2008年9月22日
|長見晃の海外トピックス
米国大統領選挙を間近に控えて、米国証券会社を発端とする金融再編の慌しい動きが世界を駆け巡っている。(Herbert Clark) Hoover大統領以来の事態ではないかとするテレビのニュース番組でのコメントがあったが、1929年の世界大恐慌のことを指しているとのこと。ここはその後積み重ねた知恵に基づく世界を見据えた勇気ある対応の決断が求められるということと思うが、半導体および関連業界にも時を合わせるかのような余波が見られている。
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2008年9月16日
|長見晃の海外トピックス
この2008年9月12日が、Jack Kilby氏IC発明の50周年になるとのこと、Texas Instruments社では先端半導体研究センターをDallasに設立すると発表している。一方、Bell研が基礎研究を停止することについて米SIAからの発表があり、ともに合わせて半導体業界の大きな節目を感じるところがある。
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2008年9月 8日
|長見晃の海外トピックス
世界半導体販売高、今年1月から7月までの累計は前年比5%増の伸びとなっているとともに、300-mmウェーハが初めて比率が最大に、すなわちcrossoverが見られたとのこと。グローバルな拡大、シフト傾向という市場の様相の一方、支える技術基盤は大きな節目を越えて堅調な進展ぶりを示していると思う。
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2008年9月 1日
|長見晃の海外トピックス
猛暑も突然と去った感じの今夏であるが、秋の気配も見えてきて各業界、秋の陣突入である。本当にあっという間の時の移行、小刻みにアップデートしていかないと追い着けない変化と早さ。今回取り上げているテーマもその範疇と感じている。
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2008年8月25日
|長見晃の海外トピックス
創立40周年を迎えたというインテル社、ここのところ市場状況を説明するのに基軸となる2つのキーワードである"新興国市場"と"CE製品"、に注目している。
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2008年8月18日
|長見晃の海外トピックス
2008年後半以降の半導体市場ははどうなるか?前半ですでに半導体は振るわなかったし、市場researchersの多くが、sub-prime housing危機、原油高騰などの要因から、IC予測を下方修正している一方で、World Semiconductor Trade Statistics(WSTS)からの2008年第二四半期グローバル半導体販売高データでは、力強い伸びの傾向および後半で市場が活況になる可能性が示されている(8月11日付け EE Timesの2つの記事から)。
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2008年8月11日
|長見晃の海外トピックス
原油高、サブプライムなど足元がすくわれる要因に見舞われて、デバイス各社の業績発表でもレイオフや先行きへの警告が目に付く感じ方が強くなっている。猛暑の続く中、怪談を聞くよりも寒気を感じるところがあるが、以下、この上半期、1-6月の比較的堅調な世界半導体販売高、そして北京オリンピックと同期して非常に大きく輝きを増していると感じるLEDに注目している。
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2008年8月 4日
|長見晃の海外トピックス
仕事の打ち合わせで訪れたペナン島とその行き帰りで感じたことを取り上げている。今回は実地体験も含めて、全編が"グローバル雑学"という雰囲気の内容となってしまっていること、致し方なさをご容赦願いたい。
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2008年7月28日
|長見晃の海外トピックス
久しぶりに出席した自治体セミナー、8インチ製造ラインの相次ぐ閉鎖・phase outの記事、ともに半導体業界の現況の厳しい側面を重ねて感じさせる内容が含まれる。
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2008年7月22日
|長見晃の海外トピックス
真夏の汗が滲み出る陽光が差し込んでくる時節に合わせるかのように、デバイス業界、製造装置業界にも激しい動き、厳しい対照の様相が感じられる。
恒例のSemicon Westの週、今を時めく話題は何か、とともに現実の業況というものが否応なく伝わってくる対比がある。
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