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目標に向かう熱気、伸びていく面白さ、結集する環境づくり

目標に向かう熱気、伸びていく面白さ、結集する環境づくり

米国国民の視聴率が高い時間帯に行われるObama大統領の一般教書演説とのことであるが、有人月着陸ロケットに向けて燃えに燃えたあの頃の熱気と自信を今こそと訴える下りが、先進経済圏の奮起を促す強烈なメッセージとして響いてくる。大容量化、高速化、低電力化に向けて、国内各社が切磋琢磨、世界を引っ張るに至った頃の我が国の半導体業界に通じるところを感じている。 [→続きを読む]

ファウンドリ構想への反響が大きく、半導体産業について考える

ファウンドリ構想への反響が大きく、半導体産業について考える

日本でファウンドリ事業はできないものだろうか。昨年秋に、このブログで「一刻も早く日本はファウンドリを設立すべき」という提案をさせていただいたら、大きな反響をいただいた。ページビューが多かっただけではない。メールをいただき、一緒にディスカッションさせていただいたグループが複数もあった。 [→続きを読む]

連携の力でOnly One, Best Oneを! 半導体そして我が国

連携の力でOnly One, Best Oneを! 半導体そして我が国

米中首脳会談で中国の経済力を前面にした台頭ぶりを感じさせられたのと同じタイミングで、中国のGDPが前年比10.3%増で我が国を抜いて世界2位の座を明け渡す状況になっている。当時の西ドイツを我が国が抜いて40年あまりのこと、大きな節目ではあるが様々な国力指標というものから見れば自然な流れとも思う。半導体の世界は、先行して規模の市場は中国はじめ新興経済圏にシフトしており、簡単なようでなかなか難しい連携の力でOnly One, Best Oneを生み出していかなければ、とますます考えさせられている。 [→続きを読む]

東芝に期待する

東芝に期待する

昔、新入社員として東芝に入社した。半導体の技術部門の開発課に配属され、希望が適いうれしかった。この会社には大変にお世話になった。それ故に東芝に対する思い入れは深いつもりだ。当時から20世紀後半にかけてわが国の半導体は世界をリードするまでになった。 [→続きを読む]

余勢を駆った設備投資、中国傾斜、タブレット戦略・・早くも激動

余勢を駆った設備投資、中国傾斜、タブレット戦略・・早くも激動

2010年のグローバル半導体販売高は32.1%増の約$299.0 Billionという最新の見方があって、長らく念願の$300 Billionの大台突破は僅かながら届かないか、という状況である。それでもこの飛躍的な伸びの勢いを引っ張って、インテルの直近第四四半期および2010年間の販売高最高記録更新、Globalfoundriesの2011年設備投資倍増と、今後の伸びへの期待を膨らませる材料が出てきて、引き続き注目の中国とともに早くも激動の空気である。 [→続きを読む]

auブランドのiPhoneが手に入る日が現実的になってきた

auブランドのiPhoneが手に入る日が現実的になってきた

iPhone4がauブランドで手に入る日が来る可能性が大いに高まってきた。これまで日本ではソフトバンクしか扱えなかった。米国のベライゾン・ワイヤレス社がiPhone4を2月から売り出すことを1月12日に米国で発表した。これはKDDIと同じCDMAネットワークを使う最初のiPhoneだ。 [→続きを読む]

先を見通す眼力を鍛錬し、スピントロニクス含むナノテク産業活性化に期待

先を見通す眼力を鍛錬し、スピントロニクス含むナノテク産業活性化に期待

武田計測先端知財団ではアントレプレナーシップに富む工学知の創造に注目し、イノベーター列伝として出版する企画を通して、対象者の業績を広く知らしめる事業を行っている(参考資料1,2)。この度、筆者は、パソコンなどのハードディスクの読取ヘッドとして使われているトンネル磁気抵抗効果(以下TMRと略記)の先駆的研究者として、東北大学原子分子科学高等研究機構教授の宮照宣先生の業績を調査、執筆する役を担った。既に発刊されている(参考資料3)ので、ここではその余話をまとめたい。

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ネジクギ的なWi-Fi技術が今後のスマートフォン・タブレットに不可欠となる

ネジクギ的なWi-Fi技術が今後のスマートフォン・タブレットに不可欠となる

無線LANすなわちWi-Fi機能を強化する動きを最近立て続けに見た。一つは、米クアルコム社が米国のファブレス半導体のアセロス・コミュニケーションズ(Atheros Communications)を買収するという話だ。もう一つはイマジネーションテクノロジーズのコネクティビティIPコアである。 [→続きを読む]

タブレットの熱気、我が国の舵取り論議で始まった新年

タブレットの熱気、我が国の舵取り論議で始まった新年

新年、2011年のスタートは、米SIAからの月次販売高、JEITA賀詞交歓会、そしてConsumer Electronics Show(CES)(Las Vegas)と、業界関係イベントが早々立て続けである。開幕前からタブレットの熱気がCESを引っ張る一方、我が国内ではグローバル競争での地位の低下を盛り返す成長戦略を如何にとるかが中心の論点となっている。先進経済圏の巻き返しを図るべきこの新年のスタートでもあるという思いが強まっている。 [→続きを読む]

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