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セミコンポータルによる分析

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特集:英国株式会社 (7)USBでモニターに接続するためのチップを開発

特集:英国株式会社 (7)USBでモニターに接続するためのチップを開発

ディスプレイモニターやプロジェクタと、パソコンを従来のRGBコネクタではなく、ごく一般的なUSBコネクタでつなげられるようなUSBアダプタ(写真11)が街で手に入るようになってきた。このUSB-RGB変換アダプタの心臓部にある半導体チップは、英国ケンブリッジに拠点を置く創立5年目ベンチャー、Display Link社が設計したものであることを知っている人はどれほどいるだろうか。 [→続きを読む]

特集:英国株式会社(6)医療用半導体信号処理の大学発ベンチャー

特集:英国株式会社(6)医療用半導体信号処理の大学発ベンチャー

大学発ベンチャーとして苦労しながら、当初の志を全うしようとしているファブレス半導体メーカーがある。2000年創立の若いToumaz Technology社は、ロンドン大学インペリアルカレッジをスピンアウトして出来た会社だ。これからの医療向け半導体チップを開発する。ロンドンの西北オクスフォードに近いAbingdonに位置し、スタッフはわずか35名、そのうちエンジニアは25名という技術志向の企業である。 [→続きを読む]

特集:英国株式会社 (5)携帯電話にリーダー/ライターを搭載

特集:英国株式会社 (5)携帯電話にリーダー/ライターを搭載

ロンドンとバースを結ぶ三角形の頂点あたりにサエンセスタ(Cirencester)という街がある。ここも、2000年ほど前、ローマ人に支配されており、城壁に囲まれた街だった、とInnovision Research & Technology社のCEO David Wollen氏は言う。同氏はRFID(radio frequency identification)を中心としたNFC(短距離通信)半導体ファブレスおよびIP企業のトップである。RFIDはすでに切符の改札や、フェリカカードなどに使われてきた実績があるが、今第2世代に向かっている。古い技術を元に新しい技術へと移り変わろうとしている。 [→続きを読む]

SPI主催 半導体エグゼクティブフォーラム・レポート(3)

SPI主催 半導体エグゼクティブフォーラム・レポート(3)

アームは32ビットマイクロプロセッサを始めから開発してきたが、チップとはせずにIPコアとして販売してきた。当初は資金がないためプロセッサIPコアのライセンス販売というビジネスモデルを展開してきたが、結果的にこれが大当たりした。2007年までにARMコアを搭載したチップは累計で100億個を超えたという。アーム代表取締役社長の西嶋貴史氏がそのビジネスモデルについてセミコンポータル主催の半導体ビジネス戦略セミナーで語った。講演の題名は「ARM IPビジネスモデルの半導体産業における意味」である。 [→続きを読む]

特集:英国株式会社 (4)マルチコアDSPで無線インフラ市場へ

特集:英国株式会社 (4)マルチコアDSPで無線インフラ市場へ

今から2000年ほど前、ローマ人が支配していたイギリス南西部の街バース(Bath)は、温泉が湧きお風呂の語源にもなった街である。ここに世界の半導体メーカーやシステムメーカーを相手にする、若い半導体ファブレス企業がある。創立7年のpicoChip Designs社の経営陣はグローバルな企業からやってきた人たちが圧倒的に多い。Oak Technology、IBM Microelectronics、Cadence Design Systems、Conexant Systems、Agere Systems、Vodafone、Analog Devicesなど世界各地の企業から集まっている。 [→続きを読む]

SPI主催 半導体エグゼクティブフォーラム・レポート(1)

SPI主催 半導体エグゼクティブフォーラム・レポート(1)

セミコンダクタポータル主催の半導体ビジネス戦略セミナーが開催された。基調講演として、東芝執行役上席常務、セミコンダクター社社長齋藤昇三氏が、「東芝の半導体ビジネス戦略〜攻めの経営〜」と題して講演した。以下、セミコンダクタポータルのフォーラムで主だった講演をいくつか紹介する。 [→続きを読む]

特集:英国株式会社(3)4Gまで対応可能なソフトウエア無線専用プロセッサ

特集:英国株式会社(3)4Gまで対応可能なソフトウエア無線専用プロセッサ

XMOS Semiconductor社と同様、ブリストルに本拠を構えるIcera社も有望なファブレスベンチャー企業として注目されている。実は、最初の90nmプロセスで出荷したチップを日本のセイコーインスツル(SII)に納め、そのチップを使った3G通信モジュールをSIIがソフトバンクへ納めており、実績が出てきている。 [→続きを読む]

特集:英国株式会社(2)民生AV向けマルチスレッドの並列プロセッサ

特集:英国株式会社(2)民生AV向けマルチスレッドの並列プロセッサ

イギリスの半導体企業は、主に4つの地域に集積している。英国半導体協会であるNMI(National Microelectronics Institute)が2006年にレポートをまとめたNMI Design Survey Report 2006によると、SEEDA(South East England Development Agency)とSE(Scottish Enterprise)、EEDA(East of England Development Agency)、SWRDA(South West Regional Development Agency)の4つの地域だという。 [→続きを読む]

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