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セミコンポータルによる分析

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半導体製造装置のB/Bレシオは最悪の0.73まで低下

半導体製造装置のB/Bレシオは最悪の0.73まで低下

日本製半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)が0.73と先月の0.85からが0.12ポイントも減少した。B/Bレシオは3ヵ月の移動平均で表わされた数字であるため、急激に落ちることはない。しかもここ2ヵ月くらいは比較的緩やかな減少を示してきた。しかし、今回の落ち込みはきつい。 [→続きを読む]

2μm厚のGaAsエピをCMOSICに集積したLEDプリントヘッドを沖が月産20万個量産

2μm厚のGaAsエピをCMOSICに集積したLEDプリントヘッドを沖が月産20万個量産

CMOSドライバICの上にAlGaAs LEDを搭載したLEDプリントヘッドを、沖デジタルイメージング(Oki Digital Imaging Corp www.odij.co.jp/indexe.html)が月産10〜20万個量産していることを、INC4 (Fourth International Nanotechnology Conference on Communication and Corporation)において明らかにした。 [→続きを読む]

遅ればせながら設立にこぎつけたフラッシュ合弁のNumonyx

遅ればせながら設立にこぎつけたフラッシュ合弁のNumonyx

米Intel社のNORフラッシュ部門と伊仏合弁のSTMicroelectronics社のフラッシュメモリー部門が合併して新たにNumonyx社を設立することが決まっていたが、このほどようやく設立にこぎつけ、日本法人ニューモニクス・ジャパン合同会社もほぼ同時に立ち上げた。サブプライムローン問題の影響で資金調達が難しくなっていたため、正式な設立も遅れたが、2008年第1四半期内(3月末)には設立するという約束通りにはなんとかこぎつけることができた。 [→続きを読む]

IBM+7社の共同プロセス開発がビジネスとして始まった

IBM+7社の共同プロセス開発がビジネスとして始まった

IBM社と共同開発チームである、チャータードセミコンダクター社、フリースケールセミコンダクター社、インフィニオン・テクノロジーズ社、サムスン電子、STマイクロエレクトロニクス、東芝は、共同で開発してきた32nmプロセスがビジネスフェーズに入ったと発表した。大手半導体メーカーが同じ32nmプロセスを共同で開発し共通のプロセス基盤(コモンプラットフォーム)を作ることで、各社の知識の共有や、投資リスクの軽減だけではなく、設計リソース(デザインキットやライブラリ、EDA、DFM)も共同で利用できるため、素早い量産立ち上がりが可能になる。 [→続きを読む]

マスク検査時間の40%短縮をASETが発表

マスク検査時間の40%短縮をASETが発表

超先端電子技術開発機構(ASET)のマスクD2I技術研究部は第二回成果報告会を4月11日に東京で開催した。リソグラフィ技術の中で、マスク設計や描画、検査技術といった開発テーマを平成18年度から21年度に渡り、研究しようというもの。今回の報告会では、前年度すなわち、2008年3月に終了した平成19年度の仕事について紹介した。 [→続きを読む]

特集:英国株式会社(最終回) 健全な経済効果を求める産学共同サイクル

特集:英国株式会社(最終回) 健全な経済効果を求める産学共同サイクル

これまで見てきたように、エレクトロニクス・イノベーションのエコシステムができている、ケンブリッジとブリストル地域では、産学協同が盛んである。ともに大学があり、ベンチャーが集う街でもある。両地域とも、大学が社会に役立つ応用研究に力を入れ、社会に還元するという役割をはっきりと意識した産学共同プログラムを進めている。 [→続きを読む]

ギガビット伝送の時代が間近に迫ってきた

ギガビット伝送の時代が間近に迫ってきた

「高精細なHDTVを見ると誰でもアナログテレビに戻れなくなる。同じことがインターネットのYouTubeでもいえる。みんなはもっと良い画質で見たいはずだ。従来の光ファイバネットワーク製品のプロトコルを使ったGbpsオーダーの電子機器が民生分野にも必ず降りてくる」。カナダのファブレス半導体メーカーGennum社社長兼CEOのFranz Fink氏はこう言い切る。Globalpress主催のeSummit08ではギガビット伝送のトレンドが見えた。 [→続きを読む]

2月の世界の半導体製造装置は対前年同期+5.5%成長

2月の世界の半導体製造装置は対前年同期+5.5%成長

世界の半導体製造装置市場の2月実績をみると、製造装置の販売はやや上向いてきたと、いえそうだ。対前年同期比で5.5%増という結果だ。2007年10月から2008年1月まで4ヵ月連続対前年割れを示してきたが、2月になってようやくプラス成長へと逆転してきたからだ。このグラフをみると面白い傾向がある。 [→続きを読む]

水晶振動子並みに安定なLC共振器利用のCMOSクロック発生器

水晶振動子並みに安定なLC共振器利用のCMOSクロック発生器

水晶振動子並みの安定なクロック発生器で、CMOSチップ並みに周波数をプログラムできる。しかも位相ノイズやジッターは少ない。こんな理想的なCMOSクロック発生器を米国のファブレスベンチャーMobius Microsystems社が間もなくサンプル出荷を始める。同社製品マーケティング担当ディレクタのTunc Cenger氏がGlobalpress Connection社主催のElectronics Summit2008でその技術の詳細を明らかにした。 [→続きを読む]

Makimoto's Wave の意味するもの

Makimoto's Wave の意味するもの

テクノビジョンコンサルティング代表 牧本次生 Makimoto's Wave を提唱した牧本です。今回のセミコンポータル社の記事を大変興味深く、またある種の感慨と共に拝読しました。私がこのコンセプトを着想したのは20年も前の1987年です。今なお半導体の最前線で活躍されている方々の関心を集めているということは、ウエーブのコンセプトの中に半導体技術の宿命である普遍的で永続的な課題が含まれているからだと思います。 [→続きを読む]

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