半導体製造用部材の供給も着実に回復、さらに攻めの増強も進む

先週は、東芝と日立製作所の2011年3月期決算の発表があった。共に今期は最高益で、東芝が連結の純利益が1400億円になる見込み、日立は同2388億円になったことを発表しているが、その中身は大きく違う。東芝がフラッシュメモリーの半導体事業で利益を伸ばしたのに対して、日立は新興国でのインフラ重要で利益を生み出している。 [→続きを読む]
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先週は、東芝と日立製作所の2011年3月期決算の発表があった。共に今期は最高益で、東芝が連結の純利益が1400億円になる見込み、日立は同2388億円になったことを発表しているが、その中身は大きく違う。東芝がフラッシュメモリーの半導体事業で利益を伸ばしたのに対して、日立は新興国でのインフラ重要で利益を生み出している。 [→続きを読む]
先週は、ゴールデンウィークの真っただ中で、企業活動をベースにするニュースらしいニュースはほとんど出てこなかった。日本経済新聞や日刊工業新聞は、東日本大震災によって遮断された半導体部品のサプライチェーンに関する解説などの記事が多かった。 [→続きを読む]
先週は、東日本大震災からの復旧を急ぐ記事が多かった。半導体シリコンそのものの材料供給にサプライチェーン上最大の不安があったが、信越化学工業子会社の白河工場が4月20日に操業を一部再開し、6月末に震災前の生産水準に回復させるメドが付いた、と日本経済新聞が4月29日に報じた。 [→続きを読む]
先週は、東日本大震災から一刻も早く立ち直るという方策から、もっと長期的な電力供給を見据えたスマートグリッドへの展開に至る戦略までの手を打つという考えが見え始めてきた。自動車メーカーはひとまず、国内工場での生産を再開した。それも稼働率を5割程度に留め、試運転といったところだ。 [→続きを読む]
スマートグリッドを中心とした再生可能エネルギーや蓄電池などの積極的な利用が中長期的なトレンドとして進むと見られていたが、東日本大震災の影響によって意外と早くやってくるかもしれない。震災後、初めての夏場を迎えるに当たり、電力消費の少ないLED照明、電力用蓄電池、無停電電源など電力関係のニュースが先週は多かった。 [→続きを読む]
先週も東日本大震災の爪痕から生産活動を始めるというニュースから、この夏の大きな電力需要に備える動きも出てきている。ただし、半導体デバイスの原材料となる結晶シリコンの生産見通しがまだはっきりしていない。特に300mmウェーハの一大生産基地である信越半導体の白河工場の状況が4月1日以来発表されていない。 [→続きを読む]
先週も依然として東日本地震の影響の報道が多い。その中で、半導体産業が着々と操業を進めているというニュースが出てきたことは心強い。一方で、素材関係は依然として動かない。大きな化学プラントが停止することで、半導体工場で使う薬品や材料、部材などのサプライチェーンが供給停止しているという事態も出てきている。 [→続きを読む]
先週も地震のニュースが支配的だった。東北太平洋沖地震による日本の半導体産業、さらにそれを使う製造業、自動車産業への影響などが次第に明らかになってきた。一部、生産が再開されつつある工場も出てきている。一方で、モノづくりの基礎となっているシリコンウェーハの生産が世界の25%を占め、世界の製造、特に自動車が生産できなくなるとも言われている。 [→続きを読む]
先週のニュースも地震一色だった。半導体産業に係わる企業の工場の被害状況を伝える報道が目白押しであり、続報は今でも続いている。自動車業界もライバル3社が一致協力して部品供給を支援する体制を整えていくことを決定した。 [→続きを読む]
3月11日、東北地方を中心に日本列島はマグニチュード9.0という未曽有の巨大地震に見舞われた。余震はいまだに続いている。今回の地震は、揺れそのものの被害が全く分からなくなるほど津波による被害があまりにも大きく、あまりにも悲惨だった。半導体工場、半導体製造装置工場、材料工場は大丈夫だろうか。 [→続きを読む]
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