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45兆個のセンサが必要になるのだ!!〜医療、農業、社会インフラにセンサ革命

45兆個のセンサが必要になるのだ!!〜医療、農業、社会インフラにセンサ革命

「トリリオンセンサの時代がやって来たことに対し、鈍感な人たちがまだたくさんいる。バイオ、医療、ネットワークなどに必要なセンサの数を指数関数的に計算すれば、何と45兆個のセンサが必要になるのだ。しかし、その多くは、まだ開発されていない」。 [→続きを読む]

半導体最先端を見据えるスタンス、チャレンジ、つばぜり合い

半導体最先端を見据えるスタンス、チャレンジ、つばぜり合い

毎年2月のこの時期は、半導体最先端の回路技術、微細化技術を競い合う国際会議に注目して認識のアップデートである。ISSCC(2015 IEEE international Solid-State Circuits Conference[2月22-26日:San Francisco, CA])、そしてSPIE(International Society for Optics and Photonics[2月22-26日:San Jose, CA])である。14-nmの量産が発表されたばかりの現時点であるが、10-nmそして7-nmを見据えた取り組みの最新状況が、IntelそしてSamsung、TSMCをはじめとして各社から発表されている。 [→続きを読む]

青天の霹靂、敏感な反応 …インドfab、14-nm量産、特許政策

青天の霹靂、敏感な反応 …インドfab、14-nm量産、特許政策

アジアでは旧正月、南米ではカーニバルのこのタイミングではあるが、グローバル半導体業界では注目する動きに絶え間ないところがある。まさに青天の霹靂という表し方が見られるが、米国の馴染みのない半導体メーカーがインドでのアナログfab設立に$1 billionの投資を発表、驚かせている。また、敏感な反応が湧いてくる動きとして、Samsungの先端を切る14-nm FinFETモバイル半導体の量産開始、そしてQualcommはじめ反発が予想されるロイヤリティを下げる可能性を孕んだIEEEの特許政策の変更がある。 [→続きを読む]

2015年の半導体市場展望、メモリ価格の適正化へ

2015年の半導体市場展望、メモリ価格の適正化へ

2015年の半導体市場はどうなるか。2014年の半導体市場は、前年比9.9%増で市場最高の3358億ドルに達した。1年前の予想では、WSTSが4.1%増であり、Gartnerは5.4%成長、IHSグローバルは5.8%成長、IC Insightsが7%成長であった。総じて実際よりも低く見ていた。今年はどうか。「エグゼクティブサマリーレポート」(2015年2月発行)の特集(参考資料1)では、今年の動向を占った。 [→続きを読む]

Qualcommの圧倒的ポジションに迫る政府、業界、各社の攻撃、追撃

Qualcommの圧倒的ポジションに迫る政府、業界、各社の攻撃、追撃

ビジネス慣行を主題とした半導体業界の訴訟関連のニュースと言えば、1つにIntelとEuropean Union(EU)の間の係争が思い浮かぶが、同様に圧倒的なシェアを巡る争い、駆け引きの現在の中心にいるのはQualcommということと思う。中国政府がQualcommに対して独占禁止法違反で1000億円強の罰金を科し、Qualcommも争わない方針とともにライセンス料を引き下げる情勢となっている。韓国政府、業界標準化機関からも同様の圧力が見られるとともに、モバイル機器関連の各社にも少なからずのインパクトを与えている。 [→続きを読む]

2014年の世界半導体販売高、9.9%増の$335.8 billionと最高更新

2014年の世界半導体販売高、9.9%増の$335.8 billionと最高更新

米Semiconductor Industry Association(SIA)から恒例月次の世界半導体販売高が発表され、今回は2014年12月、そして2014年の締めとなる。12月としても最高の販売高となり、2014年全体としては9.9%増の$335.8 billionとまたまた史上最高を更新、モバイル機器が世界市場を引っ張る構図が続いている。半導体製品分野では、ロジック、メモリそしてmicro-ICs(MPUsを含む)が売上げのトップ3であり、さらに細かくはDRAMの34.7%増が目立っている。 IoT、wearableが早々賑わす今年の半導体市場に引き続き注目である。 [→続きを読む]

激しさを増すグローバルな攻防…中国が作る壁、モバイル市場

激しさを増すグローバルな攻防…中国が作る壁、モバイル市場

グローバル市場に向けて圧倒的な覇権を構築する動きが、自国の半導体業界強化を国家5ヶ年計画に打ち出して邁進を図る中国、そしてもう1つ、Qualcomm、Samsung、そしてMediaTekなど奪い合い、置き換えと組んずほぐれつの様相を呈するモバイル用半導体市場に見られている。$400 billionの次の大台規模が数年先に見えているという見方が出てきている世界半導体業界であり、No.1シェアを目指して国・地域の間、そして各製品分野でのグローバルな攻防が一層激しさの度合いを高めている。 [→続きを読む]

熱を帯びるIoT/wearable市場に向けた多種多彩なアプローチ

熱を帯びるIoT/wearable市場に向けた多種多彩なアプローチ

昨年末から一気に活況の度合いを上げているInternet of Things(IoT)およびwearable electronicsの熱気が、今年に入っても続くとともに、いろいろな切り口での一層具体的なアプローチが世界の方々から噴出している様相がある。IoTが進化した新たなインターネットのイノベーション、Internet of Everything(IoE)という表し方の打ち上げも見られて、どこまでどのように進展していくか、大きな注目である。Apple Watchの発表に向けた敏感な市場の期待、反応が、1つに物語るところとなっている。 [→続きを読む]

早々、モバイルプロセッサ3社を巡る喧噪、実力本位の凌ぎ合い

早々、モバイルプロセッサ3社を巡る喧噪、実力本位の凌ぎ合い

半導体ランキングでトップのインテルに続く3社であり、モバイル機器用プロセッサの設計、製造をリードするSamsung、TSMCおよびQualcommを巡って、新年早々騒がしい動きが浮上している。2014年の最高業績を発表したTSMCであるが、Apple社の新規A9プロセッサ製造についてプロセス技術で先行するSamsungが大方の受注を獲得して反転攻勢とのこと。Samsungの自前プロセッサ開発、Qualcommの欠陥問題と、真偽の度合い如何、情報戦の様相も感じられるが、実力本位の凌ぎ合いで3社もつれ合う急展開の情勢を受け止めている。 [→続きを読む]

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