コラボの基本、パートナーシップを成功させるには日本企業の意識改革が必要

最近、パートナーシップ、コラボレーション、水平分業、アライアンス、エコシステム、といった言葉がこの業界で飛び交うようになってきた。しかし、コラボレーションやパートナーシップを本当に実行するためには高い「意識の壁」があるように思える。これらの言葉は、完全に差別を排除するという気持ちがなければ実現できないことを指摘しておく。 [→続きを読む]
最近、パートナーシップ、コラボレーション、水平分業、アライアンス、エコシステム、といった言葉がこの業界で飛び交うようになってきた。しかし、コラボレーションやパートナーシップを本当に実行するためには高い「意識の壁」があるように思える。これらの言葉は、完全に差別を排除するという気持ちがなければ実現できないことを指摘しておく。 [→続きを読む]
グローバルな市場牽引力の発揮に向けて新技術・新製品の重みに前回は注目したが、現実は生き残りにかけて事業運営を如何に回していくか、必死の動きが世界各国・地域で並行、相次いでいる。成熟した先進経済圏は財政基盤が揺らいで新市場や雇用の創出がままならない一方、伸長著しい新興経済圏は格差拡大、民族・宗教、領土・領海など様々な内政および外交問題を抱えながらの切り盛りである。今までに何度か繰り返されている"グローバルな協調と競争"のまたひと山を感じている。 [→続きを読む]
「フクシマ」原子力発電所の状況探査にはアメリカ製ロボットが使われており、ロボット大国のはずの日本のロボットが使われなかった。米軍関係のロボットにはMILスペックで決められた信頼性の基準があるだけではなく放射線に強い半導体デバイスが使われているからだろうと推察する。SOS(silicon on sapphire)やSOIなど放射線に強い半導体チップは日本のロボットには使われていないようだ。 [→続きを読む]
Apple社およびIntel社の好業績発表を見て、数10年前に取り組んで今も頭に強く残る「グローバルに通用する最先端技術の優位性確保」という目標が表わすその重要度をまたぞろ感じるところがある。新規性、魅力に富んだ新製品、そして先行するプロセスおよび設計の開発を継続する積み重ねが、その力強さの源泉と受け止めている。一方、グローバルな開発および生産の分担協業の流れが加速しており、市場・地域・顧客を見据えた「事業展開の優位性確保」が一層問われていく現状の空気を感じている。 [→続きを読む]
スマートフォン(以下、スマホと略称する)の大躍進が始まっている。スマホの先駆けは、2001年にデビューしたiモードだ。10年も前にスマホの先駆を世に出したNTTドコモの技術力は相当なものだと言える。 [→続きを読む]
SEMICON Westが開催される時節ということか、直接あるいは間接に様々な半導体業界模様の記事が目に入ってくる。間接には、一つの新会社にまとめようとしてうまくいかなかった台湾のDRAM半導体業界の近況が一つである。 SEMICON Westからは、今後の半導体業界を見据えて若い世代に向けたメッセージが含まれる2件である。これら3件ともにそれぞれに問題意識、考え方、感じ方、いろいろ沸きあがるところがある。 [→続きを読む]
半導体業界の売上げ規模も年間$300 billionの規模になると、思い切ったコメントが難しくなっていくところがあると思うが、米SIAからのグローバル販売高月次発表でも着実、穏やかな伸びという模様眺めの表現が少し気になるところを感じている。また、「3-D chips/semis」についての記事を巡って、misleadingと指摘するコメントが即座に行き交っており、ここでも中身、実態をよく把握する必要を感じざるを得ない。両刃の刃ではあるが、関係者お互いのこと、突っ込んだ分析、きめ細やかな精度アップに向けて喝入れと思う。 [→続きを読む]
今に始まったことではないが、新興市場で拠点を新設、拡充したり、タテヨコ連携の構成、枠組みを新たに構築する動きが一層活発化している様相を感じている。中国、インドに続いて、ブラジルでの動きが、数年前から目に止まってきていたが、ここにきて主要プレーヤーあるいはその間の具体的な動きが続いており、日々注目している。伸びる可能性を秘めた新興市場への飽くなきアプローチが、こんどはWカップ、オリンピックを控えるブラジルに向けられている。 [→続きを読む]
東日本大震災の影響がまだ残っているこの日本に、続々と外資系メーカーが進出し始めていることは一種の驚きだ。半導体では、すでに米テキサスインスツルメンツは米スパンションが進出していた福島県会津若松の工場を買収しており、先ごろイスラエルのジャズセミコンダクターが兵庫県西脇に進出を決めた。 [→続きを読む]
本年の半導体市場予測について、プラス一桁の伸びは固まってきているが、年初時点での予測から上方修正するものと逆に下方修正するものが混在する現状となっている。米SIAは、上方修正の見方となっているが、東日本大震災のインパクトを覆ってあまりある世界市場の伸びとともに、米国輸出の第1位である半導体業界を繰り返し強調して、ビジネスおよび市場の創出につながる種の育成を推進する政策を政府に引き続き強力に訴えかけている。 我が国に置き換えてもこのような動きの必要性を強く受け止めている。 [→続きを読む]
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