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津田建二の取材手帳

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季節としては残暑なのに、猛暑が続いている。テレビ報道によると、この猛暑でビールをはじめとしてエアコン、扇風機などが売れたそうだ。さらに三菱電機のパワー半導体が通常の2倍の売れ行きを見せていることがテレビで伝えられた。パワー半導体の話題がテレビに上るとは思いもよらなかった。パワー半導体は今やパワーエレクトロニクスのキモとなっている。 [→続きを読む]
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日本の弱点である、低コスト技術について、ようやく本気で取り組むところが出てきた。エルピーダメモリが台湾レックスチップ社工場での低コストプロセスをそのまま広島工場に持ってきたら、コスト差は5%しかなくなった、と坂本幸雄社長は語った。これまで日本は低コスト技術をバカにしてきた。これが突破口になればよいが。 [→続きを読む]
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今年も「エグゼクティブサマリーレポート2010年下期」号を8月14日に発行する。今回は2010年後半の景気を占った。いろいろなアナリストの資料を集め、取材し、見方を紹介した。今年の前半はさほど悪くなかった。通常の年だと、前年の第3四半期、第4四半期が好調で翌第1四半期は落ち込むのが常だった。しかし今年の落ち込みは少なかった。では後半はどうか。 [→続きを読む]
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東洋経済8月7日号の特集見出し、「格安航空が来襲」を見て、違和感を感じた。海外から格安航空ビジネスが日本に来るようになったことを、嫌々受け入れるようなニュアンスの見出しである。かつて日本が鎖国していた時代に黒船来襲といった言葉とよく似ている。この違和感は、なぜ日本は能動的に海外に打って出ないのだろうか、という疑問だ。 [→続きを読む]
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先々週ワイヤレスジャパン2010が東京ビッグサイトで開催された。基調講演でNTTドコモの山田隆持社長、KDDIの小野寺正社長、ソフトバンクの松本徹三副社長がそれぞれ講演された内容は、データ通信のトラフィック増大にいかに対処するかという差し迫ったソリューションの提示だった。 [→続きを読む]
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台湾のファブレスであるメディアテックがNTTドコモと提携、LTEの通信プラットフォーム「LTE-PF」のライセンス契約を締結した。本当は、このニュースを来週の「ニュース解説」で採り上げようと思っていたが、世界中からこのニュースを巡るブログが届いたりしたので、急きょ自分のブログで採り上げることにした。しかし、記者会見には別件があり出席できなかった。 [→続きを読む]
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アンドリュー・グローブ氏。言わずと知れた、インテルのCEOを務め、産業界に何か前向きの提案をしてきたスマートガイ(賢人)である。古くは、私が半導体エンジニアになりたての頃、勉強させていただいた教科書「Physics and Technology of Semiconductor Devices」の著者でもあり、そのおよそ20年後「偏執狂だけが生き残る」というビジネス書をインテル時代に書いた産業人である。 [→続きを読む]
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システム的な考え方が日本の半導体メーカーには欠けている、というご意見をいただくことがある。半導体メーカーには部品メーカーとしての意識がまだ強く残っており、これでSoCビジネスを行うのには無理がある、との指摘である。 [→続きを読む]
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グローバル化の必要性は今や誰もが口にするようになった。だが、グローバル化はなかなか進まない。かつて海外に進出したこともあるし、海外企業とコラボを組んでもうまくいかなかったことがトラウマになっている例もあるようだ。今、日本半導体のグローバル化は嫌が応にも迫り来ている。好き嫌いを言っていられない。まず、海外企業の気持ちをつかむことが第一歩ではないだろうか。 [→続きを読む]
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最近懐かしい人に出会った。新規事業開発やベンチャーを支援するコンサルティング会社アセット・ウィッツを経営している南部修太郎さんだ。彼はかつて松下電子工業(現在パナソニックのセミコンダクター社)でGaAs半導体を開発していたエンジニアだ。南部さんが2年前に「ベンチャー経営心得帳」という本を出版したことを最近知った。 [→続きを読む]
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