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週間ニュース分析

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スマートフォンとタブレットの時代を確信させる設備投資と顧客とのコラボ

スマートフォンとタブレットの時代を確信させる設備投資と顧客とのコラボ

これからの電子市場はスマートフォンとタブレットが引っ張ることを何度か書いてきたが、メーカー側でもこの動きがはっきりしていた1週間だった。出版系メディアや印刷会社は電子書籍を目指しているが、単なる書籍の電子版では市場は開けない。電子書籍にプラスアルファを付け足すことで消費者は動く。先週は産業スパイの逮捕情報もあった。 [→続きを読む]

東芝四日市工場の瞬時停電から学び、アドバンの前向き戦略を高く評価する

東芝四日市工場の瞬時停電から学び、アドバンの前向き戦略を高く評価する

先週は、アドバンテストが米国のLSIテスターメーカーのヴェリジー社の買収提案を行ったというビッグニュースがあった8日、シリコンウェーハメーカーであるSUMCOの赤字幅が2009年よりも拡大した、というニュースが話題を呼んだ。10日には東芝の四日市工場で瞬時停電による影響でプロセスが止まるという大騒ぎがあり騒がしい1週間だった。 [→続きを読む]

セミコンジャパンとEmbedded Technology展が重なった先週12/1-3

セミコンジャパンとEmbedded Technology展が重なった先週12/1-3

先週は半導体製造装置・材料のビッグイベントであるセミコンジャパンと、半導体アプリケーション顧客向けの最大のイベントであるEmbedded Technology(ET)2010展が同じ日程で12月1〜3日間、開かれた。二つのショーからのニュースはもちろんあったが、規模はどん底だった昨年からまだ回復していないレベルにとどまっている。 [→続きを読む]

エリ・ハラリ、チューダー・ブラウン両経営者からみる半導体経営の神髄

エリ・ハラリ、チューダー・ブラウン両経営者からみる半導体経営の神髄

先週は大きなニュースがほとんどなかったが、日本経済新聞社主催の世界経営者会議のレポートにおいて半導体分野の経営者として米サンディスク社のエリ・ハラリCEOと英アーム社のチューダー・ブラウン社長の講演内容が今の時代の半導体経営の考え方を示しており、日本の半導体経営の役に立つ話が多かった。 [→続きを読む]

米電気自動車のベンチャー、テスラ社に見るビジネス優先の成長戦略

米電気自動車のベンチャー、テスラ社に見るビジネス優先の成長戦略

先週のニュースは9日に出そろった電気各社の第3四半期までの決算についてのまとめ記事があると同時に、製造装置メーカーは景気減速の見通しを懸念している。一方で、電気自動車の新しい動きとして米テスラモーターズが日本市場重視の考えを強めていることがはっきりした。 [→続きを読む]

市場の構造変化に対応、DRAMは減産、インテルはファウンドリ事業開始

市場の構造変化に対応、DRAMは減産、インテルはファウンドリ事業開始

ここ1〜2週間、各社の決算発表が一段落し、景気の回復基調が鮮明になってきたが、DRAM専業のエルピーダメモリが下降局面に入っている。DRAM単価の下落傾向が続く中、減産という手段をとり、DRAM市況の悪化に備えることを明らかにしている。先週のニュースを見ていると、半導体・エレクトロニクス産業の構造変化に対応する企業が見えてくる。 [→続きを読む]

リチウムイオン電池搭載のハイブリッドカーが初登場、半導体の新市場開ける

リチウムイオン電池搭載のハイブリッドカーが初登場、半導体の新市場開ける

先週は、ハイブリッドカーとして初めてのリチウムイオン2次電池を採用する日産自動車の「フーガハイブリッド」を採り上げようと考えていた中、東芝がインテル、サムスンと次世代半導体で連合するというニュースが10月29日の日本経済新聞に出た。「こりゃ一体なんだ?」、経産省が支援するという誠に奇妙奇天烈な内容だ。 [→続きを読む]

インテルが60億ドルを超える投資を計画、22nm以下のプロセスをにらむ

インテルが60億ドルを超える投資を計画、22nm以下のプロセスをにらむ

先週最大のニュースは米インテルが22nm以下のプロセスに向けて60億〜80億ドルの投資をすると発表したことだろう。オレゴン州の現在の工場敷地内に新たに工場を建設することに加え、米国内にある既存の工場にも投資する金額を含んでいる。もう一つの大きな動きは電気自動車用のバッテリを巡る動きだろう。 [→続きを読む]

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