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ソリューションビジネスに変わってきた半導体産業を成長させる電力網市場

ソリューションビジネスに変わってきた半導体産業を成長させる電力網市場

東日本大震災は、一般国民の生活を脅かしただけではなく、モノづくり産業の供給をもストップさせるという異常な事態を招いた。供給の幹となるべきサプライチェーンが崩壊しただけではなく、計画停電というもう一方の電力のサプライも不安いっぱいだ。震災後の電力網の構築に関して、改めてみんなで考え直してみる必要がある。 [→続きを読む]

新たな製品展開カテゴリーのキーワード、フュージョン

新たな製品展開カテゴリーのキーワード、フュージョン

製品、ものづくりの新規開発、改善、改良で自然に沸いてくる発想に、いっしょ、ひとつにしてみたら、という考え方が挙げられる。AMD社のCPUとGPUを合成させた新しい製品、フュージョン(fusion)のイベントについての記事を見て、メモリに次いでプロセッサでも「融合」(fusion)が展開されてきているという受け止めである。市場に受け入れられるまでにじっくり取り組む必要があるし、次の新技術に置き換えられる運命が待ち構えることは、小生も実際に経験、体感したことのある道筋である。 [→続きを読む]

アップル、タッチスクリーンが織り成す時代の変わり目

アップル、タッチスクリーンが織り成す時代の変わり目

東日本大震災はじめ自然界の脅威に見舞われて対応する意識変革が求められているなか、半導体・デバイス業界もパソコンおよび携帯電話の市場2枚看板にスマートフォン、タブレットなど多様化、融合化による模様替わりが急速に進んでいるこのところである。プレーヤーとしてはアップル社、デバイスとしてはタッチスクリーンが、その大きなドライバーとなっている。急拡大する新興経済圏に向けての先進経済圏の今後のあり方が改めて問われるグローバル経済の大きな潮流の節目を感じている。 [→続きを読む]

半導体販売高に見る大震災の余波、一方、携帯端末を巡るあの手この手

半導体販売高に見る大震災の余波、一方、携帯端末を巡るあの手この手

4月の世界半導体販売高が、米Semiconductor Industry Association(SIA)から発表され、前年同月は上回るが、前月比はマイナスに転じるとともに、我が国の震災による落ち込みが世界各地域に波及している様相を一層色濃く映し出している。懸命に行われているサプライチェーン回復努力に、本年後半にかけての半導体業界の方向性がかかる状況である。市場競争については、この時期の各種イベントの場で、スマートフォン、タブレットはじめ高機能携帯端末を巡るあの手この手の攻防が激しさを増している。 [→続きを読む]

セミコンポータルで紹介した革新技術ベンチャーが海外企業に次々買収される

セミコンポータルで紹介した革新技術ベンチャーが海外企業に次々買収される

このところ、セミコンポータルで紹介したかなり革新的なベンチャーが相次いで買収されている。財務のしっかりした企業が将来性のあるベンチャーを買収することは自社の成長につながる。逆に将来、成長の見込みのない企業は買わない。買収される側にとってもブランド企業に買われることは技術の革新性が認められたことにつながり歓迎する所が多い。 [→続きを読む]

2011年半導体成長率は全く読めず〜「伸びず」から10%超と強気の予測まで

2011年半導体成長率は全く読めず〜「伸びず」から10%超と強気の予測まで

政府関係者の2011年度の経済成長の見通しは呆れかえるほどに甘い。どう考えても、GDPでマイナス1%クラスの急速な落ち込みが、4月から9月までは続くことは確実な情勢だ。OECD(経済協力開発機構)は、日本の2011年の実質経済成長率は東日本大震災の影響でマイナス0.9%に落ち込むと下方修正している。昨年11月の見通しでは1.7%増としていたところを、冷静に分析し、修正したのだ。 [→続きを読む]

またもや喫緊の課題として浮上、"安全第一"への万全な備え

またもや喫緊の課題として浮上、

飽くなき生産性、経済性を追求する渦中で、裏返しの事態として出てくる安全性の問題であるが、現時点熱気に溢れて活況のタブレットの主要生産拠点である中国・成都の工場での爆発事故が世界的な波紋を呼んでいる。大震災および原発事故に見舞われた我が国で安全基準・意識の根本的な改革が求められているなかでの今回の事故であるだけに、ESH(環境・安全・健康)にさらなるS(セキュリティ)を加えて万全な備えが喫緊の課題という昨今取り巻く状況を改めて強く感じている。 [→続きを読む]

半導体産業における「風を読む」VIII〜直近の半導体市場を読む手法

半導体産業における「風を読む」VIII〜直近の半導体市場を読む手法

第二回目の「風を読むII」で公的機関より公表されるGDP(国内総生産)を利用した1〜2年先の半導体市場動向の予測手法(参考資料1)を紹介したが、第八回目の「風を読む」は、直近の半導体市場に対する「風の向き」を把握する手法を紹介する。半導体市場を分析する際には1〜2年先の半導体市場動向と、直近の半導体市場動向の二つを把握することが求められる。 [→続きを読む]

先行性およびセグメント選択を巡る市場戦略のせめぎ合い

先行性およびセグメント選択を巡る市場戦略のせめぎ合い

米欧プレーヤーの間での市場戦略の動きが活発化してきている。22-nmノード・トランジスタ、スマートフォンおよびタブレット覇権がここのところのキーワードとなっているが、アナリストmeetingでのインテルおよびSTマイクロでのプレゼンから、さらに進んで市場先行、セグメントの選択をアピール、問いかける色合いを一層鮮明に感じている。容赦のないせめぎ合いの様相を受け止めている。 [→続きを読む]

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