はファブレスに進むべきではないか、という元半導体メーカーOBから意見をいただくことがあった。製造にかかる投資コストに耐えきれないという理由によって、ファブライトへ踏み出しているように見える。海外でもTexas InstrumentsやIDT、Cypressなどの企業はIDM(垂直統合の半導体メーカー)からファブライトへとシフトしている。日本IDM企業のファブライトへのシフトは、成長を促進するだろうか。
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今年後半の半導体市場はどうなるか。このテーマでこれから1年くらい先を含めた未来を予測した。ベースになるのは、世界の市場調査会社レポートと足で稼ぐ取材。その結果を、今月発行の「セミコンポータル エグゼクティブサマリーレポート」夏号の特集に掲載した。
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年配の方なら、鉄人28号の正太郎少年を聞いたことがあるだろう。鉄人28号は、横山光輝氏が昭和30年代に描いた少年漫画の一つ。ラジコン操作によって、ロボット鉄人28号が悪をやっつけるというストーリーだ。鉄腕アトムと並んで、当時少年のヒーロー的存在だった。誰もが希望を持っていた時代のことだ。
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日系移民の子として生まれ、米国ハネウェル社に研究者として入社しながら上級副社長まで上り詰めたカール・ノムラ氏が執筆したビジネス書が出版された。翻訳者は、東芝の半導体技術ならびに事業戦略を主導し、東芝セラミックスからMBOによりコバレントマテリアルを設立、同社の社長・会長を務めた香山晋氏である。技術者が経営者となり、成功を収めるための行動原理を説いた本著は、日本の電機・半導体メーカーの経営者に参考になる書であろう。
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