日本の製造業、製造プロセス離れが気になる

先週、日本の製造業離れのニュースが続出した。ビッグニュースはなかったものの、小さなニュースを寄せ集めると、そのような動きが見えてくる。特に、半導体製造は数年前からファブライト戦略と称してモノづくりをやめていく傾向が出ていたが、先週のニュースはそれを加速するような動きともとれる。 [→続きを読む]
» セミコンポータルによる分析 » 週間ニュース分析
先週、日本の製造業離れのニュースが続出した。ビッグニュースはなかったものの、小さなニュースを寄せ集めると、そのような動きが見えてくる。特に、半導体製造は数年前からファブライト戦略と称してモノづくりをやめていく傾向が出ていたが、先週のニュースはそれを加速するような動きともとれる。 [→続きを読む]
先週は、旧暦のお盆を迎え、夏休みに入った企業が多く、ニュースが少なかった。記者泣かせの週である。そのような中、国内半導体ファブレスのメガチップス、IDMのエルピーダメモリ、製造装置のアルバック、半導体チップを基板の中に組み込む部品内蔵基板モジュールメーカーの村田製作所やTDKなど、に関するニュースを紹介する。 [→続きを読む]
8月9日の日経産業新聞は、ニコンの450mmウェーハ対応の露光装置の開発にインテルが数百億円を負担することに両者合意した、と報じた。半導体製造装置は巨額になると共にその開発コストも上がっていく。カスタマ(半導体メーカー)にも開発費を負担してもらい、その見返りとして優先的に装置を出荷する。 [→続きを読む]
ロンドンオリンピックの女子バドミントンダブルスで準優勝した藤井瑞希・垣岩令佳組の所属チームとして知名度が上がった、ルネサスエレクトロニクス。その決算発表が先週あった。この決算発表において、新聞各紙や専門サイトでの採り上げ方が大きく違うことがよくわかった。記事のタイトルが大きく分かれたのはなぜか。 [→続きを読む]
先週末、富士通が三重工場を台湾のファウンドリTSMCに売却する方向で交渉を始めたというニュースが日本経済新聞のトップを飾った。富士通が三重工場を売却するという話は以前からもあった。これまで提携交渉話はまとまるまでは完全部外秘だった。途中で漏れると交渉相手の信頼を裏切ることになり破談に至るからだ。なぜ最近はこうも漏れるのか。 [→続きを読む]
世界のIT・半導体大手の第2四半期(2Q:4〜6月)の決算発表が相次ぎ、明暗が分かれた。また将来に向けて攻めのビジネス戦略を発表した所も多い。クアルコムは、前年同期比28%増の46億2600万ドル、純利益が同17%増の12億700万ドルと絶好調の様相を見せたのに対して、マイクロソフトは初の赤字を計上した。 [→続きを読む]
先週、日本政府から日本再生戦略原案が発表された。日本の半導体産業にとって、世界の半導体産業並みあるいはそれ以上の成長力を持つためには、政府の支援は欠かせない。しかし、経済を成長させるのはあくまでも民間企業。政府の役割は企業が成長しやすくするための環境を整えることである。 [→続きを読む]
エレクトロニクスや半導体というテーマからは外れるが、「ヒッグス粒子が99.9999%の確率で存在する」というニュース記事が7月5日の日本経済新聞の1面トップを飾った。ヒッグス粒子は、物質がどのようにしてこの世に生まれたかを説明する過程で見られるはずの素粒子の一つだ。この成功を導いた要因の一つに国際的なコラボレーションがある。 [→続きを読む]
グーグルが新型携帯端末「ネクサス」シリーズを発表したことの影響をさまざまな角度から見てみよう。国内では6月29日の日経産業新聞などがグーグルの開発者会議におけるタブレット発表の様子を報じただけにすぎないが、海外メディアはグーグル一色だ。国内メデイアは7月1日から始まった再生可能エネルギー全量買取制度のニュースが多かった。 [→続きを読む]
ここ数週間、ルネサスエレクトロニクスのリストラ費用1000億円を捻出するための交渉が日本経済新聞などメディアで伝えられていたが、NEC、日立製作所、三菱電機の3社からの支援500億円と銀行からの支援500億円で賄うことが決まった。ルネサスはさらにファンドである米KKRとも500億円規模の第3者割当増資に関する交渉に入ると23日の日経が報じた。 [→続きを読む]
<<前のページ 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 次のページ »