夏のネタ枯れの中に、これからの成長に知恵を絞ろう

8月は夏休みの真っ最中であり、芸能界は騒がしいがエレクトロニクス業界は静かな平和の月である。先週も例にもれず、ビッグニュースはなかった。電機9社の4~6月期の決算発表が終わった。新聞は景気が回復している兆候であり前向きの評価をしているが、、、。 [→続きを読む]
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8月は夏休みの真っ最中であり、芸能界は騒がしいがエレクトロニクス業界は静かな平和の月である。先週も例にもれず、ビッグニュースはなかった。電機9社の4~6月期の決算発表が終わった。新聞は景気が回復している兆候であり前向きの評価をしているが、、、。 [→続きを読む]
7月最後の週におけるニュースを見ていたときに8月2日に日産自動車が2010年度までに発売、量産するといわれている電気自動車「リーフ」発表のニュースが飛び込んできた。加えて、サムスンとLGの提携というニュースも韓国では実は大事件だ。今回はこの二つのニュースを中心に、それ以外のニュースも交えて解説する。 [→続きを読む]
7月19日の週のニュースは、世界経済、特にIT経済が回復してきたことを伝えている。株式市場、資金調達額、日本政府支援策の効果が見えてきたこと、など着実な経済回復に向けた動きがはっきり見えたといえる週であった。今回の世界同時不況は各国が協調して対策に乗り出したところが1929年世界大恐慌との決定的な違いだ。100年に一度の不況とグリーンスパン元FRB委員長が表していたが、わずか2年くらいで回復しそうだ。 [→続きを読む]
7月13日の週は、半導体業界においてビッグニュースというべきものはなかった。ただ、半導体の応用という点では自動車産業のハイブリッドカーへのシフトが顕著に表れたこと、ノートパソコン市場でいわゆるネットブックやスマートブックと呼ばれる超小型パソコンの売れ行きが好調であることがはっきりしたことを中心にとり上げ、最後にスーパーコンピュータ開発に富士通のみが参加することについて触れる。 [→続きを読む]
先週のニュースで最大のインパクトはグーグルが新型OSを発表、これを搭載する小型ノートパソコンが来年にも出てくる、というニュースだろう。ネットブックあるいはスマートブックにおけるOSとして、ウィンドウズやLinuxがあるものの、新しくかつ無料のOSとして期待がかかる。もう一つ大きなニュースは沖データがルネサスの高崎工場の一部を買い取ったこと。 [→続きを読む]
6月最後の週におけるニュースで最も気になったものは、通信関係のニュース3本であり、エルピーダは予定通り日本政策投資銀行から300億円の出資を受けることが確定した。通信のニュース3本とは、欧州で携帯電話の共通の充電器を開発する計画に世界10社の携帯電話機メーカーが合意したこと、WiMAXサービスが日本でスタートしたこと、そして総務省が主導する「ブロードバンドワイヤレスフォーラム」が発足したこと、である。 [→続きを読む]
先週におけるニュースとして取り上げたいのは、インテルとノキアの提携、である。半導体メーカートップのインテルと、携帯電話メーカートップのノキアが一緒に組み、将来の小型携帯機器を作ろうとしている。違う分野の強いもの同士が組む、という将来の勝ちを意識した提携である。インテルはもはやパソコンだけのプロセッサチップの会社では生き残れないことをよく知っている。別の話題はエルピーダへのリスクである。 [→続きを読む]
先週の動きの中でLSIチップとして最も気になったニュースは、日本TIが半導体の営業拠点を5倍に増やすというニュースである。ここ1〜2日ではパワー半導体の開発に向けたニュースが出てきた。パワー半導体とはいっても電気自動車市場に向けた高温動作が可能な特殊なSiCあるいはGaNによるデバイス開発だ。 [→続きを読む]
先週のニュースで最も大きな話題をさらったのは、サンフランシスコで開催された開発者会議でのApple社の新型3G iPhoneの発表だろう。国内半導体メーカーは相変わらず、リストラクチャに力を入れたり、4〜6月期もまだ赤字が続くなどといった後向きの話があったが、後向きの話からは未来は何も見えてこない。未来を開くヒントになる話を中心にしたい。iPhone 3G Sの話、LTE免許交付の話を拾った。 [→続きを読む]
6月最初の週は、半導体産業の未来を描くニュースが多く、全て詳細な紹介はできないが、その概要だけでもお伝えしたい。ピックアップすると、インテルのウィンドリバー買収、日立・東芝のスマートグリッドへの参入、家電量販店のヤマダとビッグカメラがWiMAXネットワークに参入、三菱自動車が電気自動車i-MiEVを7月下旬に発売、そして太陽電池市場は日本が成長・欧州が縮小、と盛りだくさんだった。すべて半導体市場の未来を切り拓く話である。 [→続きを読む]
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