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ICパッケージの設備投資、空前の急拡大〜イビデン3000億円投入、3工場新設

ICパッケージの設備投資、空前の急拡大〜イビデン3000億円投入、3工場新設

国内プリント配線板メーカー各社の投資額推移を見ていれば、半導体に連動しながらかなりの上昇を続けていることがよくわかる。イビデンからシライ電子までの大手13社の設備投資総額は、2018年度に1477億円、19年度に1526億円、20年度に1788億円となっており、21年度については一気上昇し、大台の2362億円に乗せる勢いなのである。 [→続きを読む]

年の瀬の熱い注目:インテルCEOのアジア訪問、セミコンジャパン関連

年の瀬の熱い注目:インテルCEOのアジア訪問、セミコンジャパン関連

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜18日午前時点、世界全体で2億7353万人に達し、8日前から約513万人増と、欧米を中心に新規感染の増勢が強まっている。我が国でも「オミクロン型」感染の連日の報道、一層の用心である。グローバルな半導体の不足、そしてそれからくる各国・地域の半導体製造能力強化という慌ただしい動きに覆われた感じ方の今年、2021年であるが、残り少ないこのタイミングでも、関連する2件に注目である。インテルトップの台湾・TSMCおよびマレーシア訪問、そして活況の半導体製造装置&材料主体の展示会、セミコンジャパンの2年ぶりリアル開催である。生産能力の拡大&確保に向けたインテル&世界の業界の動きに注目している。 [→続きを読む]

半導体製造強化、インテルとTSMCの間の応酬、米政府$52 billion関連

半導体製造強化、インテルとTSMCの間の応酬、米政府$52 billion関連

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜10日午前時点、世界全体で2億6840万人に達し、6日前から約366万人増と、続く増勢である。新たな変異株「オミクロン株」の感染が確認された国・地域が52に広がった、と火曜7日のEUからの発表である。半導体の製造強化を図る各国の動きの中、インテルのCEO、Pat Gelsinger氏の"台湾が安定したところではない"との発言に端を発して、TSMC側から反論が見られ、Gelsinger氏が近々収拾に向けTSMCを訪れる運びとなっている。また、米国半導体製造の拡大に向けた$52 billion支援法案の議会通過、そしてその支給獲得を巡る関係各社・団体の駆け引きの動きが見られ、推移に敏感な当面の展開が続いていく。 [→続きを読む]

年間販売高最高更新の見通し、一方、米国議会に法案通過迫る動き

年間販売高最高更新の見通し、一方、米国議会に法案通過迫る動き

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜4日午前時点、世界全体で2億6474万人に達し、8日前から約483万人増と、引き続く増勢である。南アフリカ発のオミクロン型の懸念指定から1週間、30カ国・地域に拡散して揺るがされている。米国・Semiconductor Industry Association(SIA)から10月の世界半導体販売高が発表され、前月比1.1%増、前年同月比24.0%増の$48.8 billionと高まって、1-10月累計が$440.3 billionとなり、2018年の史上年間最高、$468.9 billionに大きく迫って、更新は確実である。この勢いの一方、半導体の世界的不足に向けたsupply chainおよび製造強化を図る各国の動きが、米国議会に法案通過を迫るなど引き続く激しさである。 [→続きを読む]

「サプライチェーン分断で収益低下懸念 」「TSMCの寡占化が半導体不足の要因」

「サプライチェーン分断で収益低下懸念 」「TSMCの寡占化が半導体不足の要因」

半導体不足、解決の決め手は何か」をテーマとするSPIフォーラム(セミコンポータル主催)が去る11月26日にオンラインで開催された。参加されなかった方々のために、簡単に講演内容を紹介するとともに、参加者に対しておこなわれたアンケート結果も紹介する。 [→続きを読む]

半導体強化に向けた各国の動き:工場建設具体化、連携、行動計画

半導体強化に向けた各国の動き:工場建設具体化、連携、行動計画

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜26日午前時点、世界全体で2億5991万人に達し、1週間前から約397万人増と、引き続く増加傾向である。ドイツ、韓国から新規感染最多、そして週末にきて南アフリカで最大警戒を要する新たな変異ウイルス、と油断ならない国外の状況である。特に製造面で半導体の強化を図る各国のいろいろな切り口の動きが続いており、目が離せないところである。Samsungが米国に2兆円投資する最先端工場について、Taylor, Texasに立地を選定している。我が国政府は、先端半導体工場に6000億円の予算計上、TSMCの熊本新工場はじめマイクロン、キオクシアなど新増設費用を一部支援するとしている。その他含め、以下注目している。 [→続きを読む]

経済安全保障推進に向けた半導体関連、各国・地域での軋轢、動き

経済安全保障推進に向けた半導体関連、各国・地域での軋轢、動き

新型コロナウイルスによる累計感染者数は金曜19日午前時点、世界全体で2億5594万人に達し、6日前から約356万人増と、引き続く増加傾向である。我が国では感染抑制継続の一方、欧州は新規過去最多、米国株式市場に影響を与えている。世界的な半導体の不足が、経済そして国防&国益に関わる危機意識につながって、各国・地域それぞれの経済安全保障推進&確保に向けた軋轢、動きが引き続いている。米国では対中国の警戒そして半導体強化の法案化、我が国では国内生産補助に向けた法整備、英国ではNvidiaによるArmの買収提案への調査延長、韓国では米国新工場立地および中国の工場での波紋、そしてEUでは半導体への支援容認、と以下現時点を追っている。 [→続きを読む]

米国の半導体supply chain関連情報要求への韓国、台湾の対応から

米国の半導体supply chain関連情報要求への韓国、台湾の対応から

新型コロナウイルスによる累計感染者数は土曜13日午前時点、世界全体で2億5238万人に達し、8日前から約387万人増と、2億5000万人を突破、引き続く増加傾向である。我が国では、制限緩和の中、「第6波」対策が進められている。世界的な半導体の不足の中、半導体supply chainの問題打開に向けて、米国政府が関係各国の半導体メーカーはじめ、関連情報の提出を11月8日の期限で求めている件について、特に韓国および台湾の対応に注目させられている。いずれも敏感な顧客関連情報は除いての提出になっている模様である一方、韓国政府の通商トップが米国商務長官と直接接触するなど連絡強化の動きも見られている。引き続く事態の進展に注目である。 [→続きを読む]

半導体不足の解消に向けて、議論しよう

半導体不足の解消に向けて、議論しよう

半導体不足がいまだに続いている。この問題が表面化した当初は、問題解決には今年いっぱいはかかるだろうと見られていた。しかし、今年中ごろには来年半ば、というアナリストの見方が出てきた。さらに半導体メーカーからは来年から再来年まで続く可能性も示唆されている。なぜこれほどまでに半導体が足りなくなったのだろうか。 [→続きを読む]

半導体産業100兆円時代到来をもたらす5つの要素〜ニッポン復活はアナログ

半導体産業100兆円時代到来をもたらす5つの要素〜ニッポン復活はアナログ

2021年の世界半導体生産額は、前年度比20%増の60兆円は確実な情勢となっている。しかし今のところは、これを上回り、3割増という予想も出始めた。まさに爆裂の勢いなのである。2022年および2023年についても二桁成長を予想する向きは多い。すなわち、半導体産業は100兆円時代の到来がはっきりと見えてきた。自動車産業の300兆円に次ぐ存在となり、まさに今後の10年間は半導体産業が世界経済を引っ張るという展開。 [→続きを読む]

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