Semiconductor Portal

セミコンポータルによる分析

» セミコンポータルによる分析

マシンビジョンデータを遅延なくTSNで通信可能なSOMをAMD/Xilinxが提供

マシンビジョンデータを遅延なくTSNで通信可能なSOMをAMD/Xilinxが提供

産業用ロボットに使うマシンビジョンに向け、AMD/XilinxはCPU内蔵のFPGAであるSoC、「Ultrascale+」チップを搭載したカメラモジュールに力を入れている。いわゆるフレームグラバーと言われる画像処理ボードを、手のひらに4台のカメラが載るほど小さくした。カメラを賢く小型にすると工場の生産性がぐんと上がる。そのロードマップを明らかにした。 [→続きを読む]

Infineon、量子コンピュータでも解読困難なデジタル署名用セキュリティIC

Infineon、量子コンピュータでも解読困難なデジタル署名用セキュリティIC

量子コンピュータによるサイバーアタックにも耐えられるような高い能力を持つセキュリティ専用チップOPTIGA TPM(Trusted Platform Module)ファミリーをInfineon Technologyが発売した。このチップは10〜20年後の量子コンピュータが本格的に実現される時代をにらみ、時代によって変化するセキュリティ要件をアップデート可能にする強固な認証チップである。 [→続きを読む]

NANDフラッシュの最新ランキング、キオクシアは2位をキープ、3位にWD

NANDフラッシュの最新ランキング、キオクシアは2位をキープ、3位にWD

直近(2021年第4四半期)のNANDフラッシュランキングにおいてキオクシアは2位をキープしたことがわかった。これは、市場調査会社のTrendForceが調査した結果である(参考資料1)。第4四半期では、企業向けSSDを除き、eMMCやUFC、クライアント向けSSDなどのNANDフラッシュの売り上げは前四半期比で低下した。 [→続きを読む]

アナデバ、EVの航続距離を伸ばすIC、運転手の健康を監視するICをデモ

アナデバ、EVの航続距離を伸ばすIC、運転手の健康を監視するICをデモ

Analog Devices Inc.は、Maxim Integratedを買収したが、オートモーティブワールドに出展を予定した新製品にその成果を見ることができる。自動車はこれから半導体デバイスが成長する応用分野の一つである。電気自動車(EV)には欠かせないBMS(バッテリマネジメントシステム)と、運転手の健康状態を検出するバイタルセンシングで見てみよう。 [→続きを読む]

デンソーのJASMへの出資や信越化学・ADEKAの投資など、活発化する半導体

デンソーのJASMへの出資や信越化学・ADEKAの投資など、活発化する半導体

TSMCが熊本県に建設する半導体工場の日本法人JASMにデンソーも3.5億ドルを出資することが決まった。このニュースは、すでに出資を表明しているソニーと3社が発表した。信越化学やADEKAなどの化学メーカーの半導体投資も活発で、ICパッケージ基板の味の素の事例紹介や、ムラタによるバルク弾性波フィルタの米Resonant社買収など、半導体に前向きの動きが相次いでいる。 [→続きを読む]

2021年の世界半導体販売額は11月予測よりも多い5559億ドル

2021年の世界半導体販売額は11月予測よりも多い5559億ドル

SIA(米半導体工業会)は2021年の世界半導体販売額は前年比26.2%増の5559億ドル(約63.9兆円)になったと発表した。11月のWSTSの見積もりでは同25.8%増の5530億ドルだった。出荷された半導体チップの数は1.15兆個に達した。半導体不足の中で生産量を増やしたことで数量も金額も過去最高となった。 [→続きを読む]

半導体不足は長期化しそう、リードタイムは昨年10月よりもさらに伸びる

半導体不足は長期化しそう、リードタイムは昨年10月よりもさらに伸びる

半導体不足が長期化しそうだ。2月13日の日本経済新聞によると、半導体を発注してから納期までのリードタイムが4ヵ月前と比べ5〜15週間伸びた。需要増や企業買収など攻めに転じたルネサスの2021年売上額は前年比38.9%増の1兆円弱になった。需要増による不足を解消するため、中国SMICの生産能力倍増や大日本印刷のフォトマスク増産などに加え、自動車メーカーも在庫を積み増している。 [→続きを読む]

絶好調AMDの秘策は、サプライチェーンの強化だった

絶好調AMDの秘策は、サプライチェーンの強化だった

主要半導体メーカーが2021年第4四半期(10〜12月期)の決算を発表した。それによると、AMDが前年同期比49%増、Samsungは同43%増と好調な企業が多い。半導体企業によるが、一般に第4四半期は季節的に好調であり、次の翌年第1四半期には売上額が落ちるのが通例であるが、各社の第1四半期見通しは第4四半期並みの企業が多い。 [→続きを読む]

<<前のページ 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 次のページ »