三次元IC & 実装に向けた新たな連携・スタンス・取り組み

技術面、性能面、投資面など様々な限界が取り沙汰される二次元、平面での微細化に対して、ここ数年、我が国はじめ各国・地域での三次元、縦方向での半導体微細化を図る取り組みが、業界・各社からコンソーシアム結成、学会発表、具体的な製品発表などいろいろな形で行われてきている。最先端半導体技術の粋を競う発表の機会が続くこの時期、タイミングということか、またぞろ関連する動きが集中して飛び交っている。 [→続きを読む]
技術面、性能面、投資面など様々な限界が取り沙汰される二次元、平面での微細化に対して、ここ数年、我が国はじめ各国・地域での三次元、縦方向での半導体微細化を図る取り組みが、業界・各社からコンソーシアム結成、学会発表、具体的な製品発表などいろいろな形で行われてきている。最先端半導体技術の粋を競う発表の機会が続くこの時期、タイミングということか、またぞろ関連する動きが集中して飛び交っている。 [→続きを読む]
リチウムイオン電池は、現状において需要の8割以上が携帯機器に使われている。しかし、全体のパイが拡大していく中で、将来的には8割が自動車向けになるとの見方があるのだ。2010年から始まったエコカーブームは、リチウムイオン電池の需要拡大を促し、各社とも車載向けに積極的な投資をスタートしている。ただ、安全性と信頼性という観点から多くのハイブリッド車は現状でニッケル水素電池を採用しており、リチウムイオン電池の主用途は、やはり、今のところは電気自動車(EV)に限られている。 [→続きを読む]
半導体産業における「風を読む」 第三回目は、半導体製造装置市場動向についてである。 第一回目で、半導体市場と粗鋼生産市場との相関関係、第二回目で半導体市場とGDP(国内総生産)との相関関係を紹介したが、今回はGDPと半導体製造装置全体の市場との相関関係、およびこれらのデータを利用した1〜2年先の半導体製造装置市場に対する予測手法、さらに半導体市場と半導体製造装置との数学的相関関係を紹介する。 [→続きを読む]
7ヶ月連続の前月比増加を示していたグローバル半導体販売高が、10月は9月と横這いになった、と米国SIAから恒例の月次発表である。市場の鈍化気分は今年後半になって各方面から言われてきているが、なにしろ爆発的な拡大ポテンシャルを秘めた中国はじめ新興経済圏が牽引する現状であり、なかなか精度良く読めないところがある。注意深いデータ、市況模様眺めの必要性が引き続く状況を受け止めている。 [→続きを読む]
感謝祭(Thanksgiving Day)のリラックス気分を一挙に吹き飛ばしてしまう朝鮮半島での緊張の事態である。関係の国々それぞれ節目となる2012年に向けた動きが起こってくるかと思うが、半導体・デバイス業界については、健全な"グローバルな協調と競争"路線を揺るぎなく歩んでいかなければ、と余計に感じてくる。年末年始の恒例の関係国際会議の前触れが、一層豊かで便利な将来に貢献しそうな先端技術の新たな発案の数々を提示しているのは、尚更に救いを感じさせるところがある。 [→続きを読む]
半導体産業界で大きな話題(参考資料1)となっていた、EDNとEE Timesを同一会社の下に置くことになった「その後」についてだが、二つのブランドを独立に発行し続けることが決まったというニュースを海外メディア関係者から今日、聞いた。電子業界誌がこれ以上失われてほしくない。どちらも独立して従来通りにメディア活動できることが保証されたという訳だ。 [→続きを読む]
アジアはじめ新興経済圏の熱気が、世界的な市場の鈍化基調が増すなか依然続いており、その覇権を競う闘いの様相が最近富に伝えられている感じ方がある。一方、最近、モバイル技術、先端リソ技術を巡る知的所有権の係争が、最大手プレーヤーが入り混じる格好で激しさを増してきている。我々、我が国もこのような競争に打ち勝つよう、主として国内大手プレーヤーはじめ連携に成る技術の優位性を世界に働きかけていくことの重みがますます増してきている現状と思う。 [→続きを読む]
G20、APECと世界の首脳が集まる場、伴なって各国間の会談が連日のように報じられている。政治と経済、ビジネスがますます密接で切り離せない現状が映し出されており、各国国内では雇用を増やして経済基盤を安定させることがいずこも喫緊の課題である。半導体業界も、最先端を切り開いて新しい市場分野そして伴なうjobを各国で増やしていく、という"協調と競争"のフェーズを感じている。 [→続きを読む]
わが国は活力にあふれる「IT主導の内需産業」を探し、かつ広める必要がある。理由は明快で昨今の円高の終わりが見えないからである。いつまでも円安を待つわけには行かない。わが国のGDPは1990年代以降、失われた15年などと言われ、おおむね成長が止まっている。国民は少しずつ貧しくなって来ている。新しいビジネスのシーズを展開して成長軌道に乗るべきである。 [→続きを読む]
半導体産業における「風を読む」第二回目は、半導体市場動向の「風を読む」手法である。 前回、半導体市場と粗鋼生産市場との相関関係を紹介したが、今回は粗鋼生産市場のさらに上流側データとなるGDP(国民総生産)と半導体市場との相関関係およびこれらのデータを利用した1〜2年先の半導体市場に対する予測手法を紹介する。 [→続きを読む]
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