4月の半導体製造装置日本市場、明るい兆し
日本半導体製造装置協会(SEAJ)が日本市場における半導体製造装置の受注･販売統計の2008年4月度分を発表した。これによると、日本市場における半導体製造装置のB/Bレシオ(販売額に対する受注額の比)は昨年8月から8ヵ月連続で低調が続いたが、3月に底を打ち、4月には0.97まで上昇した。ただし、1を超えるまでは回復したとは言えず、注意が必要だ。B/Bレシオは、昨年10月から今年2月まで0.79〜0.81と低迷し、3月には0.69まで落ちた。
3ヵ月間の移動平均で表される受注高をみてみると、依然として前年割れを記録し、対前年同期比で6.7%減ではあるものの、9ヵ月振りに上昇したのは明るい材料である。昨年7月以来、毎月受注額は減少し続け、今年1月から3月は28.5%減、35.2%減、39.5%減と低迷が続いていた。販売高は対前月比で41.5%減と大幅に減少した。
インサイダーズ
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セミコンポータル編集長
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