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週間ニュース分析

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シャープが国内亀山に留まってくれたおかげでサムスンはトップになれた

シャープが国内亀山に留まってくれたおかげでサムスンはトップになれた

先週は、アップルの世界開発者会議、VLSI Symposium、JPCAショーなどのイベントが盛りだくさんで、これらをベースにした記事も多かった。ただ、最も興味を引いた記事は、日本経済新聞に連載されている「テレビはなぜ負けた」シリーズの15日付けの記事「(4)これでシャープに勝てる」であった。 [→続きを読む]

ファウンドリへの投資が活発に、サムスンの真相も考察

ファウンドリへの投資が活発に、サムスンの真相も考察

ファウンドリ投資が活発に動いている。TSMCとUMC、サムスンなどシステムLSIのファウンドリ企業が10億ドル単位の設備投資を行う。同時にサムスンにおけるCEO交代劇とアップルとの訴訟合戦、ファウンドリ戦略などの事実から、サムスンの真相が少しずつだが浮かび上がってきた。 [→続きを読む]

SiC・GaNパワー半導体と国内ファウンドリビジネスのニュースが相次ぐ

SiC・GaNパワー半導体と国内ファウンドリビジネスのニュースが相次ぐ

先週は、SiCやGaNなどのパワー半導体に関するニュースが相次ぎ、日本の半導体プロセスのファウンドリに関するニュースも2件あった。SiCやGaN系などのパワー半導体はエネルギーバンドギャップが広く、高温に強いうえに半導体材料としての耐圧が高いという利点がある。ファウンドリビジネスはまだ日本では成立していない中、どう取り組むか。 [→続きを読む]

ルネサスは残された社員のモチベーションを上げる方針策定を急げ

ルネサスは残された社員のモチベーションを上げる方針策定を急げ

先週土曜日26日の日本経済新聞の朝刊に掲載された「ルネサス、最大1.4万人削減、従業員の3割、主力工場、台湾企業に売却」と題する記事が1面トップを飾った。この記事は従業員4万4000人の約3割に相当する人を削減するとともに鶴岡工場をTSMCに売却するというもの。 [→続きを読む]

東芝、シャープともグローバル化を進めることでテレビ事業を立て直す

東芝、シャープともグローバル化を進めることでテレビ事業を立て直す

先週は、東芝がテレビ事業を立て直すため深谷事業所での国内生産から撤退し、海外での委託生産を50%以上に高めると発表した。これは東芝の中期計画に関する記者発表の中で17日に明らかにされたもの。これによって12年度の黒字化をめざすとしている。 [→続きを読む]

オバマ大統領の450mmクリーンルーム建設中CNSE訪問、米国で大きな反響

オバマ大統領の450mmクリーンルーム建設中CNSE訪問、米国で大きな反響

先週、日本のメディアが全く報道しなかったが、米国メディアが大きく報道した半導体のニュース、『オバマ大統領がSEMATECHのあるアルバニーのCNSEを訪問』について考えてみたい。日本では、マイクロンテクノロジーによるエルピーダメモリの買収ニュースがいつまでも尾を引いていたが、海外ではほとんど話題にさえ上っていない。 [→続きを読む]

エルピーダの支援企業がマイクロンに、買収メリットを議論する

エルピーダの支援企業がマイクロンに、買収メリットを議論する

ゴールデンウィーク終盤の5日に、エルピーダメモリの支援企業が米国マイクロン テクノロジーに決まりそうだ、と日本経済新聞やYomiuri Onlineが報じた。韓国のSKハイニックスが応札しないと4日に発表してから急展開を迎えた。6日の日経は、マイクロンが2000億円超で買収、設備投資を含めた総支援額は3000億円弱になる見通しと伝えた。 [→続きを読む]

最先端技術を持つファウンドリにビジネスチャンスあり

最先端技術を持つファウンドリにビジネスチャンスあり

この1ヵ月間、TSMCの28nmプロセスが大トラブルを起こしている、というニュースが引っ掛かっている。先週のクアルコムの決算発表では、このTSMCの生産ライントラブルに深く関係しており、他のファウンドリ企業は大きなビジネスチャンスを迎えた。一方、製造装置トップのASMLからの決算発表からも興味深い事実が判明した。国内メディアはこれを報道していない。 [→続きを読む]

民生セットメーカーのリストラの話題と、成長狙うグローバル化の話題が混在

民生セットメーカーのリストラの話題と、成長狙うグローバル化の話題が混在

パナソニック、ソニー、シャープといった民生エレクトロニクスメーカーの赤字立て直しが求められる中、先週はソニーが1万人を削減するという計画を発表した。セットメーカーの再建策を見ても、再生するとは思えない計画が相次ぐ。従来のビジネスモデルや経営手法から一歩も出ていないからだ。 [→続きを読む]

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