はっきり見えてきた、ノートPCからタブレットPCへの大きなパラダイムシフト

DRAMの単価が落ちてきた。1GビットのDDR3品が図1のように契約価格が2.1ドルにまで下がっている。パソコンの先行きが不透明になってきたというニュースもある。さらに、インテルやAMDが相次いで業績を下方修正したという動きもある。こういった景気後退の話の背後において実は明るい成長産業が生まれ、パソコンからポストPCへの流れがはっきりと見えてきた。 [→続きを読む]
» セミコンポータルによる分析 » 週間ニュース分析
DRAMの単価が落ちてきた。1GビットのDDR3品が図1のように契約価格が2.1ドルにまで下がっている。パソコンの先行きが不透明になってきたというニュースもある。さらに、インテルやAMDが相次いで業績を下方修正したという動きもある。こういった景気後退の話の背後において実は明るい成長産業が生まれ、パソコンからポストPCへの流れがはっきりと見えてきた。 [→続きを読む]
先週のビッグニュースは、管総理大臣の続投が決まったことだが、菅直人氏への期待はすでに述べた(関連資料1)。むしろ、富士通研究所の無線給電技術について報道した各メディアを比較してみたい。そして、注目すべきニュースとして、GEやフィリップスがヘルスケアエレクトロニクスに参入するという記事を採り上げる。 [→続きを読む]
半導体産業にとって、先週はルネサスエレクトロニクスのSoCビジネスに関する発表会があったものの、新聞での扱いが小さいことに驚いた。セミコンポータルは記者発表のあった9日に報道した(関連資料1)が、新聞各社の動きは遅かった。これは記者がSoCビジネスとマイコンビジネスの区別がつかず、旧NECと旧ルネサスのCPUアーキテクチャの違いばかりについての質問が多く、SoCビジネスの本質を理解できなかったためだと思う。 [→続きを読む]
先週はやはりインテルが、インフィニオンの携帯電話用半導体事業を買収することで合意したというニュースをとり上げよう。買収金額は14億ドル。なぜインテルはインフィニオンの携帯電話用半導体事業を買うのだろうか。8月30日に両社から買収に関するニュースリリースが流された。 [→続きを読む]
先週は、太陽光発電、SiCパワー半導体、リチウムイオン電池など、パワーエレクトロニクスを巡る話題がたくさん出ている。パワー半導体はこれまでどちらかといえば地味な分野だったが、エネルギー問題が浮上して以来、今後の大きな成長分野の一つとして脚光を浴びるようになった。 [→続きを読む]
先週は夏休みが明け、企業からの発表は少なく、記者会見もほとんどなかった。記者仲間でいう、いわゆる夏枯れ状態だった。そのような中、最も注目を集めたニュースはインテルがセキュリティソフト会社のマカフィーを買収したことだろう。半導体とセキュリティソフト会社。この関係について考えてみたい。 [→続きを読む]
先週のニュースでは11日に円が一時84円台にまで上がったことによる半導体産業への影響が懸念された。8月4日に86円レベルにあった為替が急速に上昇してきたが、11日以降は元に戻りつつある。円高は輸出産業には痛手となるが輸入産業には売り上げ増につながる。半導体産業にとっては何が問題か。 [→続きを読む]
先週は特に大きなビッグニュースはなかった。ただし、気になるニュースをいくつか上げてみると、未来をドライブする新しい分野に向けた準備がボチボチ見えている。電気自動車、電子ブック、エネルギーハーベスティングである。それに伴い、設備投資も活発になっている。 [→続きを読む]
先週は、各社の4〜6月期の決算発表が相次いだ。海外勢と比べると日本の半導体メーカーの不調さが浮き出ている。ルネサスエレクトロニクスがまだ赤字、東芝や富士通はやっと黒字という部品事業の状況に対して、先週発表した英ARMは営業利益率42.7%、台湾のTSMCは同38.6%、韓国のサムスン電子の半導体部門が同30.8%という健全な財務状態だった。 [→続きを読む]
先週は、半導体産業にとって明るいニュースが続出した。エルピーダとスパンションの提携、東芝とサムスン電子との提携、クルマの半導体化の進展、という三つのテーマを採り上げる。3つとも半導体ビジネスにとっては極めて重要なポジティブな話で、今後の進展が期待される。 [→続きを読む]
<<前のページ 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 次のページ »