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セミコンポータルによる分析

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クルマは走るデータセンターに、仮想化技術を駆使

クルマは走るデータセンターに、仮想化技術を駆使

自動車用プロセッサにもデータセンターと同様、仮想化の時代がやってきた。車載コンピュータを仮想化して複数のOSやアプリケーションで動かすことができる。NXP Semiconductorが先日発表したドメインプロセッサS32ZとS32Eは、リアルタイム処理と制御処理を仮想化して1チップ上で実行できる。新しいドメインアーキテクチャを象徴している。 [→続きを読む]

半導体市場急落の兆し、要注意へ

半導体市場急落の兆し、要注意へ

このところ、世界半導体市場が黄色信号から赤信号に変わっている。台湾からはTSMCへの注文を減らしたという情報や、メモリ価格が落ち始めているといったニュースが飛び込んでくるようになった。現実にWSTSの4月では、前年同月比がまだ1.12でプラスだが、この比は2月の1.48をピークに、3月1.23、と急落している。2020年12月以来の低い数字だ。 [→続きを読む]

6月に最もよく読まれた記事は「NANDフラッシュのランキング」

6月に最もよく読まれた記事は「NANDフラッシュのランキング」

2022年6月に最もよく読まれた記事は「NANDフラッシュ、22年1Qは販売額がQoQ3%減るも2Qは10%超成長の期待」であった。これは市場調査会社TrendForceが発表した、NANDフラッシュの第2四半期の見通しと、第1四半期におけるNANDフラッシュメーカーランキングを示した記事である。 [→続きを読む]

KDDIの通信障害に見る、コンピュータ機器への影響と回避する半導体

KDDIの通信障害に見る、コンピュータ機器への影響と回避する半導体

この週末はKDDIの通信障害のニュースであふれた。一体何が起きていたのか、日本経済新聞をはじめいくつかのメディアから見えてくるものは、デジタル社会のインフラの重要性だった。またシミュレーション検証がまだ危ういこともわかった。米国ではIntelが巻き返すという記事が目立った。GPUを開発、ゲーム機市場にも乗り出すことを期待している。 [→続きを読む]

2021年のMPUのランキング、4位のAMD、5位台湾のMediaTekが急成長

2021年のMPUのランキング、4位のAMD、5位台湾のMediaTekが急成長

マイクロプロセッサの分類にアプリケーションプロセッサ(モバイルプロセッサ)や組み込みプロセッサも含めた汎用マイクロプロセッサの、2021年上位ランキングを米調査会社のIC Insightsが発表した。1位はもちろんIntelだが、徐々に市場シェアを減らしつつある。x86プロセッサのAMDは4位だが、前年比で56%成長とIntelとの差を詰めつつある。 [→続きを読む]

tinyMLがAIoTを推進、ルネサスはReality AI社買収でtinyML技術を入手

tinyMLがAIoTを推進、ルネサスはReality AI社買収でtinyML技術を入手

エッジAIやエッジコンピュータの意味が通信基地局や工場や企業のゲートウェイを指す言葉に定義されてきた中、エンドポイント向けの端末に向けたtinyML技術が活発になってきた。端末に搭載する超小型の機械学習チップの普及を目指すtinyMLファウンデーションがAutoML技術を推進し、ルネサスはtinyMLに強い企業Reality AIを買収する。 [→続きを読む]

センサとパワーのインテリジェント化に成長の活路を再定義したonsemi

センサとパワーのインテリジェント化に成長の活路を再定義したonsemi

このところ米国の中堅半導体企業onsemiが好調だ。金融関係の権威あるメディア「World Finance」で最も持続可能な企業に2年連続で選出され、「World’s Most Ethical Companies」の2022年の半導体企業4社のうちの1社にも選ばれ、代表的な成長企業としてS&P 500とFortune 500にも選ばれた。インテリジェントパワーソリューションとセンシングに注力する。林孝浩オンセミ日本法人代表取締役社長に同社の戦略を聞く。 [→続きを読む]

TSMCの後工程施設の開所式、熊本前工程工場建設状況など国内工場活発化へ

TSMCの後工程施設の開所式、熊本前工程工場建設状況など国内工場活発化へ

台湾TSMCの日本法人「TSMCジャパン3DIC研究開発センター」(図1)は産業技術総合研究所のクリーンルーム内に施設を建設してきたが、このほど開所式を行った。3DICのパッケージング技術を開発する。6月27日の日本経済新聞は熊本県菊陽町に建設中のTSMCの前工程工場の様子を伝えた。東北経済産業局は半導体研究組織を立ち上げた。 [→続きを読む]

今年のRD20、「国際連携の具体的テーマを決めたい」

今年のRD20、「国際連携の具体的テーマを決めたい」

2019年から始まったRD20(Research and Development 20 for clean energy technologies)は、カーボンニュートラルを達成するための研究開発の国際的な枠組みである。これまでの3回の会議ではまだ参加者が多くなく、もっと世界からの参加を望んでいる。主催する産業技術総合研究所ゼロエミッション国際共同研究センターの近藤道雄氏(図1)にRD20 2022の狙いを聞いた。 [→続きを読む]

動画可能な4DイメージングレーダーをイスラエルのVayyarが日本市場にきた

動画可能な4DイメージングレーダーをイスラエルのVayyarが日本市場にきた

ミリ波レーダーによる人々の安心・安全を見守る、という市場を開拓しているイスラエルを拠点とするVayyar社が日本での活動を本格化させた。1月に法人登録を済ませ、4月には元日本テキサスインスツルメンツ社社長を務めた田口倫彰氏が代表に就任した。製品は5〜10フレーム/秒程度の動画も作成できる4Dイメージングレーダーである。 [→続きを読む]

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