政府の日本再生戦略原案、復興特区の実現で新成長産業の創出に期待
先週、日本政府から日本再生戦略原案が発表された。日本の半導体産業にとって、世界の半導体産業並みあるいはそれ以上の成長力を持つためには、政府の支援は欠かせない。しかし、経済を成長させるのはあくまでも民間企業。政府の役割は企業が成長しやすくするための環境を整えることである。 [→続きを読む]
先週、日本政府から日本再生戦略原案が発表された。日本の半導体産業にとって、世界の半導体産業並みあるいはそれ以上の成長力を持つためには、政府の支援は欠かせない。しかし、経済を成長させるのはあくまでも民間企業。政府の役割は企業が成長しやすくするための環境を整えることである。 [→続きを読む]
2012年6月に最もよく読まれた記事は、 大和田敦之の視点「隠れたチャンピオン企業」であった。これは地味ながら市場シェア70%を押さえている旭化成エレクトロニクスのホールICについて述べたものである。ホールICを代表とする磁気センサは、ブラシレスモータや電子コンパス、電流値計測、などに使われており、今後もモータ制御やスマートホームやビルの電力制御などの新応用も期待されている。 [→続きを読む]
エレクトロニクスや半導体というテーマからは外れるが、「ヒッグス粒子が99.9999%の確率で存在する」というニュース記事が7月5日の日本経済新聞の1面トップを飾った。ヒッグス粒子は、物質がどのようにしてこの世に生まれたかを説明する過程で見られるはずの素粒子の一つだ。この成功を導いた要因の一つに国際的なコラボレーションがある。 [→続きを読む]
グーグルが新型携帯端末「ネクサス」シリーズを発表したことの影響をさまざまな角度から見てみよう。国内では6月29日の日経産業新聞などがグーグルの開発者会議におけるタブレット発表の様子を報じただけにすぎないが、海外メディアはグーグル一色だ。国内メデイアは7月1日から始まった再生可能エネルギー全量買取制度のニュースが多かった。 [→続きを読む]
ここ数週間、ルネサスエレクトロニクスのリストラ費用1000億円を捻出するための交渉が日本経済新聞などメディアで伝えられていたが、NEC、日立製作所、三菱電機の3社からの支援500億円と銀行からの支援500億円で賄うことが決まった。ルネサスはさらにファンドである米KKRとも500億円規模の第3者割当増資に関する交渉に入ると23日の日経が報じた。 [→続きを読む]
先週は、アップルの世界開発者会議、VLSI Symposium、JPCAショーなどのイベントが盛りだくさんで、これらをベースにした記事も多かった。ただ、最も興味を引いた記事は、日本経済新聞に連載されている「テレビはなぜ負けた」シリーズの15日付けの記事「(4)これでシャープに勝てる」であった。 [→続きを読む]
5月に最もよく読まれた記事は、ニュース解説「エルピーダの支援企業がマイクロンに、買収メリットを議論する」であった。この記事は、マイクロン側から見たエルピーダ買収のメリットは何かについて議論したもの。マイクロンの多角化とエルピーダのDRAM一本化が対象的。 [→続きを読む]
ファウンドリ投資が活発に動いている。TSMCとUMC、サムスンなどシステムLSIのファウンドリ企業が10億ドル単位の設備投資を行う。同時にサムスンにおけるCEO交代劇とアップルとの訴訟合戦、ファウンドリ戦略などの事実から、サムスンの真相が少しずつだが浮かび上がってきた。 [→続きを読む]
先週は、SiCやGaNなどのパワー半導体に関するニュースが相次ぎ、日本の半導体プロセスのファウンドリに関するニュースも2件あった。SiCやGaN系などのパワー半導体はエネルギーバンドギャップが広く、高温に強いうえに半導体材料としての耐圧が高いという利点がある。ファウンドリビジネスはまだ日本では成立していない中、どう取り組むか。 [→続きを読む]
先週土曜日26日の日本経済新聞の朝刊に掲載された「ルネサス、最大1.4万人削減、従業員の3割、主力工場、台湾企業に売却」と題する記事が1面トップを飾った。この記事は従業員4万4000人の約3割に相当する人を削減するとともに鶴岡工場をTSMCに売却するというもの。 [→続きを読む]
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