2011年3月28日
|津田建二の取材手帳
1年ぶりにGlobalpress Connections主催の「e-Summit」にやってきた。知り合いの韓国、台湾、英国、スウェーデン、フランス、イタリアなどの記者たちが私の顔を見て地震は大丈夫だったのか、と心配してくれる。私も1年ぶりにいろいろな国の記者やジャーナリストに会えるので楽しみにしている。1年に一度のコンファレンスだが、昨年あたりから日本のPR会社の方もe-Summitでの単独インタビューをアレンジしてくれるようになった。
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2011年3月28日
|長見晃の海外トピックス
海外の半導体・エレクトロニクス業界記事も、大方は東日本巨大地震関係で埋まっている状況である。東日本で生じた甚大な被害が、グローバルsupply chainへ与えるインパクトの規模と範囲の大きさ、広さを改めて感じている。当面は補い合いでカバーしていくしかないが、今回被害を受けた各社の復旧がなにしろ早急に求められている。東日本各社発の技術力が世界市場に占める、そして与える重みというものを、時間経過とともにますます知らされている。
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2011年3月22日
|長見晃の海外トピックス
計り知れない自然の脅威、東日本大震災による被害の甚大さに言葉がなく、ものの見方、考え方をもいろいろ一変させられる正直な思いである。いまだ余震が続くなか、半導体・デバイス業界でも日増しに大きくなるインパクトが伝えられている。同時に我が国、我が業界の今まで積み重ねてきた存在感のインパクトの大きさもはっきり見えてきている。我々ならではの一致団結力、そしてそこからくる底力を今また発揮すべきときと思う。
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2011年3月18日
|大和田敦之の日米の開発現場から
3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震によって被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
本年、2月18日のデイリーヨミウリ紙は、インド政府が使用する携帯電話を納入する外国企業はその機種のソースコードの詳細を全て開示するようにとの通達を出した、と報じた。トンデモナイ通達であって日米欧の関連する企業群は強く反対している上、これで貿易戦争になるかも知れないとの意見を表明した一部のアナリスト達もいたと、伝えている。インド政府はその後、騒ぎを静めようとしているらしい。
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2011年3月16日
|津田建二の取材手帳
予想をはるかに超える巨大な規模の東北地方太平洋沖地震での被災者には心からお見舞い申し上げます。テレビで様子を見ていても本当に心が痛みます。言葉になりません。一刻も早い復興をお祈りします。
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2011年3月14日
|井上文雄の視点
第五回目の「風を読む」は、「半導体ファブの生産能力」市場動向についてである。今回はSICASが2011年2月に2010年Q4の実績データを公表したのを機に、半導体ファブの生産能力(加工精度別と12"ウェーハ)についての数学的相関関係、およびこの数学的相関関係を利用した12"ウェーハ生産能力に対する予測手法、さらに半導体製造装置市場(前工程)と生産能力との数学的相関関係を紹介する。
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2011年3月14日
|長見晃の海外トピックス
今年の出だし、1月の世界半導体販売高が、米SIAより発表され、例年のパターンと比べると高い水準という理解でいたところに、東日本大地震が発生、甚大な被害が時間とともに明らかになってきている。余震をたびたび感じるなか、基本に立ち返って思い浮かんでくるのが上記のタイトルのフレーズの並びである。旺盛な末端需要に向けて、グローバルな連携のもと早期の復帰、再生を願うばかりである。
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2011年3月 7日
|長見晃の海外トピックス
米中はじめ世界の主要、注目各国の体制が大きな節目を迎える2012年を控えて、早くもそれ以降を見据えた動きが一般の目にも見えるとともに、中東情勢の緊迫化、険悪化が次の時代に向けた時間軸を加速している現時点の様相がある。半導体・エレクトロニクスの世界も、アップルから新しいタブレットの発表があるなど、大きな飛躍による変化、変貌の到来を市場面、そしてのみならず技術面に感じるところがある。
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2011年3月 4日
|津田建二の取材手帳
スマートフォンやタブレットなどの携帯機器が今年は大きく成長すると誰もが予想している。一方、コンピュータの世界はクラウド化が進行しており、携帯機器の性能や機能の不足部分をクラウドが補うと見られている。しかし、だからといってストレージデバイスが要らなくなるという訳では決してない。なぜ携帯機器にストレージが今後も使われるか。
その答えを3月22日開催のSPIフォーラムで見出せるだろう。(参考資料1)
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2011年3月 2日
|泉谷渉の視点
「IBMがかつて世界NO.1の半導体メーカーであったことを知る人は、いまやさすがに少なくなった。そしてまた、PCはIBMが生み出したものだということを覚えている人もほとんどいないだろう。」深いため息をついてこう語るのは、いまや半導体アナリストとして国内最古参のキャリアを持つ南川明氏(アイサプライ・ジャパン副社長)である。
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