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セミコンポータルによる分析

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メタバースに欠かせない半導体が明確になりつつある

メタバースに欠かせない半導体が明確になりつつある

メタバース(Meta-verse)という言葉に見合った半導体開発が始まった。メタとは日本語の「超」、バースは宇宙(Universe)から取った言葉であり、メタバースはその合成語である。メタバースは、AR(拡張現実)/VR(仮想現実)などのグラフィックスを用いてもっと没入(immersive)体験ができる次世代のインターネット応用だと言われている。メタバース用半導体とは何か。 [→続きを読む]

世界の半導体製造装置、2021年は初の11兆円を突破

世界の半導体製造装置、2021年は初の11兆円を突破

2021年における世界の半導体製造装置の販売額は初めて1000億ドル(11兆円)を突破する見込みである(図1)。これは12月15日から東京ビッグサイトとオンラインで開催されるセミコンジャパンの前にSEMIが発表したもの。2020年の710億ドル(7兆9000億円)から今年は44.7%増の1030億ドル(11.3兆円)に跳ね上がると見込んでいる。 [→続きを読む]

VolkswagenのEV投資、IntelのMobileyeのIPOなど車載ビジネスが急加速

VolkswagenのEV投資、IntelのMobileyeのIPOなど車載ビジネスが急加速

日産自動車のEVへの2兆円投資に続き、Volkswagen(VW)も11兆円強(890億ユーロ)投資を打ち出した。車載エレクトロニクスではコネクテッドカーでの特許論争が起き、Intelは買収した車載向け画像処理ソフトウエアのMobileyeの上場を決めた。半導体を確保できたはずの国内自動車産業は10月の世界生産が25%減となった。半導体不足は当分解決しそうにない。 [→続きを読む]

半導体ICの成長率を年初に推しあてる手法をIC Insightsが公開

半導体ICの成長率を年初に推しあてる手法をIC Insightsが公開

年初にその年の半導体IC成長率を予測する新しい手法を米IC Insightsが公開した。これまで半導体の景気を予測する手法は市場調査会社各社によってバラバラであり、根拠については明らかにされないことが多かった。これに対して、IC Insightsが示した手法は定量的な成長率から割り出すもの。その手法について解説する。 [→続きを読む]

Onsemi、HDR140dB/8.3MPのCMOSイメージセンサの詳細を明らかに

Onsemi、HDR140dB/8.3MPのCMOSイメージセンサの詳細を明らかに

車載用CMOSイメージセンサの最大手、Onsemiはダイナミックレンジ140dBと広く画素数が8.3Mピクセルと高い解像度を誇る製品「AR0820」を量産発表していたが、技術の詳細をこのほど明らかにした(図1)。同時に、現在開発中のイメージセンサについて、その問題点と解決策も明らかにした。 [→続きを読む]

将来の省人化・人口減少に備えてドローン開発を進めるスタートアップACSL

将来の省人化・人口減少に備えてドローン開発を進めるスタートアップACSL

ドローンが産業向けに着実に成長し始めている。クルマや人に代わる物流での運送や、鉄塔のような巨大なインフラ設備の点検など、人手では困難な産業用途の作業にドローンを活かすことができる。千葉大学発のスタートアップとしてドローン企業を創業したACSL社は、本格的にドローンビジネスを展開し始めた。2016年7月に同社に入り、現在は代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)である鷲谷聡之氏が目指す、ドローンの将来を聞いた。 [→続きを読む]

11月に最もよく読まれた記事は、先端プロセスで差別化する企業たち

11月に最もよく読まれた記事は、先端プロセスで差別化する企業たち

2021年11月に最もよく読まれた記事は、「先端プロセス活用し独自開発の半導体でライバルに差をつける時代に日本は?」であった。これはブロガーの服部毅氏がAppleの最新プロセッサM1 Maxは5nmプロセスノードで作られており、世界が次の3nmノードへ動き出していることを伝えたレポートである。プロセスノードだけではなく、FOWLPや2.5D、3D構造がいよいよ本格的に採用されている実情も捉えている。 [→続きを読む]

日産、EVへの2兆円投資、EVスタートアップとの競争の時代に

日産、EVへの2兆円投資、EVスタートアップとの競争の時代に

日産自動車が2026年度までに電気自動車(EV)の新車開発に2兆円を投資すると発表した。このニュースは世界中を駆け巡り、EV開発への関心は高まっている。EV化は、これまでの欧州中心から米国でもスタートアップが続出しており、世界の自動車産業はEV化へまっしぐらに進んでいる。EVを前提とした自動運転車のスタートアップへの投資もうなぎ上りだ。 [→続きを読む]

半導体製造装置はピークに来たか?TSMCの売上から見える現状

半導体製造装置はピークに来たか?TSMCの売上から見える現状

2021年10月における北米製、日本製の半導体製造装置はいずれも前年同期比40%増を超える大きな成長率を示した。北米製の装置は同41.2%増の37億4,160万ドル、日本製は同49.1%増の2719億400万円と順調に成長した。直近で見ると前月比で北米製が同0.6%増、日本製は2.0%減とほぼ横ばいといえそうな状況になっている。 [→続きを読む]

ISSCC 2022のテーマは持続可能な社会に向けたインテリジェントな半導体

ISSCC 2022のテーマは持続可能な社会に向けたインテリジェントな半導体

ISSCC(International Solid-State Circuits Conference) 2022の概要が決まった。会議全体のテーマは「持続可能な社会に向けたインテリジェントな半導体」である。半導体業界では当たり前の低消費電力化は、サステイナブル社会実現のカギとなる。低消費電力化は、単なるモバイル応用からコンピューティング、AI、アナログ設計、通信、環境測定へと広がり、新技術は環境負荷を減らすために向けられる。 [→続きを読む]

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