パワーグリッドをはじめとする電力関係に半導体の新応用分野を見る

先週のニュースは、その前の週のエルピーダのスパンション買収や富士通の社長辞任取り消し騒ぎのようなビッグニュースはなかったが、丁寧によく見てみると電力(パワー)関係のニュースが地味ではあるが出ている。ここでは、それらをもっと掘り起こしてみよう。キーワードはスマートグリッド、太陽熱発電、ドリームライナーだろう。 [→続きを読む]
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先週のニュースは、その前の週のエルピーダのスパンション買収や富士通の社長辞任取り消し騒ぎのようなビッグニュースはなかったが、丁寧によく見てみると電力(パワー)関係のニュースが地味ではあるが出ている。ここでは、それらをもっと掘り起こしてみよう。キーワードはスマートグリッド、太陽熱発電、ドリームライナーだろう。 [→続きを読む]
エルピーダがスパンションの研究開発拠点を買収するというニュースで驚き、続いて富士通の元社長が富士通本社を相手取り、辞任の取り消し要求を始めたというニュースにもインパクトを感じた。 [→続きを読む]
先週、ビッグニュースはなかったものの、次の一手に向けた動きがあちらこちらで見かけた。半導体・エレクトロニクス産業がやはり産業を牽引するキーインダストリーであることは産業界の常識であるが、大日本印刷が発表した2010年3月期の見通しにおいて、非印刷部門の売り上げが印刷部門を抜きそうだというニュースは典型的な例だ。 [→続きを読む]
先週のニュースでは、大きなニュースは半導体ではないがトヨタのニュースが気になる。半導体関連のビッグニュースはないものの、NECエレやルネサスがスマートグリッドにつながるメーター用半導体、車載用のマイコン並みに使われそうな小型のヒータ制御用パワーICなど新市場へ向けて着実に動き出しているニュースがあった。 [→続きを読む]
先週のニュースの中で最も注意を喚起させられたのは、マイクロンのアグレッシブな相次ぐ発表だろう。2月9日にはNORフラッシュやPCRAMに力を入れているニューモニクスを買収することを発表した。その1週間ほど前はインテルと25nmプロセスを共同開発したと発表しており、1月にはオーストラリアのエネルギー会社と太陽電池の合弁会社を設立することを発表した。 [→続きを読む]
先週のニュースではパイオニアの資本増強に三菱電機がカーナビの協力を強化するため、三菱化学が有機EL照明を開発促進するため、それぞれが参加することが報じられた。一方景気の明るさとして、米国の失業率が10%を割り始めた。アドバンテストが検査装置にその前後の機能も付けることで床面積の削減を狙った装置を開発しているというニュースもあった。 [→続きを読む]
先週のニュースは何といってもアップルが発表した携帯多機能情報端末「iPad」だろう。アップルが記者発表するというアナウンスがあると米国のメディアはあーでもない、こうでもないとさまざまな想像を巡らせたものの、結局はやや大きめのタブレットのようなタッチパネル方式の端末だった。別のトピックスでは半導体メーカーの業績が2009年10〜12月期に急回復している様子も報じられている。 [→続きを読む]
先週は電気自動車一色の週であった。週末には、慶応大学発の電気自動車ベンチャーであるシムドライブが推進する標準プラットフォームを利用する自動車の試作に34もの企業や自治体が参加するというニュースがあった。欧州からEU一体で電池を共同開発、充電施設などのインフラ形成を急ぐ、など電気自動車の開発が加速していることがはっきりした。 [→続きを読む]
これまで地味な分野であったパワー半導体に注目が集まっている。パワー半導体の設計・製造法も従来のシリコンプロセスとよく似ており、大電力を扱うための均一化、バラスト、少数キャリヤをうまく利用する方法などの問題はシリコンプロセスと一緒だ。しかし、放熱の問題、熱抵抗をいかに下げるか、という独自の問題もある。大電流だとわずかなインダクタも考慮するRF技術との類似性もあり、半導体の総合技術といえないこともない。 [→続きを読む]
新年2010年を迎え、スマートフォンを巡る衝撃的な発表が先週あった。グーグルがアンドロイドベースの携帯電話機をネットで直販すると発表した。台湾の携帯電話メーカーHTCがグーグルと共に開発した新型スマートフォン「ネクサスワン」を米国・英国向けにネット通販する。一方、アップルも黙ってはいない。パソコンメーカーのデルもスマートフォンを売り出す。 [→続きを読む]
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