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週間ニュース分析

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台湾ProMOSの300mmライン製造装置をGlobalFoundriesが買収

台湾ProMOSの300mmライン製造装置をGlobalFoundriesが買収

先週、台湾DRAMメーカーで経営再建中の茂徳科技(ProMOS)社が300mmウェーハ半導体工場の内部設備をグローバルファウンドリーズ(GlobalFoundries)に売却した、という小さな記事が3月29日の日本経済新聞に掲載された。こういった国際的な買収に関するニュースは交渉成立するまでは決して表には出ないようにするものだ。 [→続きを読む]

パナソニックがテレビ事業を大幅縮小するものの成長のエンジンが見えない

パナソニックがテレビ事業を大幅縮小するものの成長のエンジンが見えない

先週は、パナソニックがプラズマテレビ事業から撤退を決め、液晶テレビを外部から調達するといった、テレビ事業大幅に縮小する計画を3月18日の日本経済新聞が明らかにした。今年1月のInternational CESにおいてパナソニックは民生機器から産業機器へのシフトを発表していた。アップルやグーグルがテレビ事業に参入する中、パナソニックはどこへ行くのか。 [→続きを読む]

シャープがサムスンとの提携を受け入れた理由を考察、鴻海精密と比較する

シャープがサムスンとの提携を受け入れた理由を考察、鴻海精密と比較する

サムスンがシャープの株式の3.04%に相当する104億円を出資するというニュースリリースが先週発表された。第3者割当増資として、割当先をサムスン電子ジャパンとする。1株当たり290円となる。シャープがEMS最大の台湾鴻海精密工業と契約した条件と比べて妥当なのか、考察してみよう。 [→続きを読む]

エルピーダの再建計画進展、イースタンがMPUパッケージ事業進出へ

エルピーダの再建計画進展、イースタンがMPUパッケージ事業進出へ

国内企業の再構築が進んでいる。エルピーダメモリが昨年8月21日に東京地裁に提出していた更生計画案に対して、債権者による同意の決議が得られた。再建が一歩進んだことになる。インテルMPUのパッケージ基板を製造していた日本特殊陶業が回路基板事業を、CSP基板やプリント回路基板を手掛けるイースタンに委譲することが発表された。 [→続きを読む]

先週ISSCC開催の割に少なかった新聞報道を分析する

先週ISSCC開催の割に少なかった新聞報道を分析する

先週、ISSCC(国際固体回路会議)が開かれた割には新聞で採り上げられた話題は少なかった。この動きはIEDM(国際電子デバイス会議)でも同様だ。半導体産業をけん引する主要な企業がこういった学会で発表することが少なくなってきたことが大きい。大学からの発表が増えており、良い意味での産学共同がしっかりと根付いているからであろう。 [→続きを読む]

富士通セミとパナとの統合新会社、TSMCとのファウンドリ事業が明らかに

富士通セミとパナとの統合新会社、TSMCとのファウンドリ事業が明らかに

先週のビッグニュースは、富士通とパナソニックが共同で、「システムLSI事業の統合新会社設立に関する基本合意について」と題するニュースリリース(参考資料1)を発表したことだ。前回のニュース解説で紹介した、富士通とパナとの合弁会社のニュースはリークされたものだが、今回は両社が正式に表明したもの。 [→続きを読む]

パソコンからスマホ/タブレットへの大潮流、企業業績に大きく反映

パソコンからスマホ/タブレットへの大潮流、企業業績に大きく反映

先週は、海外企業の決算(2012年第4四半期:10〜12月)の発表が相次ぎ、エレクトロニクス業界はメガトレンドの潮流そのものが業績として表れた。すなわちパソコンや従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)から、スマホやタブレットへの転換が遅れた企業の業績が悪かった。 [→続きを読む]

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