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WSTS、今年の半導体販売額を下方修正するも13.9%増の2桁成長

WSTS、今年の半導体販売額を下方修正するも13.9%増の2桁成長

WSTS(世界半導体市場統計)は、6月に2022年と23年の見通しを発表した数字である16.3%増を13.9%増へと早くも下方修正した。中国経済と個人消費の減速を反映してスマホとPCの出荷が落ちていることから修正した。とはいえまだ2桁成長だ。半導体不足が続いている市場もあるからだ。中長期的に半導体産業の成長が続くことは間違いなさそうだ。 [→続きを読む]

日本製半導体製造装置は7月に入り一転、YoY、QoQともプラス成長へ

日本製半導体製造装置は7月に入り一転、YoY、QoQともプラス成長へ

2022年7月における日本製半導体製造装置の販売額は前年同期比(YoY)31.8%増、前期比(QoQ)でも12.6%増の3205.67億円と上向いている。製造装置は、3月の3148.72億円をピークに少しずつ下がってきたために要注意と前月は表現したが、7月の業績はまずまずというか、過去最高でもある。これはSEAJが発表したもの。 [→続きを読む]

米中西部の大学12校が結集、半導体エンジニアを育てる教育を強化

米中西部の大学12校が結集、半導体エンジニアを育てる教育を強化

米中西部にある12の大学・研究所がネットワークを組み、半導体人材を育成するという計画を発表した。Intelがオハイオ州に200億円を投資してメガファブを作る計画は1月に発表(参考資料1)、7月には米国のファウンドリSkyWaterがインディアナ州のパデュー大学構内に半導体工場を作ることを決めた(参考資料2)。米中西部が半導体で盛り上がっている。 [→続きを読む]

今年の半導体設備投資は下方修正でも前年比21%増の1855億ドル

今年の半導体設備投資は下方修正でも前年比21%増の1855億ドル

2022年の半導体設備投資額は、前年比21%増の1855億ドルとなりそうだ。年初の予想1904億ドル(参考資料1)よりも若干低下したものの、前年より324億ドルも多いという予想である。これは米市場調査会社IC Insightsが発表したもの。ただし、図1の上段にある2008-2026Fの中の2026Fは2022Fの誤りである。Fは予想(Forecast)を表している。 [→続きを読む]

RD20:会議から一歩進んでイニシアティブへ〜経済産業省

RD20:会議から一歩進んでイニシアティブへ〜経済産業省

RD20(Research and Development 20 for clean energy technologies)は、2019年1月のダボス会議での安倍首相(当時)の発言が端緒となったもので(参考資料1)、同年6月に軽井沢で開催されたG20エネルギー環境大臣会合の共同声明で設置が歓迎され、G20の国立研究機関がエネルギー転換と地球環境に関する会議を行う、という国際的な枠組みとして決まった。経済産業省が主導し、独立行政法人の産業技術総合研究所が会議運営の主体となった。経産省産業技術環境局国際室長の小山雅臣氏(図1)に今年のRD20 2022をどのような方向に持っていこうとしているのか、その狙いを聞いた。 [→続きを読む]

活発なSiCパワー半導体:結晶新工場の建設、MOSFET企業の買収

活発なSiCパワー半導体:結晶新工場の建設、MOSFET企業の買収

SiCデバイスがようやく立ち上がってきた。米onsemiがニューハンプシャー州ハドソンにSiC結晶ブール(Siのインゴット相当)生産の新工場を設立、開所式を行った(図1)。米商務省のジーナ・レモンド国務長官も出席するという力の入れようだった。また、GaNデバイス市場で最大手のNavitasがSiCメーカーのGeneSiC Semiconductorを買収した。 [→続きを読む]

日本半導体の復活を望む、立法・行政・民間の想い(2)〜WDのストレージ戦略

日本半導体の復活を望む、立法・行政・民間の想い(2)〜WDのストレージ戦略

キオクシアと同じ四日市と北上の工場に投資・運用しているWestern Digitalは、次の時代のコンピュータシステムがCPUセントリックからデータセントリックに変わる、との認識を示した。それらはクラウドからネットワークを経てエッジやデバイスに至るまで広がっていくとした。データ生成量は2026年には現在の2倍の2ZB(ゼッタバイト)を超える勢いで増加する(図1)。 [→続きを読む]

SOIを含むシリコンウェーハ市場は2022年、12%成長の160億ドルに

SOIを含むシリコンウェーハ市場は2022年、12%成長の160億ドルに

シリコンウェーハとSOI(Silicon on Insulator)ウェーハの合計市場が2022年に前年比12%増の160億ドルになりそうだ、と半導体関係材料の市場調査会社TECHCETが発表した。ウェーハ出荷面積は同6%増の151億平方インチになるとしている。TECHCETは半導体や半導体製造に必要な材料を専門とする市場調査会社。 [→続きを読む]

米バイデン大統領がCHIPS法案に署名、半導体投資を支援

米バイデン大統領がCHIPS法案に署名、半導体投資を支援

米バイデン大統領が半導体の生産や研究開発に527億ドルの補助金を投じるCHIPS法案に8月9日(米国時間)署名した(参考資料1)。米国内で新工場を設立する半導体メーカーに補助金が下りることになる。7月末に上院で可決・成立され、両院を通過してから9日の大統領の署名で正式に法案が成立した。 [→続きを読む]

日本半導体の復活を望む、立法・行政・民間の想い(1)

日本半導体の復活を望む、立法・行政・民間の想い(1)

セミコンポータルが事務局を務める半導体メモリー・イノベーション・シンポジウムである「Flash Forward Japan」(図1)が8月10日、東京赤坂インターシティコンファレンスで開催された。4件の招待講演とパネルディスカッション、衆議院議員で半導体戦略推進議員連盟会長の甘利明氏の来賓ご挨拶があった。ここでは大きな流れとトピックスのみを二部に分けて紹介する。 [→続きを読む]

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