2009年2月 9日
|長見晃の海外トピックス
米SIAから昨年12月の世界半導体販売高が発表され、2008年間のデータが見えてきている。年々増加のここ数年のプラス一途の基調が現下の世界的な経済危機に激しく揺さぶられて、前年比2.8%の減少となっている。一方、日々報道されているように、人員削減、工場統廃合の動きが加速されている。各国・地域の経済対策とともに、今後デバイス業界でも市場ニーズがあって伸ばしていくものの見る目、取り組み方がますます問われていると感じる状況である。
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2009年2月 2日
|長見晃の海外トピックス
世界同時不況の波紋が各国・地域に広がって、ドバイからも「バブル崩壊」の様相が伝えられるとともに、身近でも深刻な状況の報道が相次いでいる。
まさに全体が乗っかかるプラットフォームが昨年後半、特に秋以降急に沈んでいったという推移であり、ここは世界経済全体、そして我がデバイス業界の修復・打開の動きをしっかり把握してわが身の行動に照らしていかなければ、という受け取りである。
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2009年1月26日
|長見晃の海外トピックス
金融危機がデバイス業界に及んでいる影響が、具体的な各社業績発表に表われてきている。連日報道されているように世界全体、ほとんどの業種が大きな落ち込みに見舞われている中、我が半導体関係も推して知るべしではあるが、統合再編の動きが激しいDRAM業界とともに、以下実態の受け止め方である。
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2009年1月19日
|長見晃の海外トピックス
1年で最も寒いかと感じるこの時節、1月半ばに、本年の景況感を占ういろいろな見方が表わされるが、この世紀に一度の経済危機と言われる中では、落ち込みはどの程度か、戻すのはいつか、そして業界の統合再編は如何に、・・・、様々な見解を眺めて我が身の感じ方と見比べている。
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2009年1月13日
|長見晃の海外トピックス
晴天に恵まれた静かなお正月が終わって、気分一新で臨む仕事のスタート、第1週。恒例の新年の会合ではいずれいずこも厳しさ一点張りの基調、現下の経済状況では致し方なしというところ。それではということで、少しでも良い兆し、変化というものを求めて、新年当面、本欄記入に臨んでいく所存である。
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2009年1月 5日
|長見晃の海外トピックス
世界的な経済危機の余波が続く中で迎えた新年、2009年。早々の米SIAによる半導体販売高発表から現下の状況、そして行く年・来る年の半導体業界を眺める視点の記事に注目、新年のスタートにしたい。
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2008年12月29日
|長見晃の海外トピックス
テレビで見る歳末の街の声、「好調に進んでいたのに、土壇場で180度逆転」、「まさかここまで落ち込もうとは」、・・・。数年ぶりの低下、低水準という表現はもう慣れてしまった昨今であるが、「米国の小売業者が歳末商戦で苦戦。雇用や経済の先行きへの不安で消費者の財布のひもは固く、大手カード会社の調査では売上高は前年比5.5〜8%減と、ここ数十年で最悪の水準。」(12月27日付け asahi.com)というこのクリスマス商戦の速報には、改めて今年、2008年の激変ぶりを感じさせられる。
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2008年12月22日
|長見晃の海外トピックス
グローバルな金融危機の影響が、日々ますます広範に具体的に影を落としてきている。今年もあと僅かと押し迫っているのに、通常の年の瀬ならぬ慌しさが漂っていて、なかなか締まらないもどかしさがある。世界経済全体の動きに目を遣って、我が判断、行動の正しからんことを祈るこのところではある。
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2008年12月15日
|長見晃の海外トピックス
悪いニュースにはもうこりごり、英語の見出しにもTired of the bad news?とあり、グローバルな経済危機の渦中にあって、何処も同じ心境ということと思う。そうは言っても休んでいても仕方なし、何か打開に向けて動かなければ何も出てこないし、有望な材料をなんとか見い出していかなければ。
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2008年12月 8日
|長見晃の海外トピックス
この1年を締め括る時節であるが、グローバルな金融危機の影響がデバイス、エレクトロニクス業界の直近の業績予測および今後の見通しに一層具体的に表れてきている。ここ数ヶ月の急変事態であるだけに、なるべく多くの角度から全貌、実態の把握に努めて、今後の方向を的確に見定めることと感じている。
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