2009年、前半の暗さから一転、後半は明るい成長可能な応用が見えてきた

先週のニュースは相変わらず、リチウムイオン電池、太陽電池、パワー半導体などの新しい分野のニュースが多かったのに加え、韓国、台湾の活発な動きも目立った。ただし、目玉となるビッグニュースはなかったと思う。今年最後のニュース解説では、この1年の大きなニュースや動きを拾ってみる。 [→続きを読む]
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先週のニュースは相変わらず、リチウムイオン電池、太陽電池、パワー半導体などの新しい分野のニュースが多かったのに加え、韓国、台湾の活発な動きも目立った。ただし、目玉となるビッグニュースはなかったと思う。今年最後のニュース解説では、この1年の大きなニュースや動きを拾ってみる。 [→続きを読む]
先週の半導体関係の最大のトピックスは、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの合併契約に正式に調印したことだと思うが、ほとんどのメディアは大きく採り上げなかった。この合併は親会社が決めた周知の事実であり、両社の社員は合併に向けた手続きを粛々と進めていることには変わりはないからだ。 [→続きを読む]
パワー半導体のニュースが目白押しの1週間だった。太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーを発生させる発電所から、それを効率よく送るだけではなく平準化する送電線網のスマート化など、電力エネルギーに関係する市場はこれから膨れ上がる。この電力を直接制御するのがパワー半導体、その入力であるゲートをドライブするトランジスタやICも必要となる。そのICを制御するのがマイコン。電力市場は半導体応用の宝庫だ。 [→続きを読む]
先週は、半導体製造装置とその関連材料・部品などの展示会であるセミコンジャパンが開かれた週であり、装置関係の話題が多かったが、製造装置のトレンドはもはや32nmや22nmなどの微細化ではない。いかにコストを下げるか、生産性を上げるか、といった低コスト化技術の方向へ向かっている。 [→続きを読む]
半導体製造装置市場がゆっくりだが、着実に回復している。先週のニュースでは、製造装置の新工場建設、新工場稼働の発表があり、また半導体製造装置の応用製品である液晶製造装置の中国市場への取り組みがニュースとして報道された。景気後退の懸念材料は「ドバイ・バブルの崩壊」が表面化してきたことだ。 [→続きを読む]
先週のニュースはビジネス的に良いニュースと悪いニュースのまだら模様だったといえよう。まず良いニュースはDRAMの価格が採算レベルに戻ったこと、半導体メモリーメーカにとってはほっと一息つく。経済にとって悪いニュースはエレクトロニクス産業における増資ラッシュとアルプスの海外拠点の閉鎖ニュース。そしてまだら模様は液晶ビジネスも。 [→続きを読む]
台湾半導体、エレクトロニクス産業が活発だ。先週から今日にかけて台湾勢がアグレッシブな結果を出し、経済活動を活性化している様子が浮き彫りになっている。もう一つのニュースは東芝・シャープが白色LEDの自社開発に乗り出したことである。この二つの動きを採り上げよう。 [→続きを読む]
11月2日の週は、自動車用リチウムイオン2次電池の記事が目白押しだった。日産自動車がフランスのルノー向けに量産するというニュースが11月3日に流れた後、7日には日産・ルノーのチームがフランス政府を巻き込んでリチウムイオン電池開発のための新会社を設立すると報じられた。 [→続きを読む]
先週はエネルギー関連の動きが目立った。10月27日にオバマ大統領はITを駆使してスマートグリッド構築に向け34億ドルを政府が拠出することを表明した。一方で米国財務省は太陽光発電や風力などの再生可能エネルギーの普及に向け、関係する政府機関やエネルギー企業などに22億ドルの債権を割り当てたと発表している。米国がいよいよ環境・エネルギーに本格的に乗り出す。 [→続きを読む]
先週、モーターショーが開かれ、電気自動車とそれを支える電池の発表が新聞紙上をにぎわした。電動へのシフト、環境車向け部品開発強化、太陽電池車を開発、車載用電池の量産ライン完成、電気自動車電池の再利用、ハイブリッド車向けに海外で電池組み立て、などなど。気になる先週のトピックスはアマゾンの対前年増収増益だ。 [→続きを読む]
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