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セミコンポータルによる分析

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アナデバ、EVの航続距離を伸ばすIC、運転手の健康を監視するICをデモ

アナデバ、EVの航続距離を伸ばすIC、運転手の健康を監視するICをデモ

Analog Devices Inc.は、Maxim Integratedを買収したが、オートモーティブワールドに出展を予定した新製品にその成果を見ることができる。自動車はこれから半導体デバイスが成長する応用分野の一つである。電気自動車(EV)には欠かせないBMS(バッテリマネジメントシステム)と、運転手の健康状態を検出するバイタルセンシングで見てみよう。 [→続きを読む]

デンソーのJASMへの出資や信越化学・ADEKAの投資など、活発化する半導体

デンソーのJASMへの出資や信越化学・ADEKAの投資など、活発化する半導体

TSMCが熊本県に建設する半導体工場の日本法人JASMにデンソーも3.5億ドルを出資することが決まった。このニュースは、すでに出資を表明しているソニーと3社が発表した。信越化学やADEKAなどの化学メーカーの半導体投資も活発で、ICパッケージ基板の味の素の事例紹介や、ムラタによるバルク弾性波フィルタの米Resonant社買収など、半導体に前向きの動きが相次いでいる。 [→続きを読む]

2021年の世界半導体販売額は11月予測よりも多い5559億ドル

2021年の世界半導体販売額は11月予測よりも多い5559億ドル

SIA(米半導体工業会)は2021年の世界半導体販売額は前年比26.2%増の5559億ドル(約63.9兆円)になったと発表した。11月のWSTSの見積もりでは同25.8%増の5530億ドルだった。出荷された半導体チップの数は1.15兆個に達した。半導体不足の中で生産量を増やしたことで数量も金額も過去最高となった。 [→続きを読む]

半導体不足は長期化しそう、リードタイムは昨年10月よりもさらに伸びる

半導体不足は長期化しそう、リードタイムは昨年10月よりもさらに伸びる

半導体不足が長期化しそうだ。2月13日の日本経済新聞によると、半導体を発注してから納期までのリードタイムが4ヵ月前と比べ5〜15週間伸びた。需要増や企業買収など攻めに転じたルネサスの2021年売上額は前年比38.9%増の1兆円弱になった。需要増による不足を解消するため、中国SMICの生産能力倍増や大日本印刷のフォトマスク増産などに加え、自動車メーカーも在庫を積み増している。 [→続きを読む]

絶好調AMDの秘策は、サプライチェーンの強化だった

絶好調AMDの秘策は、サプライチェーンの強化だった

主要半導体メーカーが2021年第4四半期(10〜12月期)の決算を発表した。それによると、AMDが前年同期比49%増、Samsungは同43%増と好調な企業が多い。半導体企業によるが、一般に第4四半期は季節的に好調であり、次の翌年第1四半期には売上額が落ちるのが通例であるが、各社の第1四半期見通しは第4四半期並みの企業が多い。 [→続きを読む]

EV急発進、東芝300mmライン新設+増強でパワー半導体の生産能力向上へ

EV急発進、東芝300mmライン新設+増強でパワー半導体の生産能力向上へ

東芝デバイス&ストレージ社は、加賀東芝エレクトロニクス社の構内にパワー半導体向け300mmの生産ラインを新設すると発表した。自動車の電動化や産業機器の自動化が狙いとしているが、焦点はやはりEVだ。世界中の自動車メーカーがEVに舵を取り始めた中でトヨタは昨年12月になってようやくEV戦略を発表した。日経は慎重すぎたと表現した。 [→続きを読む]

2021年のスマホ出荷台数は前年比5.7%増の13.5億台に

2021年のスマホ出荷台数は前年比5.7%増の13.5億台に

2021年のスマートフォンの出荷台数は前年比5.7%増の13億5480万台となった。ただし、直近の2021年第4四半期は前年同期比3.2%減の3億7430万台となっている。2021年のタブレットの出荷台数は、前年比3.2%増の1億6880万台となったが、スマホ同様、第4四半期は前年同期比11.9%減の4600万台となった。これらはIDCが発表したもの(参考資料1)。 [→続きを読む]

2022年1月に最もよく読まれた記事は「半導体不足が解消されない」

2022年1月に最もよく読まれた記事は「半導体不足が解消されない」

2022年1月に最もよく読まれた記事は、「当分半導体不足解消はない! ASMLの光学部品工場が火事に」であった。これは、WSTSの最新データを元に議論したもので、加えて、ベルリンにあるASMLの光学部品工場で火災が起きたというニュースが伝わってきたことを述べた。リソグラフィの光学部品は消耗品であり、使用しているうちに劣化するため交換が必要になる。そこで上記のようなタイトルになった。 [→続きを読む]

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