半導体の業績回復は本物、SIAの発表は今年の半導体活況を裏付ける

5月の連休中にビッグニュースはなかったものの、半導体売り上げが着実に増えているとことが鮮明になってきた。SIAが発表した2010年3月における世界半導体売上高は、対前年同月比58%増の230億6000万ドルに達した。対前月比でも4.6%増加しており、着実に増えていることがわかる。 [→続きを読む]
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5月の連休中にビッグニュースはなかったものの、半導体売り上げが着実に増えているとことが鮮明になってきた。SIAが発表した2010年3月における世界半導体売上高は、対前年同月比58%増の230億6000万ドルに達した。対前月比でも4.6%増加しており、着実に増えていることがわかる。 [→続きを読む]
先週のニュースで最も気になったニュースは、日産自動車が発表した電気自動車「リーフ」の予約が好調だというニュースである。電気自動車はカーエレクトロニクス半導体の市場を2倍以上に押し上げる。もう一つ明るいニュースはスパンションの復活である。 [→続きを読む]
先週のニュースでも先々週と同様、メモリーが好調である事を受けて半導体製造装置の大手、東京エレクトロンが2期ぶりに黒字に転換する見込みだというニュースが流れた。続いて、インテルの新しいプロセッサやSoCアプリケーションプロセッサなどのニュースもあった。富士通の元社長と富士通本社とのドロ試合はとどまるところを知らない。 [→続きを読む]
先週、ビッグニュースはなかったものの、昨今の景気が回復してきた様子をしっかりと伝えている。まず、メモリーがDRAMにせよ、NANDフラッシュにせよ、好調を続けている。これを裏打ちするかのように、ディスコや大日本スクリーン、TDKなどの1〜3月期が快調に利益を伸ばしている。一方で、iPadの分解ニュースをアイサプライが発表した。富士通騒動にも触れる。 [→続きを読む]
先週は、ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが合併した「ルネサスエレクトロニクス」が、予定通り4月1日に発足した。昨年、合併が決まった時の両社の『足し算』では世界第3位の規模になるはずだったが、3月17日に市場調査会社のアイサプライが発表した『足し算』では95億3700万ドルの第5位に落ちてしまっている。 [→続きを読む]
先週のニュースは東京エレクトロンの業績が回復していることがはっきりしたことが最も大きい。同社は、28日の日曜朝の日本経済新聞に中途採用の1ページ全面広告を打った。また、台湾TSMCが照明用LED市場に参入することを発表した。 [→続きを読む]
今日の日刊工業新聞の一面トップに「東芝、半導体投資を倍増」という記事があった。東芝が今年度(2011年3月期)の設備投資費を前年比2倍強の2000億円に増額するというもの。投資額の8割がNANDフラッシュへの投資になる。今朝のNHKニュースでも同様のニュースが報じられた。新聞各紙のトップ記事が最近NHKでも報道される傾向がある。 [→続きを読む]
先週のニュースは、その前の週のエルピーダのスパンション買収や富士通の社長辞任取り消し騒ぎのようなビッグニュースはなかったが、丁寧によく見てみると電力(パワー)関係のニュースが地味ではあるが出ている。ここでは、それらをもっと掘り起こしてみよう。キーワードはスマートグリッド、太陽熱発電、ドリームライナーだろう。 [→続きを読む]
エルピーダがスパンションの研究開発拠点を買収するというニュースで驚き、続いて富士通の元社長が富士通本社を相手取り、辞任の取り消し要求を始めたというニュースにもインパクトを感じた。 [→続きを読む]
先週、ビッグニュースはなかったものの、次の一手に向けた動きがあちらこちらで見かけた。半導体・エレクトロニクス産業がやはり産業を牽引するキーインダストリーであることは産業界の常識であるが、大日本印刷が発表した2010年3月期の見通しにおいて、非印刷部門の売り上げが印刷部門を抜きそうだというニュースは典型的な例だ。 [→続きを読む]
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