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今年後半の半導体市場を占うエグゼクティブサマリーレポートを発行

今年後半の半導体市場を占うエグゼクティブサマリーレポートを発行

今年も「エグゼクティブサマリーレポート2010年下期」号を8月14日に発行する。今回は2010年後半の景気を占った。いろいろなアナリストの資料を集め、取材し、見方を紹介した。今年の前半はさほど悪くなかった。通常の年だと、前年の第3四半期、第4四半期が好調で翌第1四半期は落ち込むのが常だった。しかし今年の落ち込みは少なかった。では後半はどうか。 [→続きを読む]

LED王国ニッポンの地位が揺らいでいる〜追い上げる米欧、韓台勢も上位を伺う

LED王国ニッポンの地位が揺らいでいる〜追い上げる米欧、韓台勢も上位を伺う

「130年ぶりの新照明革命の主役はやはり白色LEDだろう。かつては、日本がぶっちぎり圧勝のマーケットを築いていたが、米欧勢に追い上げられている。今は下位にいる韓国・台湾のメーカーも大型投資を構えている。LED王国ニッポンの地位がゆらいでいる。」こうため息をつくのは、ニッポン半導体の後退をその決断力のなさにあると分析するアナリスト南川明氏(アイサプライ・ジャパン副社長)である。 [→続きを読む]

イノベーションの欠如はいつまで続く、黒船来襲の意識から抜けきれない日本

イノベーションの欠如はいつまで続く、黒船来襲の意識から抜けきれない日本

東洋経済8月7日号の特集見出し、「格安航空が来襲」を見て、違和感を感じた。海外から格安航空ビジネスが日本に来るようになったことを、嫌々受け入れるようなニュアンスの見出しである。かつて日本が鎖国していた時代に黒船来襲といった言葉とよく似ている。この違和感は、なぜ日本は能動的に海外に打って出ないのだろうか、という疑問だ。 [→続きを読む]

3ヵ月連続過去最高も油断禁物、予断を許さない世界半導体販売高

3ヵ月連続過去最高も油断禁物、予断を許さない世界半導体販売高

この4月、5月、6月と、米SIAからの月次世界半導体販売高が、過去最高を更新して、グローバル経済危機で大きく遠のいていた$300台突破が一層現実的になり、調査会社、アナリストの見方もその方向で足並みが揃ってきている。しかしながら、米国はじめ、そして中国でも経済全体の先行き懸念が出始めており、今回の米SIAからの発表でもその念押しが行われている。 [→続きを読む]

予想以上に新興経済圏がけん引した2010年上半期の半導体市場

予想以上に新興経済圏がけん引した2010年上半期の半導体市場

猛暑そして極寒の天候が世界各地から伝えられている現時点であるが、なかなか読めない一寸先の様相をグローバルに感じるなか、半導体・デバイス業界の今年上半期および直近の4-6月四半期について各社業績、ベンダーランキングなどデータが出揃ってきているということで、今年前半をざっと振り返ってみる。全体では新興経済圏が引っ張る予想以上の活況ではあるが、いつまでもつのかという不透明な気分が流れて、最先端の明るいムードメーカーの登場に心待ちという市場の様相を特に感じている。 [→続きを読む]

欧州の光デバイス研究プロジェクトとのコラボは決して国益に反しない

欧州の光デバイス研究プロジェクトとのコラボは決して国益に反しない

先々週ワイヤレスジャパン2010が東京ビッグサイトで開催された。基調講演でNTTドコモの山田隆持社長、KDDIの小野寺正社長、ソフトバンクの松本徹三副社長がそれぞれ講演された内容は、データ通信のトラフィック増大にいかに対処するかという差し迫ったソリューションの提示だった。 [→続きを読む]

したたかメディアテックの世界戦略、NTTドコモとの提携で日本攻略へ

したたかメディアテックの世界戦略、NTTドコモとの提携で日本攻略へ

台湾のファブレスであるメディアテックがNTTドコモと提携、LTEの通信プラットフォーム「LTE-PF」のライセンス契約を締結した。本当は、このニュースを来週の「ニュース解説」で採り上げようと思っていたが、世界中からこのニュースを巡るブログが届いたりしたので、急きょ自分のブログで採り上げることにした。しかし、記者会見には別件があり出席できなかった。 [→続きを読む]

猛暑渦中の半導体市場/市場実態PickUp/グローバル雑学王−107

猛暑渦中の半導体市場/市場実態PickUp/グローバル雑学王−107

我が国で梅雨明けの猛暑日が続く中、世界各地でやはり記録的な猛暑が伝えられているが、煽り合いの相乗効果があるのか、半導体市場も非常に熱い活況を呈しており、"史上最高"の表現があちこち舞い踊っている感がある。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が「異例に不確か」と発言しているように、新興経済圏の爆発的な需要が引っ張る現状は、"真夏の夜の夢"で通り過ぎないよう冷静な見方、対応が求められる情勢に映る。 [→続きを読む]

読みにくい市場現状/市場実態PickUp/グローバル雑学王−106

読みにくい市場現状/市場実態PickUp/グローバル雑学王−106

半導体市場の活況が、一般紙経済面を賑わせている。新興国の需要およびスマートフォン(多機能携帯電話)が大きく引っ張っている、としているが、その凄まじさを反映しているということか、市場関係者の予想がなかなか当たらない現状のようである。インテル社の直近四半期の業績発表、日産自動車の生産ラインが停止する事態が、それを特に感じさせている。 [→続きを読む]

雇用創出を優先する産業とは何か、アンドリュー・グローブ氏が提案する未来

雇用創出を優先する産業とは何か、アンドリュー・グローブ氏が提案する未来

アンドリュー・グローブ氏。言わずと知れた、インテルのCEOを務め、産業界に何か前向きの提案をしてきたスマートガイ(賢人)である。古くは、私が半導体エンジニアになりたての頃、勉強させていただいた教科書「Physics and Technology of Semiconductor Devices」の著者でもあり、そのおよそ20年後「偏執狂だけが生き残る」というビジネス書をインテル時代に書いた産業人である。 [→続きを読む]

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