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週間ニュース分析

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MWC開催を受けスマホのニュースが盛りだくさん

MWC開催を受けスマホのニュースが盛りだくさん

先週は、モバイル通信業者(キャリヤあるいはオペレータとも呼ぶ)のための展示・講演会であるMWC(Mobile World Congress)(図1)が開かれ、相変わらずスマートフォンなどのモバイル端末の報道ばかりが目についた。一方で、日本のモデム半導体開発共同会社アクセスネットワークテクノロジ(ANT)が解散するというニュースが対照的だった。 [→続きを読む]

メモリ需給が緩み始め、クルマ技術が活発に動く

メモリ需給が緩み始め、クルマ技術が活発に動く

2013年の半導体市場はDRAMやフラッシュなどのメモリがけん引したが、メモリの需給が緩み始めている。また、クルマ向けのカーエレクトロニクスは依然として活発であり、ルネサスが28nmのフラッシュメモリIPを開発した。欧州での超小型EV(電気自動車)の実験にはトヨタが参加し、ホンダが参加を目指す。 [→続きを読む]

ルネサス、4四半期連続、営業黒字を拡大中

ルネサス、4四半期連続、営業黒字を拡大中

先週はエレクトロニクス、半導体などの企業の決算が続々発表された。ソニーやパナソニック、シャープなどは、リストラによって工場や人員を削減した効果が出てきている。この結果、黒字への転換を達成したものの、今後の成長に向けた施策は抽象的な段階からはまだ脱し切れていない。ルネサスは4四半期連続営業黒字の拡大を続けている。 [→続きを読む]

理研の快挙、半導体技術者はそれをどう生かすか

理研の快挙、半導体技術者はそれをどう生かすか

1月29日、理化学研究所が発表した万能細胞作製の新手法は、日本中を勇気づけた。この研究のユニットリーダーである小保方晴子氏の写真が理研のトップページをすでに飾っている。半導体エンジニア・マネジャーにとって、今回の発表から学ぶことは何か、自社に活かせることは何か、を考える良い機会になる。 [→続きを読む]

攻めに転じる半導体業界

攻めに転じる半導体業界

米国では、AMDやTI(Texas Instruments)の収益構造が改善、エルピーダはDRAMに800億円を投資する計画を発表、東芝は米OCZ Technology社のSSD事業買収を完了した。ソニーはインドの特許業務委託大手Evalueserveとの合弁会社を設立、欧米への特許出願を促進する。 [→続きを読む]

好調TSMCの2013年決算、売上額2兆円の大台に乗せる

好調TSMCの2013年決算、売上額2兆円の大台に乗せる

1月16日にTSMCが2013年度(12月期)の決算を発表したことを、日本経済新聞、日経産業新聞がそれぞれ翌日、報じた。TSMCの売り上げは、前年比18%増の5970億台湾元(2兆596億円)と過去最高額を達成した。純利益は前年比13%増の1881億台湾元(6580億円)とこれも最高額。利益率は31.5%となった。 [→続きを読む]

世界のトレンドに自社の半導体製品を結び付けることが成長へのカギ

世界のトレンドに自社の半導体製品を結び付けることが成長へのカギ

新年あけましておめでとうございます。 2013年11月の世界半導体製品の販売額は、前年比6.8%増の272億4000万ドルとなり、11月としては過去最高を記録した。これは、新年早々、米SIAがリリースしたもので、日本経済新聞も1月5日に報じている。過去最高ということは、いまだに成長しているという意味でもある。 [→続きを読む]

パナソニック、製造部門を分離、ファウンドリとして競争力強化を狙う

パナソニック、製造部門を分離、ファウンドリとして競争力強化を狙う

先週は、工場の売却を巡るニュースが半導体業界を駆け巡った。パナソニックの半導体事業の再構築が正式に発表された。半導体事業は、「パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社セミコンダクター事業部」として長岡京市で継続するが、魚津、砺波、新井の各工場は、イスラエルのファウンドリTowerJazzとの合弁会社となる。 [→続きを読む]

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