iPhone 5が予定通り発表され、サムスン製部品が減少

先週は12日(日本時間13日)にアップルのiPhone5が発表されたというニュースが世界中を駆け巡った。日本ではあまり批判記事を見ないが、期待はずれという声は海外では多い。iPhone4Sまでは、アプリケーションプロセッサや、液晶パネル、メモリなどサムスンの部品が大量に使われていたが、iPhone5ではサムスン依存が薄れてきた。 [→続きを読む]
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先週は12日(日本時間13日)にアップルのiPhone5が発表されたというニュースが世界中を駆け巡った。日本ではあまり批判記事を見ないが、期待はずれという声は海外では多い。iPhone4Sまでは、アプリケーションプロセッサや、液晶パネル、メモリなどサムスンの部品が大量に使われていたが、iPhone5ではサムスン依存が薄れてきた。 [→続きを読む]
先週、国内における半導体関係の大きなニュースはなかった。海外ではアップルとクアルコムがそれぞれ自社向けチップをTSMCに専用に作ってもらおうとしたが拒否された、という噂が駆け巡った。また、アップルが12日に新製品発表会の案内を報道機関に配布したことがニュースとなった。ASMLの臨時株主総会では、共同出資計画が承認された。 [→続きを読む]
先週は、米投資ファンドのKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)がルネサスに対して1000億円を出資して経営権を取得するというニュースが流れた。最近は、強引なファンドの手法を嫌い、半導体企業側が警戒していた。アップルとサムスンとの訴訟問題の影響、富士通・ジェイデバイスとの取引についても考察する。 [→続きを読む]
先週、日本の製造業離れのニュースが続出した。ビッグニュースはなかったものの、小さなニュースを寄せ集めると、そのような動きが見えてくる。特に、半導体製造は数年前からファブライト戦略と称してモノづくりをやめていく傾向が出ていたが、先週のニュースはそれを加速するような動きともとれる。 [→続きを読む]
先週は、旧暦のお盆を迎え、夏休みに入った企業が多く、ニュースが少なかった。記者泣かせの週である。そのような中、国内半導体ファブレスのメガチップス、IDMのエルピーダメモリ、製造装置のアルバック、半導体チップを基板の中に組み込む部品内蔵基板モジュールメーカーの村田製作所やTDKなど、に関するニュースを紹介する。 [→続きを読む]
8月9日の日経産業新聞は、ニコンの450mmウェーハ対応の露光装置の開発にインテルが数百億円を負担することに両者合意した、と報じた。半導体製造装置は巨額になると共にその開発コストも上がっていく。カスタマ(半導体メーカー)にも開発費を負担してもらい、その見返りとして優先的に装置を出荷する。 [→続きを読む]
ロンドンオリンピックの女子バドミントンダブルスで準優勝した藤井瑞希・垣岩令佳組の所属チームとして知名度が上がった、ルネサスエレクトロニクス。その決算発表が先週あった。この決算発表において、新聞各紙や専門サイトでの採り上げ方が大きく違うことがよくわかった。記事のタイトルが大きく分かれたのはなぜか。 [→続きを読む]
先週末、富士通が三重工場を台湾のファウンドリTSMCに売却する方向で交渉を始めたというニュースが日本経済新聞のトップを飾った。富士通が三重工場を売却するという話は以前からもあった。これまで提携交渉話はまとまるまでは完全部外秘だった。途中で漏れると交渉相手の信頼を裏切ることになり破談に至るからだ。なぜ最近はこうも漏れるのか。 [→続きを読む]
世界のIT・半導体大手の第2四半期(2Q:4〜6月)の決算発表が相次ぎ、明暗が分かれた。また将来に向けて攻めのビジネス戦略を発表した所も多い。クアルコムは、前年同期比28%増の46億2600万ドル、純利益が同17%増の12億700万ドルと絶好調の様相を見せたのに対して、マイクロソフトは初の赤字を計上した。 [→続きを読む]
先週、日本政府から日本再生戦略原案が発表された。日本の半導体産業にとって、世界の半導体産業並みあるいはそれ以上の成長力を持つためには、政府の支援は欠かせない。しかし、経済を成長させるのはあくまでも民間企業。政府の役割は企業が成長しやすくするための環境を整えることである。 [→続きを読む]
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