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太陽(光発電のニュース)がいっぱい

太陽(光発電のニュース)がいっぱい

今朝の日本経済新聞の一面に「プリウスが太陽光発電を搭載」という記事があったが、このところ太陽電池に関する記事がきわめて多い。先週も太陽光発電のニュースがいくつかあった。昭和シェル石油が2011年に1000億円を投じ、年産1000MWという大規模な発電能力を持つ工場を建設するという。しかも最近のニュースはCIGSやCISなどの化合物半導体を使った薄膜材料に集中している。 [→続きを読む]

韓国のサムスンとハイニックスがMRAMの共同プロジェクトに着手

韓国のサムスンとハイニックスがMRAMの共同プロジェクトに着手

先週のニュースの中で最も目を引いたものは、サムスンとハイニックスがMRAMメモリーを共同で開発しようというプロジェクトである。しかもこの連合に大学や研究機関まで参加し、さらに韓国政府がこのプロジェクトを国家プロジェクトとして位置づけ、一部を援助するとしている。実は、韓国では国家プロジェクトとしてコンソシアムのようなチームを作ることは極めて珍しい。 [→続きを読む]

ケイデンスがメンターを買収すると提案、メンターは拒否

ケイデンスがメンターを買収すると提案、メンターは拒否

先週のビッグニュースは、ケイデンスのメンター買収提案だろう。LSI設計・検証の世界のビッグスリーであるケイデンスデザインシステムズ、メンターグラフィックス、シノプシスの中の2社が買収合併という提案である。買収内容は、ケイデンスがメンターを16億ドルで買うというもの。この金額はケイデンスの昨年の売り上げと同額。セミコンポータルでは経済紙による日本語ニュースでもNewsEdgeの英文ニュースでも採り上げている。 [→続きを読む]

ベンチャーが資金調達に成功したニュースが相次ぐ

ベンチャーが資金調達に成功したニュースが相次ぐ

6月9日の週では、ベンチャーの起業に関する発表が2件あった。日本ではなかなかベンチャー企業が育ちにくいといわれるが、資金調達の仕組みとベンチャー企業が持つ、”どこにも負けない技術”が米国や世界の企業とは違うという側面も見逃せない。少なくとも米国や欧州のベンチャーが起業できるためには、”大企業に負けないすごい技術” を持つことが大きな特徴だ。 [→続きを読む]

携帯電話機メーカーと通信キャリヤとの関係を逆転させたiPhoneの衝撃

携帯電話機メーカーと通信キャリヤとの関係を逆転させたiPhoneの衝撃

6月1日の週で最大のトピックスとして、半導体メーカーの参考になる新しいビジネスモデルの話をとりあげる。それは、iPhoneの販売権が本命と見られていたNTTドコモではなく、ソフトバンクが手にしたことである。米国だけではなく世界的に人気の高いiPhoneをソフトバンクが販売することで、ソフトバンクは市場シェアアップを狙える位置に来た。このビジネスモデルがこれまでとはどう違うのか。 [→続きを読む]

沖電気の半導体部門をロームが買収する真相を読む

沖電気の半導体部門をロームが買収する真相を読む

5月最後の週の最大のトピックスは、いうまでもなく沖電気半導体事業のロームへの売却であろう。日本経済新聞が5月28日に報道した同日、沖電気工業がプレスリリースを発表している。これは、日経が沖電気売却のニュースを特ダネですっぱ抜き、新聞が先に出しぬいた形になった。 [→続きを読む]

台湾、IC設計業界がファウンドリビジネスの次の規模で好調に推移

台湾、IC設計業界がファウンドリビジネスの次の規模で好調に推移

先週は明るいニュースはあまりなく、しかもビッグニュースといえそうなネタは少なかった。今年における台湾のIC生産額の統計がITRI(工業技術院)から発表され、2008年は対前年比4.4%増の501億米ドル(1兆5300億台湾元)になる見通しで、ファウンドリビジネスのIC製造業界、ファブレスのIC設計業界、アセンブリのICパッケージング業界についても発表されている。 [→続きを読む]

インテルがスーパーコンとHPCにも手を広げる

インテルがスーパーコンとHPCにも手を広げる

先週はゴールデンウィーク明けで本来ならネタ切れの週ではあるが、5月8日の日本経済新聞朝刊トップに、「ローム、LSI開発、家電の待機電力ゼロに」という記事が掲載され、驚いて内容を読み、ニュースリリースを取り寄せた。しかし、これだけの情報ではまだ実態が分からない。技術者から取材してみないと何とも言えないが、このLSIを使ったからといって家電の待機電力はゼロにはならないようだ。それよりもインテルが新しい動きを見せていることに注目したい。 [→続きを読む]

DRAMビジネスから太陽電池、UWBチップなどへ展開

DRAMビジネスから太陽電池、UWBチップなどへ展開

DRAMメモリー価格がそろそろ底を打ち始めたというように新聞のトーンが変わってきている中で、DRAM各社の業績が発表された。いずれも赤字に転落し、トップを走るサムスンでさえ、NANDフラッシュは黒字だがDRAMは赤字だと言われている。ということはすべてのDRAMメーカーが赤字になっても作り続けていることになる。DRAMメーカーの脱DRAM模索事例を紹介しよう。 [→続きを読む]

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