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もし、半導体の微細化が止まったら?(1)

もし、半導体の微細化が止まったら?(1)

 昨年、米国テキサス・インスツルメンツや日本のソニーなどが、相次いで45nm世代以降の微細化を行わないことを発表した。また、最先端のArF液浸リソグラフィ装置が立ち上がりつつあるが、次世代の高屈折率液浸開発は頓挫し(注1)、EUVLの量産適用には、技術的にも経済的にも大きな困難が予想されている。さらに、32nm世代以降を量産するためには、Cu配線抵抗の増大や微細トランジスタのばらつき問題を解決しなくてはならない。 [→続きを読む]

ボブ・ディランが示唆した現代のワイヤレスビジネス

ボブ・ディランが示唆した現代のワイヤレスビジネス

シンガーソングライターのはしりであったボブ・ディランの歌に「時代は変わる」という曲がある。米国がベトナム戦争を始めた1960年代に、時代は真の民主主義へと変わるだろう、というメッセージを伝えた歌であるが、実は6月のDAC(Design Automation Conference)のパネルディスカッションでこの曲を紹介し、今の時代がまさにこの歌の通りだと述べた講演者がいた。 [→続きを読む]

独創から「共創」へ

独創から「共創」へ

独創から共創(きょうそう)へ」と題した集まりが6月7日に大阪中之島の中央公会堂で催された。余談ながらこの中央公会堂は大正時代を代表するネオ・ルネッサンス様式の歴史的建築物で、当時のお金で100万円の建設資金は大阪北浜の株式仲買商であった岩本栄之助氏が寄付し、建築設計コンペで選ばれた岡田信一郎氏の作品を基に日本銀行本店やJR東京駅の設計で有名な辰野金吾氏と片岡安氏が設計し、5年の歳月を掛けて1918年(大正7年)に完成した。2002年には保存・修復工事も完了し、現在でも建設当時の風格と壮麗で優雅な美しさを楽しませてくれる。 [→続きを読む]

したたかなアップルのiPhone戦略をマネしようではないか

したたかなアップルのiPhone戦略をマネしようではないか

米国のサンフランシスコでアップルの開発者会議がモスコーンセンターで昨日(米国時間6月9日)から始まった。朝、テレビを見ていると、これから3GのiPhoneの発表がありそうだというアナウンサーが、CNNだけでなくABCも興奮しながら伝えている。どのテレビ局も朝にワイドショーとしてこの話題を採り上げており、今いるロサンゼルスからはとても行けないので、今朝のUSA Todayで掲載された記事を簡単に紹介しよう。 [→続きを読む]

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