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週間ニュース分析

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クルマへの注力を鮮明にしたルネサスの成長戦略、奏功

クルマへの注力を鮮明にしたルネサスの成長戦略、奏功

大きなニュースのなかった5月の連休明けの先週9日の夕方、ルネサスエレクトロニクスは決算発表を行った。それによると、営業損益は5四半期連続の黒字で、2013年度通期での営業黒字を計上した。リストラ効果だけではなく、車載用に特化することなどの攻めの効果も表れている。 [→続きを読む]

MediaTek好調、APUプロセッサの出荷量前年の4割増になりそう

MediaTek好調、APUプロセッサの出荷量前年の4割増になりそう

スマートフォン用のアプリケーションプロセッサ(APU)やモデム向けのチップを開発している台湾のファブレス、MediaTekが好調だ。2014年における半導体出荷量が前年比4割増になりそうだと5月1日の日本経済新聞が報じている。またLED照明分野における半導体ビジネスもチャンスが多い。 [→続きを読む]

国内半導体メーカー、積極的な攻めのニュース相次ぐ

国内半導体メーカー、積極的な攻めのニュース相次ぐ

東芝が田中久雄社長自身の判断で重点分野の投資を増やせる仕組みを作る、と4月27日の日本経済新聞が報じた。また半導体専業メーカーの株式上場、富士電機、日立化成の工場拡張、ルネサスのインド販社設立、DRAMの価格上昇など、半導体産業にとって前向きのニュースが相次いだ。 [→続きを読む]

SamsungがGlobalFoundriesと提携する理由

SamsungがGlobalFoundriesと提携する理由

SamsungがGlobalFoundries(GF)と技術提携すると、4月19日の日本経済新聞が伝えた。Samsungは14nmFINFET技術の生産技術を確立したとも伝えており、SamsungとGFの両社が共同で生産できるようになる。TSMCへの追撃が始まる。富士通とパナソニックの半導体新会社設立も決まったようだ。 [→続きを読む]

直近では値下がりあるもスマホ用NANDフラッシュの好調続く

直近では値下がりあるもスマホ用NANDフラッシュの好調続く

スマートフォン市場に向けた半導体は好調が続いている。NANDフラッシュメモリメーカーの東芝の業績が物語っている。4月10日の日経産業新聞は、「2013年10〜12月期の3ヵ月だけで約500億円の営業利益を稼ぎ、来月発表予定の14年1〜3月期決算でも500億円に近い水準の利益を稼ぐ見通し」と報じた。 [→続きを読む]

燃料電池車で新たなカーエレクトロニクスの機会増える

燃料電池車で新たなカーエレクトロニクスの機会増える

3月26日の日本経済新聞は、ホンダとトヨタがそれぞれ燃料電池自動車(FCV)を1000万円以下の価格で2015年に発売すると報じた。最近、電気自動車は航続距離の短さからやや人気が低下している。FCVは電池というよりも発電機の機能を持つため、水素の充填が必要になる。 [→続きを読む]

東芝NANDフラッシュの研究データ持ち出し事件を考える

東芝NANDフラッシュの研究データ持ち出し事件を考える

東芝の半導体メモリに関する技術情報を、東芝の提携先であるSanDisk元社員が持ち出したとして逮捕された。今回の事件の第1報は、13日の日本経済新聞夕刊に掲載された。その後、事件は明らかになってきた。これは、企業秘密を持ち出し、競合企業に提供するといった産業スパイ行為そのものである。 [→続きを読む]

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