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見えてきたデジタルグリッドの概念、新しい特許システムへの提案も

見えてきたデジタルグリッドの概念、新しい特許システムへの提案も

セミコンポータルが5月末に実施した「SPIフォーラム 次世代パワーグリッド構想 スマートグリッドの真実」において、スマートグリッドへの理解だけではなく、その問題を解決すべきデジタルグリッド構想を東京大学の阿部力也教授が提案していたが、その詳細が次第に明らかになってきた。同時に特許庁の大嶋洋一氏は低コストの特許システムを提案した。 [→続きを読む]

川崎重工のギガセル、電車走行停止の充放電試験から次世代グリッドに期待

川崎重工のギガセル、電車走行停止の充放電試験から次世代グリッドに期待

送電網(パワーグリッド)では、発電された電力を、消費を渇望する地域へ送り、ネットワークにおける電力を平準化する訳だが、消費する電力よりも発電する電力の方が大きければ余った電力を捨てざるを得ない。捨てないためには蓄電池が要る。蓄電池で電力の平準化を達成、電力損失を半減させた例を川崎重工がSPIフォーラム「次世代パワーグリッド構想」の中で発表した。 [→続きを読む]

グローバルファウンドリーズ、世界中の拠点と28/22nmなど先端技術で差別化

グローバルファウンドリーズ、世界中の拠点と28/22nmなど先端技術で差別化

米グローバルファウンドリーズ(GlobalFoundries)社の将来に向けた戦略が次第に明確になってきた。昨年の4月にAMDからスピンオフしてファウンドリ企業として独立、その後シンガポールのチャータードセミコンダクターも買収して、プロセスのポートフォリオを広げた。2010年1月に統合が完了して5カ月になろうとしている。 [→続きを読む]

人とクルマのテクノロジー展から見えてくる、電気自動車普及の近さ

人とクルマのテクノロジー展から見えてくる、電気自動車普及の近さ

人とクルマのテクノロジー展2010では、電池やモーター、キャパシタ、SiCパワー半導体、電池関連のIT技術など、電気自動車関連の新しい製品・技術の展示が消えた。裏返せば、電気自動車は思いのほか急速に進んでおり、自動車メーカーが全く話をしなくなったということは本格的な商品化が近づいてきた証拠でもある。 [→続きを読む]

英国特集2010・ケンブリッジ大学、実用化に向けた大面積デバイスを研究中

英国特集2010・ケンブリッジ大学、実用化に向けた大面積デバイスを研究中

英国ケンブリッジ大学には、物理学で高名なキャベンディッシュ研究所がある。その物理学の研究所と電気工学科が協力して、大面積エレクトロニクスの開発を行っている。プラスチックエレクトロニクスはそのテーマの一つだ。研究の主体となる組織がCIKC(Cambridge Integrated Knowledge Centre)である。 [→続きを読む]

新しい市場開拓が可能になったFPGA業界、チャンスと脅威が併存(1)

新しい市場開拓が可能になったFPGA業界、チャンスと脅威が併存(1)

FPGAビジネスが変貌してきている。米ザイリンクスとアルテラという2強が争ってきた従来の市場でも消費電力を上げずに性能・機能を上げていく方向に変わり、マーケティング努力次第ではローエンド市場にも食い込めることがわかってきた。この2回にわたるFPGAレポートでは、まず従来のハイエンド市場、さらに新規のローエンド市場を見ていく。 [→続きを読む]

英国特集2010・有機トランジスタを利用した電子ブック、Plastic Logicが発売

英国特集2010・有機トランジスタを利用した電子ブック、Plastic Logicが発売

有機トランジスタを利用した電子ブックQUEが間もなく、発売される。英国のプラスチックロジック(Plastic Logic)社が新しい薄型電子ブックQUEの生産を準備している。今回のプラスチックエレクトロニクスの取材の旅で最初の有機トランジスタを利用した実用デバイスである。 [→続きを読む]

サムスンがロジック向けの32nmファウンドリ戦略をセミコンポータルに語る

サムスンがロジック向けの32nmファウンドリ戦略をセミコンポータルに語る

韓国のサムスン電子が32nmロジック用のファウンドリ戦略について、セミコンポータルに語った。これは米PR会社のGlobalPress Connection社が主催したe-Summitの中で、インタビューに応じてくれたもの。サムスンはメモリービジネスの他にもロジックのファウンドリビジネスを行っている。 [→続きを読む]

英国特集2010・政府設立のPETEC、ビジネスモデルも作り出し自力運営図る

英国特集2010・政府設立のPETEC、ビジネスモデルも作り出し自力運営図る

英国政府の肝いりで設立したPETEC(Printable Electronics Technology Centre)はプラスチックエレクトロニクスの試作を行う施設である。2009年3月、北東イングランドの小さな村セッジフィールドにオープンした。少量生産あるいは試作生産レベルの製造プロセスを開発し、小規模生産と大量生産との綱渡しを行う。 [→続きを読む]

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