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セミコンポータルによる分析

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2023年はグローバル化とSiCの新市場で始まった

2023年はグローバル化とSiCの新市場で始まった

新年あけましておめでとうございます。2023年1月1日の日本経済新聞は「グローバル化、止まらない」と題した記事を一面トップに掲載、米中対立やロシアのウクライナ侵攻で分断されているもののグローバル化は止まらないことを伝えた。4日の日経一面トップの「EV急速充電器規制緩和」という見出しを見てSiCの需要が増える、と直感した。 [→続きを読む]

アドバンテスト、次世代IC製品向けのテスターを続々発表

アドバンテスト、次世代IC製品向けのテスターを続々発表

アドバンテストが次世代IC製品に向けたテスターをセミコンジャパン2022で相次いで発表した。メモリテスター「inteXcell」(図1)や、VR/ARなどのディスプレイや車載用高精度ディスプライドライバICテスター向けのモジュール「LCD HP」、USB-Type CのパワーデリバリーICテスター向けモジュールなど未来志向の製品向けのテスターやモジュールなどである。 [→続きを読む]

TSMC、ドイツにも拠点、onsemiの旧新潟工場はファウンドリとして誕生

TSMC、ドイツにも拠点、onsemiの旧新潟工場はファウンドリとして誕生

TSMCが欧州版CHIPs法の成立を受けて欧州にもファウンドリ拠点を作ることが可能性として語られてきたが、12月24日の日本経済新聞は工場進出を最終調整する方向に入ったと伝えた。日本でもonsemiの旧新潟工場をファンドが購入したが、12月1日に会社設立が明らかになった。さらに車載半導体への投資が活発になってきたというニュースもある。 [→続きを読む]

sパラ、NF、変調特性も一度に測定できるPXIアナライザをKeysightが発売

sパラ、NF、変調特性も一度に測定できるPXIアナライザをKeysightが発売

次世代の5Gやビヨンド5Gなどミリ波対応のRFチップの高周波特性を測定するネットワークアナライザが驚くほど小型になった。高周波測定器で定評のあるKeysight Technologyは、PXIモジュールベースのネットワークアナライザ「M9834A/M9837A」(図1)を発売した。sパラメータだけではなくLNAのノイズ指数や変調解析も片手で持てるモジュールで測定できる。 [→続きを読む]

CHIPs法案成立以来、半導体製造と関連材料への投資総額が2000億ドルに

CHIPs法案成立以来、半導体製造と関連材料への投資総額が2000億ドルに

2022年8月にCHIPs+科学法案が成立して以来、民間企業の半導体投資額が2000億ドル(約27兆円)に達した、とSIA(米半導体工業会)がまとめた資料でわかった。以来これまで、40以上もの半導体エコシステムプロジェクトに適用され、半導体新工場の建設や、既存工場の拡張、チップ製造に必要な材料や装置を供給する施設に使われている。 [→続きを読む]

ヘテロ集積の先端パッケージ技術はセミコンジャパンの目玉だった

ヘテロ集積の先端パッケージ技術はセミコンジャパンの目玉だった

セミコンジャパン2022では、半導体パッケージングのブースが全体の半分近くを占め、プロセスの前工程だけではなく、後工程との間にある特に先端パッケージング技術に注目が集まった。12月15日に開催されたAPCS(Advanced Packaging and Chiplet Summit)2022では、Intel、TSMC、AMDなどの先端パッケージへの取り組みが目を引いた。 [→続きを読む]

ラピダス、IBMから2nmプロセスのGAA技術を導入、ソニーのセンサ新工場投資

ラピダス、IBMから2nmプロセスのGAA技術を導入、ソニーのセンサ新工場投資

日本発のファウンドリ企業、ラピダスがIBMから2nmプロセスのGAAトランジスタ技術(図1)の開発推進で提携した。ソニーはAppleのTim Cook CEOの訪問直後に、熊本県内に新工場設立と日本経済新聞が発表した。中国のNANDフラッシュメーカーであるYMTCを禁輸リストに加えたと米商務省が発表した。 [→続きを読む]

2022年第3四半期のファブレス半導体ランキング

2022年第3四半期のファブレス半導体ランキング

直近2022年第3四半期におけるファブレス半導体のトップランキングをTrendForceが発表した。それによると1位は、相変わらずQualcommで、5Gだけではなくクルマ用半導体で大きく伸ばした。2位は昨年3位から躍進したBroadcom、3位は2位から落ちたNvidia、4位AMD、5位MediaTekと続く。世界経済の鈍化により民生用が低下、データセンターや自動車などは伸びた。 [→続きを読む]

久しぶりに盛り上がっているセミコンジャパン2022

久しぶりに盛り上がっているセミコンジャパン2022

セミコンジャパン2022が東京ビッグサイトで開催されている(図1)。今年は、日本発のファウンドリサービス会社ラピダスの誕生を政府が後押ししてきた経緯を象徴するように岸田首相が祝辞を述べた(図2)。そのあと、キーノートとしてのパネルディスカッションが開かれ、ラピダス社のファウンドリビジネス参入の背景についてパネリストたちがそれぞれの立場から述べた。 [→続きを読む]

半導体製造装置、今年は史上最高だが、23年は16%低下の912億ドルに

半導体製造装置、今年は史上最高だが、23年は16%低下の912億ドルに

2022年の半導体製造装置が、過去最高だった昨年の1000億ドル超えよりもさらに年間で5.9%成長して1085億ドルになりそうだ、という見通しをSEMIが発表した。メモリ需要が緩み、在庫調整の時期が続いており、来年2023年には同16%減の912億ドルに低下するが、2024年には同17.5%増の1072億ドルに再成長すると予測している。 [→続きを読む]

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